■「自分流を探して」
■ペンネーム E.Oさん
何年もこの試験に合格するまで掛かった私が合格体験記を書くつもりは、始めはさらさらありませ んでした。しかし、合格してみて不思議な体験を随分味わいました。合格まで何年も掛かった私に意外にもかなりの方がかけてくださった言葉は『よく、諦めずにがんばり続けたね。自分も諦めていた事をもう一度やってみようと思うよ!』という言葉でした。『まだやっていたの?』と思っている人の方がずっと多かったかもしれませんが、本当に驚く程周囲の方は喜んでくださり、励まされたと言ってくださったのです。
そして、自分ではもうこんなに何年も勉強し続けているのは『私だけ』と思っていたのですが、合格してみると、実は私は〜年掛かったの。僕は〜年もかかったよと告白してくださる方の年数は多く、自分は本当に出来が悪すぎる、駄目だなあとずっと思い続けてきたことが払拭された数ヶ月でした。そんな事から、もう諦めようと思い悩んでいる再受験の方の参考になればと急遽体験記を書く事にしました。
私は何回か失敗を繰り返したので、不合格になった理由を自分なりに分析してきています。再度、奮起なさって受験される方には私の様な失敗を繰り返さない様に、やってはいけないことを織り交ぜながらお伝えできたらと思います。
全ての合格へのKEYWORDは『自分だけの勉強方法を出来るだけ早い段階で確立すること。』
生活環境もそして何よりも性格の違う人が優秀な人のやり方をただただ真似しようとしても、私には無理と投げ出したくなってしまうことでしょう。私もかなり遠回りしてしまいました。だから、自分だけの方法が必要です。
1.テキスト 私は、テキストにも悩み、感化されやすい性格が災いして本当に沢山の様々なテキストや問題集に手を出してきてしまいました。しかし、テキストは 決して間違いの記述のない、IDEのテキストだけでOKです。法改正の正しくなされていない市販のテキストを何冊もみてしまうと間違った知識が入ってしまい、理解できないどころか混乱をきたすばかりです。
また過去問題集さえあれば練習問題も必要ないと思います。練習問題が必要なのは過去問題には載っていない、今年の法改正部分、一般常識の統計のみです。これもIDEの法改正講座のテキスト、一般常識テキストについている範囲で十分。決してこれ以上広げないことをお勧めします。唯一、私が最後まで並行して持ち続けたのは自分が愛用し続けた横断の本です。自分の頭をいつも整理するためにIDEのものではありませんでしたが、そのフォームが気に入ってずっと愛用しました。
2.勉強スタイル 私は受験勉強の経験もないので、本当に自分の勉強スタイルを確立する事に苦労してしまいました。勉強スタイルは本当に人それぞれ、向き不向きがあると思います。どれ程、勉強スタイルについてのノウハウ本も読破した事でしょう。ただ、それを確立出来たとき、必ず合格の文字が見えると思います。とにかく、出来るだけ早く自分のスタイルを確立するように、してみてください。
非常に変わっている私のやり方ですが、時間の無い私には最後までぴったりと思える勉強方法でしたので、ご紹介します。
私は過去問題集をバラバラにして、間に大きめの付箋、小さめの付箋、シャープペンをいつも持ち歩いていました。通勤の時もお遣いに行く時も会社のトイレに行くときもです。そう、私は外にいる間はいつも過去問を1問でも解く様にしていたのです。勿論間違いの論点は何処か、正しい設問でもキーワードは何か幾つかと言う事に拘る解き方で(答えは大きい付箋に暗号の様に書きます)。
乗り換えの多い通勤ではテキストを読むタイミングがなかなかなかったので、1問でも問題を解き一つでも不安に感じたときには小さい付箋を貼る、それを繰り返しました。そして家に帰った時はその付箋について疑問だった事をテキストで確認する。電車で運良く座れてもすぐ眠くなってしまう私にはテキストを読むのが苦痛でした。ですから私にはこの方法がとても有効だったと思っています。また、余りにも混んでいる満員電車では小さく折った過去問すら見られません。そんな時も、必ず井出先生のテープは掛けていました。
3.惑わされない
勉強仲間を持つことを多くの方が勧めて下さいます。それは不安になった時に励まし合い、参考になる意見を頂ける、何よりつらい時期を一緒に乗り越えて行ける力強さを感じるからだと思います。しかしこれも意思の弱い、感化されやすい私にはマイナス要素が多いものでした。みんながとても勉強が進んでいる様に感じる。自分だけ理解できていない様に感じる。自信がどんどん無くなっていく・・・。優秀な勉強仲間は時として自分の不安を掻き立てる要因になっていました。
そして、ある時からは仲間は作らないと決めました。戦うのは自分と。不安になった時にはIDE塾に分からない事をお電話させて頂きました。不安の要因も聞いて頂きました。先生は既に難関を突破されたプロです。『皆から遅れている?』そんな不安すら取り除いてくださいます。再学習の方で『自分だけ出来ないの?』ともし、思われている方がいましたら自分だけと戦う方法もお勧めします。
合格までの時間が本当に掛かった私に、『誰よりも勉強したという事がきっとこれからの自分の自信になるでしょう。この資格を採るために必要だった時間を有効に使ってきた筈。必ずこの資格を生かしていかれる筈。』皆さんの言葉が合格して本当に嬉しかったです。
『諦めなくて良かった』という事は簡単だけど、本当に大変なんだからとずっと思い続けてきたこの何年か。でも、本当に合格は全て悔しかった何年間を忘れさせてくれました。私は社労士を受けたいと相談される時にいつも言ってきた言葉があります。『1年やって嫌だったら諦めるか、受かるまで必ずやり続けるかどちらかしかない資格だからね。』と。自分が受かるまでやり続けられて本当に良かったです。支えてくださった大勢の方に感謝し、これから一つずつお返ししていけたらと思います。
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