■「自分を信じ最後まであきらめないこと」
■谷野 浩さん
1. 社会保険労務士を目指した理由
私が社会保険労務士の資格を取ろうと思ったのは、今から4年前のことでした。
社会保険・年金など複雑な仕組みをもっとよく知ろうと思いました。また、中小企業診断士の資格ももっていたこともあり、Wライセンスで自分の仕事の幅を拡げようと考えました。
2. 初受験から2回目の受験まで
当初M社の通信教育を受講しました。しかし、勉強の方法がよくわからず予備校の無料セミナーや合格体験記を参考にしながら自分のなりの勉強方法を探しました。
5月に入り、どうしても歯が立たないと思い、W社の答練に通い、模試も6回受けました。
1回目の夏は、選択式35点・択一式35点。科目別基準点はすべてクリアしましたが、実力不足は明らかでした。
2年目は、10月からL社の通学講座に通いました。月100時間を目標に勉強しました。
模試も4回にし、過去問を繰り返し本番に臨みました。合計1000時間超勉強しましたが、
選択式で、労災・社会一般が基準点に足りず、択一式では午前中の悪夢が頭を離れず、結果は選択式22点・択一式29点と惨敗でした。
3. 今年の受験に関して
3年目は、メンタルな部分も克服しなければと考え、学習方法を見直しました。
時間をかけてやっても曖昧な部分(「わかっているつもり」)があり、肢を絞っていく段階で結局正解を選べないことが点数を伸びない原因だと思いました。
「正しい勉強方法×学習時間=合格」だと考え、「理解→記憶(記憶の質と量を高める)→表現(試験で記憶をいかに正しく表現するか)のプロセス」を何回もこなすことが重要だと思いました。
そこで、2年目の5月に法改正ゼミをIDE塾で受講した際、塾長のわかりやすい話が印象的だったので、「通信総合コースN」+「選択式講座、白書対策講座(通学)」を申込みました。
重点科目を「労災・雇用・徴収と年金2科目」とし、「一般科目」は最低のレベルで基準点不足に合わない程度にするという作戦で臨むことにしました。
過去問題集を使い、理由を書き、間違えたところは、「正」の字を書いていきました。一回目は青、2回目は緑、3回目は赤・・・というように間違えた回が何回目なのかわかるようにボールペンを使い、最後の復習時に優先的にどの問題を解けば良いのかをわかるようにしました。井出塾長の講義テープも電車の中やすきま時間に1.5倍速で繰り返し何回も聞きました。「過去問を中心にくり返し解き、テキストに戻る」繰り返しが「理解→記憶の定着」につながりました。
勉強は、予備校の自習室や図書館で勉強しました。
4. 模試と本試験の戦略について
模試は、IDE塾の模試が自宅受験だったので、T社の模試を3回受けました。
T社の結果は3回目でも得点が伸びずC評価(「合格圏内まであと一歩です」というところ)のままでした。
そこで本試験で何点とれば合格するか目標を立てました。
選択式は30点以上、択一式は、科目ごとに労基・安衛、労災、雇用、一般、健保、年金で、5、7、7、4、6、16 合計45点以上取れば合格出来ると考えました。
結果は、選択式は36点、択一式は5、6、7、5、7、6、9の45点でした。
昨年選択式で自分に負けたことから、今年は「合格手形」に「今年これだけやったのだから絶対に合格する」と暗示をかけました。
選択式は昨年に比べ素直な問題が多く、どこに落とし穴があるのか逆に不安になりました。
また手ごたえからして択一式は相当高得点になると予想し、慎重に解きました。
択一式は、得意科目の国年→労災・徴収→雇用・徴収→健保→厚年→労基・安衛→労一・社一の順で解いていきました。
問題の左余白に「正しいもの」の場合は大きく「○」を書き、「間違っているもの」の場合には「×」を書いて正誤のどちらを聞いているのか意識をするようにしました。また、次頁にかかる場合には次頁の一番上に「○」とか「×」とかを書いて、どちらなのか混乱しないようにしました。
問題用紙の最後の余白に10×7の升目を書き、10問ずつ解いて、そのメモに転記してからマークシートに記入するようにしました(わからないものはどんどん飛ばして解いて行きました)。ABCDEのうち絶対正解の場合は「◎」、正解は「○」、わからないものは「△」、誤りは「×」、絶対誤りは「××」と左余白に書いていって、2つに残ってしまったものは「A」と「D」などとメモに書いておき、70問解いて最後に戻るようにしました。
5. 最後に 結果的に合格できたのも、月100時間勉強するという目標を達成するために毎日少しでもすきま時間を作って勉強を続けたこと(結果的に一昨年より勉強時間は少なかったです。)。土日のどちらかに労働科目と社会科目を両方復習して忘れたことを少しでも思い出すよう心がけたことだと思います。「PDCAサイクル」を取り入れて計画と実行をしました。
「忘れるのは当たり前」と考え、忘れないようにすきま時間を使い、継続して学習をしていくことが記憶の定着につながったのだと思います。
やはり家族の協力なしにはこの合格は出来ませんでした。土日に弁当を作ってくれた妻と勉強できる環境にしてくれた子供の協力があってこその合格だと思っております。
そしてIDE塾の先生方をはじめスタッフの皆さん本当にありがとうございました。
受験生の皆さん、特にあと一歩だった方、次はあなたの番です。合格の喜びをぜひ味わって下さい。自分を信じ、悔いのないよう精いっぱいやれば結果はついてくると思います。
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