■「合格には直前期が決め手」
■金丸 宏さん
最初に申し上げておきたいことは,私がこれから以下に書き連ねていく内容は殆ど井出先生はじめ講師の先生方が口をすっぱくして繰り返し言われたことや,合格体験記に書かれていた先輩方の体験によるものです。
0(ゼロ)からスタートし試行錯誤を繰り返していたら,合格どころか社労士になる夢すら消し飛んでいたことでしょう。
時期を見据えながらいくつもの合格のためのツールを用意周到に提供し続けてくださったIDE社労士塾に心から感謝申し上げます。
(1)不合格の原因
私は3回目(H19年)に合格したわけですが,初回(H17年),2回目(H18年)とも,落ちた理由は明白です。試験直前の1ヶ月間何から手を付けたらよいか全く判らなくなってしまったことです。初回は通信で無我夢中でやってきて,直前ではほとんどテキストすらめくりませんでした。2回目から通学夜間に切り替え少しは心作りしたつもりでしたが,直前期は労基のテキストをパラパラ捲るだけでお茶をにごし,試験当日午前の社一でつまづき,午後の択一式はどうでもよい気持になってしまいました。1,2回目それぞれに試験前6日間も休みを貰っていたにも拘らず。
(2)合格への組立
私がこの試験に臨むに当たりまずしたことは,試験予定日から逆算していき,固定されている法改正ゼミ等の日を除き,空いたところに労働,社会,社一,労一等を配置していったことでした。そうして全体像を大雑把に俯瞰(ふかん)し,あとは講義に併せながらその時々に決めていく。私の場合,具体的に決めたのは,年内に労働科目を学習するということです。後のことは年明けに先生に相談し聞きながら軌道修正していくことにしました。決して欲を出して社会科目の予習をやろうなどと思わないことを心がけました。自分にプレッシャーをかけない。「大丈夫,間に合う」と,はやる気持を抑えることにポイントを置きました。
| |
(ア)問題を解く時の留意点
解答する際に特に注意したのは,自分がなぜそう解答したのか必ず理由を書くことです。解らないときは素直に「?」マークを付け,自分に正直になる癖をつける。「?」マークの箇所については,後で必ず正しい答えを導き出すことは言うまでもありません。答えは合っていてもその根拠となる解答が間違った場合は,なぜそういう解答をしたか自分の思考回路を問い正す。すぐ解説文には飛びつかず軌道修正していくよう努めました。 |
|
|
| |
(イ)体験記の読み方
「IDEAじゃあなる」は情報の宝庫。中でも合格体験記は合格するための集積回路のようなもの。ただし,最初から最後までじっくり読んでいる暇はありません。自分の境遇に最も近い方,または感銘を受けた部分だけをピックアップします。例えば,『女性の方で,通信・子育て』とあれば,これは私にはフィットしません。しかし,時間の使い方,心構えの部分はいただいてしまいます。エッセンスだけもらうことは決して悪いことではないでしょう。 |
(3)最後の追い込み
私にとって一番大切な時期です。今回は試験前4日間しか休みが取れませんでした。しかし人は,時間が限られているときこそ強烈なパワーを発揮するようです。
『時間の価値を知っている人間こそが事業の成功者たりうる』とは藤田田氏の言葉です。
私がこの時期にやったことは5年度分の年度別過去問題集,これだけです(もちろん間違った所は当然テキスト等でチェックを入れますが)。私にとってこの問題集はまさにバイブルとなりました。なんといっても過去問で使用不可のところは法改正の予想問題にすり替えてあるのですから。今更乍らこんなに万能な素晴らしい問題集を提供してくれたIDE塾に頭が下がります。
この問題集に取り組むに当たり特に心がけたことは,次の2点です。
1)「本番同様に時間をセットすること」。
ただし,早く終わればその分短縮して次の年度に進みました。
2)2回取り組みましたが,「1回目と2回目の間隔を空けること」。
1回目は7月初旬,2回目は試験日の4日前から。間隔を空けないと問題を覚えてしまっている可能性があるからです(このことは井出先生が講義中に言われたことを忠実に守っただけのことですけど)。この問題集での平均点は,選択式38点,択一式65点でした。
この取り組みにより,本番当日,自信をもって臨んだと言えるほどではありませんでしたが,やることはやったんだという気持にはなれました。本試験の結果は選択式36点,択一式50点と悔いの残る結果ではありましたが。
本番ではなにが起こるかわかりません。しかし絶対に諦めないこと。午前の選択式でつまづいたと思っても,午後の択一式には断じて引きずらず,決して諦めることなく心新たに臨むこと。
最後の最後まで机にかじりついて問題に立ち向かうことこそがあなたを合格へと近づけてくれるものと信じます。
最後になりますが,IDE社労士塾だけを信じてきて本当に良かったと思います。
井出先生,そして講師の先生方,スタッフの皆様に心から御礼申し上げるとともに,3年間支え続けてくれた家族に感謝の気持を伝えたいと思います。
|