社会保険労務士試験 合格体験記

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あきらめずに合格できました。
ペンネーム次郎さん



1.資格挑戦の動機と18年度までの挑戦
社会保険労務士の資格に挑戦して4年目で合格する事ができました。私は51歳の総務系部署で課長をしています。この資格に挑戦したのは、この部署に初めて配属になり何もわからず、必要な衛生管理者になるための第二種衛生管理者の資格を取得したのがきっかけでした。わりと簡単であった為、他に業務に役立つ資格をIDEくん取得したいと社会保険労務士への挑戦がはじまりました。16年度は市販の参考書のみの独学で、選択24点、択一27点、基準点以下は選択2科目、択一2科目で、合格点にはほど遠いものでしたが、そこそこできたのが自信にもなり悔しくもありませんでした。結構軽い気持ちで始めていました。17年度も参考書を替えて同じく独学で少し本気で挑戦しました。この時も前年より良くなっているものの合格点にはまだ遠いものでした。この時点では社会保険労務士の資格に魅力を感じ、将来的にも是が非でも取得しておきたいと思うようになっていました。18年度は絶対に合格したいと望み、一書を徹底的にやろうと決め、市販の「うかるぞ社労士」を徹底的に繰り返し、IDE社労士塾の法改正、年金、白書、選択対策の通信講座も受講し、また疑問点等は「社会保険労務士をめざす人のHP」を利用してN先生へ質問、確認していました。4月頃からは毎日帰宅後早くても深夜1時まで、休日はほとんど全てを勉強に費やして必勝の体制で臨みましたが、結果は選択の労災が1点で基準点に足りませんでした。ただ合格する為だけに全精力を注いだ結果が不合格、この時ほどこの試験の難しさを実感したことはありませんでした。また選択が1点であった苛立ちを先のHPに記載したところ、「基準点に満たなかったというべきである」旨をHP管理者より指摘を受け、差別的な用語を普通に使用していた自分を猛省し、社会保険労務士という資格が意味することを深く考えさせられました。冷静になるとあらゆる面で力不足であることを実感しました。独学の限界を感じ、説明会に参加して井出先生の勉強方法についての話しは初めて接する事ばかりでした。テープは早回しで聞く、過去問ほど出題確率の高い予想問題はない、面倒でも回答には根拠を記載していく等目からウロコでした。過去問を徹底的にやるというのはこういうことだったのかということが理解できました。

2.19年度の挑戦
18年度の労災の選択が1点で、基準点不足で不合格であったことは、独学でしたが必勝を期していただけに相当精神的につらいものがありました。今合格してみると、そのことが社会保険労務士という資格を持つということへの願望を強くし、そして試験への取組みが素直になったことが合格へ繋がったと考えます。その1点は完全に力不足であり、運がなければ合格できないというレベルでしかありませんでした。これでは何年経っても合格できないとの不安から基本からやりなす必要性を感じ、法改正ゼミなどの通信ゼミで井出先生の解かりやすい講義に接し、また塾の説明会で試験勉強への取組み方法など「目からウロコ」であったIDE社労士塾の通信ゼミにお世話になることを決めました。

会社勤務していると勉強時間の確保は問題で、通勤時間、帰宅後も重要な時間です。私は総務部署で、時間的には残業はあまり多くない部署ではありますが、飲み会はあります。勉強のため断ってばかりいると付き合いも悪くなります。そこで私は18年4月に、今の業務のレベルを高める資格である旨を語り資格受験を宣言しました。どこの会社も社員の自己啓発は促進していると思いますので、総務部署におられる方はその一環としてこの資格への挑戦は最適と思います。
19年度は飲み会への誘いも断りやすくなり、周りも気にしてくれて誘いも少なくなりました。お酒はもともと嫌いではないので、最初は誘いを断るのは自分との戦いでもありました。合格する為の勉強時間を確保するには飲んでなんかいられないのは明白です。
通勤はバス通勤でほとんど座れましたので、約50分間、基本書、講義テープ、過去問を利用しました。帰宅後は深夜1時過ぎまで、同じく基本書、講義テープ、過去問に机に向かう日々が続きました。去年の試験の後遺症はあまりにきつくて取り掛かるのが遅くなり、1月頃はまだ雇用保険ではなかったでしょうか。勉強方法は講義テープ、過去問の基本書との照合(過去問の論点確認、NO記載等)、基本書、過去問、確認テスト(過去門と同じ作業をしました)。基本的に講義テープ、基本書、過去問のこの繰り返しでした。講義テープは最初の頃からは相当速くなり、早くなっても理解できるようになりました。たまに普通で聞くと、あまりに遅すぎて聞くに耐えなくなっていました。私は講義テープを聞くのが好きでした。また楽しみでもありました。井出先生の確信ある講義に安心し、励ましに勇気をもらい、また制度の矛盾点や社会保険労務士のあり方などいろんな内容が含まれていました。この講義テープ、基本書、過去問が終わった後は確実に理解度が深まり、テスト問題など論点が明確に解かるようになりました。このサイクルを繰り返すうちに試験直前にはその周期がどんどん短くなり、講義テープは1日あれば1科目聞けるようになっていました。4・5回はこのサイクルを繰り返し、特に深い理解度が必用と思われるポイントについては、早めにある程度時間をかけて取組みました。そして労働基準法の変形労働時間制、健康保険の高額療養費、厚生年金の在職老齢年金などのポイントをカレンダーの裏に大書きし机の前に張り出し何時も見えるようにしていました。結構定着に役立ったと思います。選択については何か対策をしなければと考えていましたが、このサイクルを繰り返し、確認テスト、答案練習ゼミなどに取組む過程の中で、いつしか不安もなくなり、予想問題など特別な対策はしませんでした。

社会・労働一般は、厚生労働省HPから白書を取り出し一度は通読しましたが読みきれず、4・5月頃から基本書と白書対策ゼミのテキストと問題集に取組みました。これは捉えどころがなく最後まで不安でしたが、井出先生の言われるとおりに広く浅くを実践し選択も択一も試験会場で回答を導き出すことができました。

また通信総合コースPを受講するにあたり、教育訓練給付をうけることにし、科目ごとに確認テストがあり、6割以上を取らなければ再提出しなければならず、回答が用意されていない状況で悪戦苦闘しました。この確認テストは当初相当つらいものがありました。わからないと落ち込んでいましたが、朱書きで添削された解答用紙でポイントを再確認することができ、強制的に確認テストを受けていたことが、試験アレルギーを克服でき、答案練習ゼミへもスムーズに入ることができました。

そして健康管理が非常に重要です。18年度は合格する為には少々無理しても仕方がないと、遅れを取り戻す為深夜遅くまで勉強することもしばしばあり、短時間の睡眠で出勤することもありました。そして試験前日はほとんど眠れずそのまま試験当日を迎えてしまい、頭がボーとした最悪の状態で試験を受けてしまいました。19年度は眠れないこともありましたが、健康管理が第一ということで病院に相談し、睡眠導入剤を処方してもらい、眠れない時はそれでぐっすり寝る事ができました。試験当日も万全の体調で臨む事ができたことも大きな要因の一つと思っています。

そして家族、同僚の理解、応援等により、あきらめずに挑戦しつづけたことが合格できたことの最大の要因です。今後は勤務社会保険労務士として会社、また社会へ貢献できる社会保険労務士を目指していきます。

皆様の置かれた環境で勉強方法も変わってくると思いますが、少しでも参考になれば幸いです。

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