社会保険労務士試験 合格体験記

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■「焦らず、謙虚に、工夫して長期受験生活を克服」
■ペンネーム高野るんさん


私は8年かけてやっと合格することができました。
自分は合格するまで人の倍はかかると思っていたので、地道にコツコツ勉強し毎年少しずつ点数を上げていきました。6年目の時、今年は絶対合格できると確信しました。ところがここから先がなかなか前に進むことができなくて、毎年変なミスばっかりしていました。いわゆる“あと1点に泣く”ゾーンに自分も達したことを励みに、けっして腐ることなく勉強を続けました。

先生方は過去問の重要性を強調されていますが、私のようなリピーター受験生は既に問題をすっかり暗記しており、論点を新鮮な気持ちで考えることができなくなっています。頭をリセットできず、過去問を繰り返し行うのが苦痛でした。そこで思い切って過去問を離れ、答練と短期ゼミの問題集を中心に勉強することにしました。IDEの先生方が作った問題はどれもすばらしく、過去問の論点が所々に散りばめられています。しかも過去に○で出題されたものを×問題に作り変えて、論点を別の視点から見ることができるようになっています。更に法改正にも対応していますから、まさにイイとこ取りです。知らないうちに過去問の論点をマスターしていました。直前期にもう一度過去問を解いてみたら、新鮮な気持ちで論点をチェックできました。

問題を解いた後は必ず基本テキストに戻って条文をチェックしました。受験6年目までは、テキスト→問題を解く→テキストの順に行っていましたが、7年目からは、問題を解く→テキスト→再度問題のチェックの順に行いました。長年勉強して頭がマンネリ化している受験生には、この方が脳を刺激して効果的に覚えられると思います。

あと一歩の域に達するとおごりが出てきます。学校では成績が良いので周りからチヤホヤされ質問攻めにあいます。先生方からは“合格”の太鼓判を押されます。でも気をつけて!まだ合格してないんですよ!自分は特別な存在だと思ってはいけません。常に謙虚に基本項目のチェックを繰り返してください。
7年目は最終模試で良い成績だったので絶対に高得点で合格してやるぞーと意気込んでいました。基本的なことをすっかりおろそかにして、試験直前にあやふやな所があっても認めようとしませんでした。こんなに勉強した私がわからない所なんてあるわけない、と勝手に決め込んでいました。最後の年はギリギリでいいから合格させてくださいという気持ちで臨みました。

わからない所を先生に質問すると“深入りしないこと。そこは試験が終わったらゆっくり勉強して下さい”とよく言われました。合格した今、あの頃深入りできなかった年金の細かい所を思う存分勉強したいと思います。

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