社会保険労務士試験 合格体験記

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■努力は必ず報われます
■ペンネーム「T・P」さん


 私は42歳の会社員です。仕事は製造現場であり労務管理とは直接関係のない仕事をしています。最初、私がこの資格を取得しようとした理由は、第一に自分にはまったくスキルがないことと、第2に仕事が海外にどんどん移っておりいつリストラされるかわからず、リストラされる前に他の部署に移りたいと考え、またリストラされたときは年齢的に再就職は難しいと思い独立開業型、仕事しながらでも2〜3年で取得できそうだと簡単な理由で社会保険労務士に決めました。しかし、現実は非常に厳しく資格取得には6年かかりました。

 1年目は合格点に程遠く、2年目には択一が52点取れたのですが選択労基の基準点不足に泣きました。3年目も択一の総得点が1点足らずに、4年目は選択厚生年金の基準点不足、5年目は選択労基が0点で不合格でした。4年目、5年目ともなると全国公開模試をうけるといつでも成績上位者として名前が載りましたが本試験では合格できませんでした。5年目にはさすがに落ち込み、もうやめようとも思いました。しかし、いままでにこの試験にかけてきた時間や、お金はもはや馬鹿にならなく、そしてここであきらめたらその後の人生において自信がなくなるような気がし、また応援してくれた家族や友人を裏切ることにもなるのでもう1年やることに決めました。

 合格した年に受けた講座は、カセットテープゼミ(通信講座)、法改正ゼミ(通学),一般常識特訓ゼミ(通学)、直前答案練習ゼミ(通学)、選択式の傾向と対策ゼミ(通信)、過去問チェックゼミ(通学)以上がIDE塾、ひとつだけW社から全国公開模試を受けました。
また、受験勉強を始めるにあたり自分と合格者とではどこが違うのか合格体験記を読んで探しました。すると、私には基本テキストの読み込みがないということが分かりました。今までの基本テキストの使い方は出来ない問題が出てきたら基本テキストに戻り、その部分をよむだけでした。それでは知識が穴だらけで、また選択式の対策としても不十分です。そこで、今回はテキストを丁寧に勉強することしました。
具体的には、テキストの通読、過去問とテキストの突合せ、テープを聞きながらのテキストの理解、以上のことを一科目二週間で終わることを目標に行ない、また、それとは別にカセットテープの聞き流しを1.5倍の速さで一科目二回を目標に行ないました。テキストの突合せにはIDE塾のホームページにあるテキストの該当ページの一覧をつかいました。

さて、私の一日の勉強時間ですが平日はおよそ1.5〜3時間、休日は6〜8時間でした。平日、私は車通勤なので車内で40分の聞き流し、退社後車内で20分程仮眠をとりドトールコーヒー又はマクドナルドで1時間〜2時間勉強し、家に帰ってから0.5時間〜1.5時間、休日は市立図書館で勉強しました。私の家には3歳の子供がいるので基本的には外で勉強するようにしました。また、カセットレコーダーはいつも携帯しわずかな時間でもすぐテープの聞き流しをするようにしました。これだけやっても全科目一回転できたのは予定より大幅に遅れて6月の始めでした。

私はモチベーションの維持のために4月からの直前答案練習ゼミに通学で参加しました。
地方在住なので特急を使い池袋まで片道1時間10分程度通学時間がかかりました。このゼミでは誤りの理由を書く用紙が配られ問題を解くと同時に理由も書きます。その理由を書くときに周りから聞こえてきたカリカリという大きな音には驚き、また私は誤りの理由が時間内に半分しか終らないのに前の席の受講生は全部書き終わっていて、なおかつ、理由といっても私は単語ぐらいしか書いていないのに細かい字でいっぱいに書いてあることには驚きました。周りの受講生に負けたくないと思いました。また、ゼミは予習をやらずに、復習をゼミ終了後忘れないうちに2〜3日以内に終らせるようにしました。

全国公開模試はIDE塾、W社と2回受けました。結果はIDE塾が択一53点、選択34点,W社が択一52点、選択32点でした。結果を見るとよさそうですが、毎年公開模試の結果がよくても本試験では落ちていたので、点は気にしないようにしました。それよりもIDE塾の選択でマークミスをしてしまい点を落としたので、それ以後見直しに注意するようにしました。また、公開模試は昨年までは4〜5回受けていたのですが今年は2回と減らしました。なぜなら、昨年までは試験を受けるだけで復習ができないことがあったからです。

さて7月も半ばをすぎると直前答案練習ゼミが終了し何をすればいいのか分からない時期がありました。そのときは,2006年版IDEAじゃあなるNO5の「合格のかけはし」を参考にして条文順過去問題集に取り組みました。合格のかけはしは、勉強に悩んだときそれ以外でも非常に実践的で参考になることが多いので必ず読むようにしました。そして、本試験前には会社の休みを2日取り2週間前から書き込みのしてあるテキストの通読を中心に学習しました。通読はいままでに忘れてしまったことをすべて思い出すつもりで読み込みました。

本試験前日は毎年そうなのですがよく眠れません。昨年は医者に事情を説明して睡眠薬をもらって来ましたが、寝起きが良くなかったので今年は近所のサウナにいってストレスを取りさっぱりして10時ごろ寝ることにしました。しかし、例年のようにあまり眠れませんでした。

本試験は明治大学で受けました。午前中の選択式試験はわかる問題からやって行きましたが、労災と社一には最後まで悩みました。社一に関してはDが標準報酬と入れられたのでBとCには両方健康保険を入れて確実に2点を取ることにしました。そして午前中の試験を終ると気持ちを切り替えるため、校舎内を歩きましたが話しをしている受験生はほとんどいなかったです。午後の択一試験は得意の国民年金から始めました。試験の途中でトイレ休憩を入れて、また試験官の許可を取りペットボトルの水を飲みました。のどがカラカラだったのを今でも覚えています。試験後は解答速報を貰わずに家に帰りました。

数日後IDE塾から解答速報が届き、おそるおそる答えを合わせてみると思っていたよりも点が取れていたのでビックリしました。ただ、選択労基のBを3でマークしたので2点救済があるか合格発表日までかなり不安でした。

11月10日の合格発表日は半日有給を取り仕事は午前中で切り上げました。しかし、まっすぐに帰らずに1時間程時間をつぶし心の準備をしてから自宅のパソコンに向かい自分の番号を確認しました。番号を見つけたときは感動しました。また、間違いではないかと3回程確認しました。結果的に今回の試験は選択32点、択一51点基準点全科目クリアで合格できました。

最後に、出来の悪い受講生の私を合格まで導いてくださった井出先生、IDE塾のスタッフのみなさんありがとうございました。また、通学のために駅まで車で送迎してくれた妻、
遊んであげられなかった3歳の娘、応援してくれた家族、会社の同僚、友人達に感謝します。
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