社会保険労務士試験 合格体験記

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■「禍福は糾える縄の如し」何が幸いするかはわからない
■加藤 明さん


 社会保険労務士試験は、大変に過酷なものでした。当初は、1,2年で合格できるものと簡単に考えていました。しかし、取り組んでまず驚いたことは、テキストを一通り読んだだけでは、問題が解けないことでした。今から考えれば、出題された問題の論点がまるでわかってなかったからでした。

 受験生活も6年を超えるころから、しだいに意欲が低下してきました。毎年のパターンで、受験前ぎりぎりくらいで一通り読み込みができるくらいのペースで最後の1ヶ月は、何から手をつけていいやらわからず呆然自失の状態で試験に臨んでいました。
したがって、点数も大体30点くらいしか択一はとれず涙をのんでいました。
さすがにこのままでは、受験生活から抜けられないと考え最後のよりどころとしてide塾にかけることにしました。

 通信で2年、通信+通学答練で1年、やっと試験勉強から開放されることができました。今回、合格できたのは、答案練習に通学を選んだことが大きかったと思います。
勉強のペースは毎年と変わらなかったと思いますが、答案練習を織り込むことで精神的な安定が図られたと思います。半年間に10回も愛知県から東京まで通うことはつらい面も多くありましたが試験へのモチベーションは維持することができたと思います。

 しかし、今回はすべて順調に来たわけではありませんでした。さすがに、中間模試は初めて択一40点を超えることができました。次の最終模試は、また元にもどってしまい本当に落胆しました。一週間、何も手をつけることができず、呆然と時を過ごしてしまいました。しかし、ここで幸いにも合宿に参加することができ、井出先生のお話に救われることができました。つまり択一30点と40点はほとんど実力に違いがないということでした。ですから、30点で自分の実力を嘆くことはないということです。また、最終模試のよい成績に安心すると本試験で失敗する可能性があるとも言われ、かえって最終模試が悪い方が結果はいいのだとも話してくれました。まさに禍福は糾える縄の如しで何が幸いするかはわからないということでした。
まさに、この言葉に救われることができました。最後のスパートも今回は、中間・最終模試の出来なかった問題を中心に取り組みました。試験会場では、やりきった充実感で迎えることができました。私のつたない体験ですが、長期の取り組みをされている方の参考の一助になれば幸いです。ぜひ、次回の試験で栄冠を勝ち取ってください。
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