社会保険労務士試験 合格体験記

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■大切なのは,「人事を尽くして天命を待つ」,そう思えるだけの努力をすること
■塚野 明子さん


今回、3度目の挑戦で合格することができました。私は2児の母であり、現在フルタイムで働いています。人生の中で多分一番多忙であろうこの時期に、なぜこの難関資格に挑んだのか・・そのきっかけは、女性(特に母親)の再就職の厳しさや就業条件の悪さを身をもって感じ、少しでも改善できないのだろうか?という思いからでした。
 
<1年目>7ヶ月間の独学。所謂“記念受験”で当然のことながら玉砕です。
<2年目>市販の基本書+iDE通信(答練ゼミのみ)、条文順過去問、模試受験
2年目は、問題演習に比重を置きすぎ基本事項がおざなりになっていたような気がします。
総合点はクリアしていたものの選択労基で1点足らずに不合格となりました。
<3年目>iDE塾通信総合コース、短期ゼミ、各団体模試
  1. H17年8月29日(第37回本試験翌日)〜10月末まで
    合格の確信がなかったので、試験日翌日から少しずつテキストの復習を始めていました。斜め読みの状態でしたが「H18年の試験に向けて1日も勉強しない日はなかった」という事実が自信につながったような気がします。
  2. 11月〜4月
    この時期の学習方法は、基本テキスト→過去問→基本テキストの繰り返し。昨年の失敗から間違えた箇所や疑問点が生じたら必ず基本テキストに戻るようにし、丸暗記ではなく理解式学習を心がけました。12月からは答練もスタートし、理解が深まったという実感がありました。学習時間は子供達の就寝後PM9:00〜10:30+出勤前のAM7:00〜8:00が基本で、通勤時間や昼休み等の隙間時間はひたすらテープを聴きました。この1年間は井出先生の声を一番聴いていたような気がします(笑)。余談ですが、講義テープの中で先生と同郷だという発見もあったりして、その部分だけ妙に印象に残ったのを覚えています(^^)
  3. 5月〜7月
    GWは“2日間は家族と過ごす”と決め、勉強は就寝前の30分のみとし思い切り遊びました。普段より学習時間が少ないと精神的に不安になったりするのですが、ここはスパっと割り切りました。結果的に気分転換にもなりメリハリがついて良かったと思っています。
    この時期過去問は3回転目くらい。加えて短期ゼミ(選択式、法改正、一般常識)を受講しました。特に昨年涙を呑んだ選択式では穴埋め箇所を記述できるようになるまで繰り返しました。またH18択一労一は白書のオンパレードでした。これに何とか対応できたのは、一般常識ゼミでベースとなる知識や考え方が身についていたからだと思います。
  4. 模擬試験について
    iDE塾の中間模試を皮切りにL社、T社と合計8回受けました。私の場合受けすぎたかな?という感はありますが、試験の雰囲気に慣れること、時間配分、精神力キープのコツを掴めたという点で大変意義があったと感じています。また模試の復習は予想以上に時間がかかるため、全体の正答率が30%を切るような問題は切り捨てました。1日1教科を1時間かけて復習するのではなく、複数教科(但し性質の似ているもの)を何問かづつバランス良く復習しました。私にとってはこの方式が記憶に残り易かったのですが、皆さんそれぞれ工夫なさってみて下さい。

■択一式問題のマークシート記入方法について■
iDE塾の中間模試の際に解答表の作り方やマークシートの記入方法を教えていただきました。過去2年間は、解答を見つけるとその都度マークシート用紙に記入していました。この方法だと最後に見直しをするのが大変で、しまいには「あ〜もういいや」という気持ちになってしまい、何となく解答を選んで終わっていました。今年の試験ではご教示いただいた通り、予め自分で解答表を作成し、先ずそこに解答(A〜E)を記入。その際自信のないものには△や?マークをメモし、見直す時には最初にそこから当たっていきます。一通り解答が確定したら、いよいよマークシート用紙に転記。(この時マークミスをしないよう慎重に!)時間配分としては、13:10〜15:30→問題を解き解答表に記入。15:30〜16:00→見直し、△?マークの絞り込み。16:00〜16:10→マークシート用紙に転記。16:10〜16:30→最終チェックを目安に取り組みました。初めはこの方法に戸惑いましたが、慣れてくると問題を解くスピード感も身につき、とても役立ちました。(ありがとうございます)
  1. 7月〜8月
    学習時間は平日4〜5時間、休日は8時間位でした。IDEAじゃあなるを参考にして毎日のスケジュール管理をするようにし、1日を振返る時間を作りました。この時期にはiDE塾以外にもT社の直前テキストや30日ポイントチェックメール(おすすめです!最終模試を受験するとオプションでついてきます)も利用していました。
  2. 直前期
    幸い夏休みをまとめて取ることができたので、子供達を実家に預け、食事や睡眠以外の時間はほとんど机に向かっていたような気がします。当初から直前期に基本テキストを通読することを決めていたので、この時期を有効利用しました。問題を解くのと違い退屈ですが、是非実行してみて下さい。必ず新たな発見があるはずです。
  3. 本試験前日〜当日
    いつものように勉強していると小1の息子がやってきて、「お母さん応援してるよ!」とお守りを手渡してくれました。「絶対絶対!合格!!」と改めて強く心に誓いました。
    試験会場は東京の成蹊大学。昨年までの大部屋と違い、40名ほどの小教室だったので気分的にも楽でした。午前中の選択式問題。最大の難関は「社一」の歴史問題でした。今まで学んだ知識を集結し、考えに考えましたが全くわかりません。変な汗をかきながら、藁をも掴む気持ちで首にかけていたお守りを握り締めていました。このままではマズイと思い、大きく深呼吸をし、他の問題を見直した後最後の30分を再び社一に当てるよう作戦変更しました。動揺して凡ミスを犯しては下も子もありません。“この問題はきっと皆できないはず…2点を死守しよう”と割り切って取組むことに決めました。(結果は予想通り!)
    昼休みは気分転換をするため、外の芝生に座って食事を取り気持ちの切り替えに努め、午後の択一では、模試で何度も実践した方法で時間配分を決め取りかかりました。労基の長文に面食らいましたが、何も最初から順番に解いていくことはないと思い、労災→雇用→とペースに乗ってきたところで労基に再チャレンジ!労一、社一が終わったところでトイレ休憩(できれば途中に行った方がイイです)気合を入れ直して社会の問題に取り組みました。今考えると、自分でも信じられないくらい冷静で臨機応変な対応が今回の勝因だったのかな?としみじみ感じています。選択32点(社一2点)択一50点という結果でした。

最後に・・・
“人事を尽くして天命を待つ”という言葉がありますが、終わった時には正にその心境で、「これだけやったのだから結果がどうあれ、悔いはない」という充足感がありました。
これまでご指導いただいた井出先生はじめ諸先生方、スタッフの皆様本当にありがとうございました。そして忘れてはならないのは、支えてくれた家族への感謝の気持ちです。
新たなスタートラインに立ち、これから乗り越えなければならない壁は少なくないと思いますが、周囲への思いやりや感謝を忘れずに一歩一歩前進していきたいと思っています。

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