合格体験記(平成17年合格)
I.D.E.社労士塾
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  中野雅樹さん 心に誓ったのは,「基本に忠実な学習から脱線しない」こと
1. はじめに
私は平成14年1月に大病を患い、それから2年間入退院を繰り返していました。退院後も通院での化学療法を必要とし、とても働ける環境ではありませんでした。こんな毎日で考えることはマイナスなことばかり、本当にあせっていました。死の不安と将来への不安です。漠然と過ごしてきた時間を取り戻したい、そう思った時、毎月、高額療養費等の申請で訪ねていた社会保険事務所の仕事を目にし、社労士の存在と次の人生の目標を見つけることができました。
重い書き出しになってしまいましたが、私、43才、男性、家族は妻一人、地方在住です。

2. 初受験
平成16年2月、思い立ったが吉日と、町で一番大きい書店へと駆け込みました。「社労士になろう」なる本をまず読み、試験の概要を確かめ、とりあえず分厚い参考書と過去問を購入しました。私は当時パソコンもなく、情報に乏しく、ひたすら参考書と過去問とに格闘していました。通院治療と並行しての学習でしたが、社労士を目指す意志は並々ならぬものがありましたので、それなりに時間を費やしました、が結果は不合格、選択32点、択一29点。撃沈です。

3. 再受験
さてどうしたものか?町のコミュニティセンターにあるパソコンで検索をし、独学の限界は感じていましたので教育機関を探し始めました。大手5校から資料とサンプルテープを取り寄せ、この先生ならと、IDE社労士塾に出会えることができました。30分程度の講義・答練が録音されていたと思いますが、非常に明快で理解しやすかった事に感激したものです。

平成16年9月、通信講座の申し込みをしました。とは言え無職の身、予算の関係でテキストのみでのスタートです。(カセットテープは後から配本の都度購入しました。)早速前年の労基法・安衛法のテキストが届き、新テキストが配本されるまでの学習法が書かれたリーフレットを参考に精読していきました。中身が濃い。あらためて独学での勉強では甘かったなぁと痛感しました。

平成16年10月、いよいよ新テキストでの学習開始です。「学習の仕方のテープ」、まずこれが大事です。学習計画はこのテープと合格体験者の経験を参考にしました。各人の環境にあわせしっかりと計画を立ててください。私の場合、まず選択式「良くも悪くも7割」択一式「良くて7割、悪くて6割5分」という本試験の合格基準を決め、「基本に忠実な学習」から脱線しないよう固く心に決めました。ですから非常にシンプルに学習を進めて行く事ができたと思います。当然迷うことがあります、そんな時こそ「学習の仕方のテープ」を再度聞いてみてください。

平成17年4月末まで、基本テキストとテープ・過去問・各問題集を中心にしたオーソドックスな学習です。井出先生の言われる1回転目の学習です。やはり不安になりました。全体が見えてこないのです。労基・安衛、すっかり抜けています。4月に入り、答練も開始しましたのでなおさら知識が定着していないことに愕然としました。

平成17年5月、不安な気持ちを持ちながら2回転目に入りました。6月末までを目標に答練とあわせて進めました。やはりこの時期の学習が一番辛いときです。というのもインプットとアウトプットの同時進行は時間も疲労も費やします。私はこの時期、一日平均5時間の学習時間を取りました。しかしこの2回転目で踏ん張れば、ぼんやりとですが全体が見えてきます。私がそうでした。1回転目の基本に忠実な学習が、必ず活かされてきます。何とかなるかも、そう思える瞬間です。

本試験まで50日、全体が見えてきてからの学習は、さらに知識が定着します。この時期、法改正と横断ゼミのビデオを申し込みました。予定外でしたが、ある程度基本ができた自信があったので、無駄にはならないだろうと思ったからです。基本テキストの理解あっての短期ゼミですから。模試は塾の1回、自宅受験です。択一式が41点でした。模試の復習は当然のこととして、この時期は過去問と答練の復習に時間を割いていました。とにかく結果はどうであれ、基本の問題だけは落としたくない、それだけを考えていました。


4. 本試験に思う
各予備校で実施している会場模試に参加しなかったのは、地方に住んでいるという物理的理由もありますが、一度は受験経験があるので雰囲気はわかっているつもりでした。しかし前回の本試験は参加しただけ、考えてみれば何も得てはいませんでした。やはり、試験にはテクニックが必要です。いえ事前の準備と言ったほうが良いかもしれません。特に、午後の択一式350肢を210分で解答に導くのは容易ではありません。拾うものと捨てるもの、瞬時に嗅ぎ分けていく、これは緊迫した会場模試で体得していくべきものと思います。己の実力を見極め、それにあった本試験対策を用意しておけば、要らぬ問題に迷うことなく、実力通りのチカラを発揮できると思います。


5. 本試験結果
結果は、選択式32点、択一式45点でした。択一式復元解答、正解率50%以上46問中43問正解、正解率50%未満24問中2問正解でした。取りこぼしを最小限に抑えることができたと思います。選択式の労基法は難問ではありましたが、安衛法の条文はまず最初に押えておくべき条文として井出先生が要注意と言っていたところです。決して自慢できる点数ではありませんが、基本を中心に、いわゆる三種の神器(基本テキスト・過去問・法改正)を忘れずに学習した結果だと思っています。


6. 最後に
長々と駄文を書き連ねてしまいましたが、最後までお読みいただき有難うございます。IDE社労士塾の先生方へ感謝申し上げ、そして第38回社労士試験合格を目指されている皆様の健闘と勝利をお祈り申し上げます。

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