合格体験記(平成17年合格)
I.D.E.社労士塾
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  若山 章一郎さん 遠距離通勤者の合格事例
長時間通勤者である私は、勉強場所の多くが電車内となり、机に向かうことがほとんど無い状態でも合格できました。受験生の中では特殊な部類に入ると思いますが、似たような境遇の方にいくらかでも参考になればと思い、体験記を書いてみました。

1.プロフィール
宮城県在住ですが、職場が東京であったために単身赴任していました。東京では神奈川にある実家から通い、通勤時間は往復4時間を要しました。仕事は建設コンサルタントの技術職で、11〜5月までは連日22時頃まで残業に追われるハードな毎日(帰宅時刻は0:00頃)を送っていました。また週末は仙台の自宅に帰り、単身赴任で家族にも負担をかけているという事情もあって土日は家族サービス中心の生活を送りました。このような状況ですので、机に向かえる時間はほとんどありませんでした。

社労士を目指すことになったきっかけは、単身赴任を解消するため(仙台の部署が廃止されて現職のままでは絶望的)、この年齢で仙台で働けるものはないだろうか?と考えているときに自分の労災事故が発生し、その時に尽力して頂いた会社の顧問社労士を見て「これだ!」とひらめきました。

2.受験履歴
2回目の受験でなんとか合格できました。1年目は自信過剰だったのか市販本中心の独学としましたが、厚年択一で最低点に達せずあえなく敗退。
2年目は背水の陣で臨み、受験予備校のお世話になることにしました。単身赴任と連日の残業から通学はできないので、通信講座を受けることにしました。

受験予備校は、1年目に使用した社労士VのCD講座で井出先生のなめらかな語り口と非常に分かりやすい解説に惚れ込み、迷わずIDE塾を選びました。しかし、1年目の勉強である程度の知識を有していたことから、選んだ講座はカセットテープなしの「社労士マスターゼミ」でした。(資金に余裕があればカセット付きにしていました。)

3.勉強方法
往復4時間の通勤車内が主な勉強場所になりました。小田急線、山手線、京成線と乗り継ぎますが、小田急線の混雑は尋常ではありません。このような状況でどのように勉強したかと言いますと、まず、立ち位置は車輌の一番端をキープし、身体を連結部側に向けることでスペースを確保しました。連結部付近ですと、途中駅での乗降客の動きにも影響されることがなく、集中できます。日によっては連結部に先客がいますので、そんな時はドア脇に立ち、身体を座席側に向けることで勉強スペースを確保しました。

行きを例にして勉強方法を紹介しますと、小田急線内では条文順過去問を解きます(1時間で100〜150問)。ぎゅうぎゅう詰めの車内ではテキストをカバンから取り出することができないため、解説を読んでも理解できない問題や要チェック問題には胸ポケットに入れておいたフセンを取り出し、貼っておきました。その後、比較的に乗客が少なくなる山手線と京成線内でフセン問題についてテキストを確認しました。この際、テキストの要チェック箇所には胸ポケットに差しておいたマーカーで着色します。
このような方法で、おおむね3日で1科目を回しました。なお、行きに労働科目を勉強したら帰りは社会保険科目をやるようにし、頭がどちらかに偏らないように注意しました。

4.長時間通勤で勉強時間が確保できないとあきらめている人へ
通勤電車内は、勉強の環境としては望ましいものではありませんが、毎日必ず同じように確保できる時間でもあり、どんなに疲れた日でも強制的に勉強時間がやってきます。この環境は、自制心の乏しい自分にとっては実にベストな環境でした。11月〜8月まで、往復4時間の通勤を月に25日したと考えると、電車内での総勉強時間は1000時間におよびます。通勤事情は人それぞれだと思いますが、工夫しだいで立派な勉強部屋になると思います。本が開けないような状況であれば、カセットやCD等による勉強を考えるべきです。

受験生は、車内で寝ている場合じゃありません。

5.最後に
上記のほか、法改正講座や模擬試験等他の勉強もしましたが、それらの活用方法については他の皆さんと同じですので、私は長時間通勤者の勉強事例について書いてみました。勉強のコツは、やはり毎日少しでも継続することだと思います。継続は力なりで、リズムにしてしまうことが大事です。ただ、職場の呑み会や家族のお祝い事などがある日は、休んでしまっても構いません。試験勉強は、家族や周囲の人の協力も必要となりますので、それなりに配慮することも大切です。そんな勉強ができない日でも、見るもの聞くものを社労士分野に結びつけて頭で考えるようにすれば、継続効果が維持されます。(例えば、テレビでバスの交通事故のニュースが流されていた場合、運転手や乗客それぞれにどのような処理や手続きが発生するか等を考えてみる。)

社労士試験は、勉強すれば必ず合格できます。そして、IDE塾の教材は最高です!
皆さんのご検討をお祈りいたします。

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