「本当に合格するのかなぁ」そんな途方に暮れる気持ちに何度もさせられた試験でした。私は仕事が激務で、学習時間そのものを確保するのがなかなか困難でした。
でも、大丈夫、そういう人にはそういう人なりのやり方が必ず見つかるはず。
以下私が実践して結構効果の高かった裏ワザ・エッセンスをご紹介いたしますので、お気に召した方はお試しあれ!
〈単語カードの活用〉
弱点ノートはみなさんそれぞれ上手に作られていて、私もその必要性は感じながらも試行錯誤を繰り返していました。結局たどりついたのがこれで、なるべく大きめの単語カードに何度やってもまちがえる事項、覚えられない事項をとりあえず書き込んでいく。科目は関係なく。ただ何の科目かはわかるようにカードの左端に基準法のマル基とか厚生年金のマル厚とか書いておく。枚数がある程度まとまってきたら科目ごとに並べ直して科目名のインデックスをつける。これが結構すぐれもので、手の中に収まってしまうので、いつも持ち歩いて電車の待ち時間など何度も繰り返して見ていました。何度も見ることで頭にたたきこまれることと、視覚的にも慣れ親しむことで苦手意識がなくなっていくところがいいですね。
〈モチベーションの維持〉
自宅学習はたとえ短い時間であってもマンネリ化してきます。気持ちにダレが出てきます。気分転換も兼ねて私はよく外で勉強しました。よく使ったのはカフェやファーストフードのお店。カウンターの方がより集中力が増す気がします。他のお客さんが監視役となってサボれないのも思わぬ効用でした。ポイントは短い時間しかとれなくも気にせず利用すること。私のような時間のない人はその短い時間の積み重ねでしか学習時間が確保できません。大した時間がないからとスキマ時間をあなどると貴重な時間はあっという間にすぎていってしまいます。
〈本当に時間がない!?〉
スキマ時間は大概掘り出して使っていましたが、それでも試験が近づいてくると時間が
ますます足りなくなっていきました。そこで、まだ空いている時間はないかと探していたところ、探せばあるものです。お風呂から上がって化粧水やクリームをつけたりする時間、この時間くらいはゆっくりしたいとくつろいでいた時間ですが、耳と目は空いていたので模擬試験の解説テープなどこの時間を利用して消化しました。机に向かって解説テープを聞く時間はなかなかとれなくてもこの時間なら余裕でテープをクリアしていくことができたので、消化不良のストレスからも解放されることができました。
〈超裏ワザ学習時間〉
基本的には学習リズムを作ることが肝要、それは私もよくわかっているので、これは非常時にしかおすすめできません。どうしても時間がないとき、仕事から疲れて帰ってきて机に向かっても眠気しかおそってこない、そんなときはとりあえず眠る。そして午前1時か2時頃起きて5時か6時頃まで学習して少しだけ眠って仕事へ。夜中の時間を使うので体への負担等々問題はあるかもしれませんが、一度眠るので頭はすごくクリアになります。また夜中の時間を掘り起こすので4〜5時間のまとまった静かな時間が確保できます。
私は通学総合コースをとっていましたが、この方法で次の授業までにテキストと過去問の突き合わせを済ませることを死守していました。
身を粉にして懸命に指導して下さった井出先生に、合格しなければ申し訳がたたないなと思いながらも、試験当日は逃げ出したいくらい緊張していました。
井出先生はよく講義のとき「この教室に100人受講生がいて9人しか受からない難しい試験なんです。」とおっしゃっていましたが、それを試験会場で思い出し、前の黒板で私の会場の受験者数を数えてみると、300数十人でした。300数十人なら30人か、100人で9人というと少なく感じるけれど、数字のマジックでこの中で30人なら私にもはいれるかもと思うと妙に落ち着いてきました。
午後の択一で年金まで解いてくると(結果もわからないのに)合格の感動で涙があふれてきて、こんなことをしている場合じゃない、ちゃんと問題を解かなくちゃと思いながらも涙がとまらなくて、汗を拭うふりをして涙を何度も拭っていました。
この試験にトライする過程で、合格以外にもたくさんのことを得た気がします。
土日も講義にばかり出かけて迷惑ばかりかけていたのに、あたたかく見守ってくれた家族、支え続けてくれた友人、はげましあった受験仲間、本当に感謝に堪えません。
そして、何より井出先生という素晴らしい先生に出会えていなければ、私の合格はなかったと思います。本当にありがとうございました。
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