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私の体験が、受験生のお役に少しでも立てたならと恥を忍んで書きました。書かれてある内容を反面教師として受け止めていただき、ぜひ短期で合格を勝ち取ってください。
■受験動機がいい加減だと絶対に合格できない。
社労士の勉強を始めたのはおよそ10年前。「合格できたらいいなあ」程度の中途半端な気持ちで資格取得の目的もとくにないまま受験するも失敗。仕事の忙しさ、転勤を言い訳に途中何度も学習を中断。2002年4月、出向命令を機に今後の人生を真剣に考え始める。同年12月、「開業社労士で成功する」と周りに宣言し退職。退職後、妻の応援を受けながら専業主夫、兼、受験浪人生となる。
独学の限界を感じていたことと、1年で合格すると宣言した手前、受験校を検討し、たまたまHPで知ったiDE社労士塾のお試しカセットを聴く。井出先生のさわやかで明快な語り口調にほれ込み、カセット通信生となる。iDE塾カセット通信で2回受験に失敗したときにはさすがに落ち込み、妻にも今度落ちたら離婚だからと宣告され、まさに背水の陣で3回目をトライ。3回目も失敗したらあきらめようと不退転の決意で2005年、最後の受験に望みやっと合格。
合格まで延べ10年もかかった原因を今振り返れば実に明確だったのです。それは、受験の動機がいい加減だったから。
受験生のみなさんは決して私のようにはならないでほしい。「何故社労士の資格を取りたいのか」という確かな動機を持つことが合格の大前提だと思います。そうでなければ時間とお金があまりにもったいない。単なるお飾りでの資格取得なら私はお勧めできません。ぜひ、合格後のイメージをしっかり持って受験に望んでください。
■基本問題を取りこぼすと絶対に合格できない。
2003年、2004年の本試験結果を分析したら基本問題を各科目とも1〜2点取りこぼしていました。過去問で何度も問われている論点なのに表現のちょっとした違いに引っかかり失点。情けないことにこのパターンが多かったです。
結論!過去問は惰性で解くな。そんなやり方ならやらないほうがいい。問われている論点をしっかり確認し、理解できれば過去問は良しとする。何度も繰り返し解いていくうちに問題そのものを暗記してしまうので取り扱いには注意が必要です。
基本問題を取りこぼさなければ絶対合格ラインに達します。本試験では、マニアックな問題は無視して、「基本問題を確実に取る」ことに集中しましょう。
■勉強時間の長さだけ多くても絶対に合格できない。
私は、サラリーマンを辞めて合格するまでの3年間専業主夫でした。時間はたっぷりあり1日平均5時間勉強しました。でも3年もかかりました。何故か。答えは簡単です。集中して勉強しなかったからです。ある程度の時間は必要ですが、大事なのは勉強しているときは集中すること。本試験では集中力が試されます。日頃から集中することを意識し、集中力を高める訓練が必要です。そのために私がとった方法は時間を決めて取り組むということでした。具体的には、この問題は何分で解く、テキストのこの項目は何分までに読み終わるなどです。これは効果絶大です、ぜひ試してみてください。だらだらやってもやった気にはなりますが、驚くほど効果が薄いものです。
あと、図書館の利用をお勧めします。静かで集中できます。私は模擬試験やテキストの精読によく図書館を使っていました。
■「精神的な強さ」がないと絶対に合格できない
精神論を言うつもりはありません。でも試験は水物です。模擬試験でランキングが常に上位に顔をだすような実力者でも本試験では毎年何人もの方が涙を飲むのです。これが社労士試験のむずかしい点であり厳しい現実です。私は、2回目の受験のとき、各団体の模試を計8回受けました。どの結果も合格レベルを確保し、本試験前はかなり手ごたえを感じていました。そこに油断があったのです。常に謙虚に、常に冷静に問題に向かう気持ちが大切です。模試は本試験の雰囲気を掴むために数回、会場で受けられることをお勧めします。度胸がつきますし、時間配分の目安にもなります。模試では難度の極めて高い問題も出題されますが、気にしてはいけません。そんな問題は悪問と思い無視します。誰もできません。できなくても合否にはほとんど影響しません。
■さいごに。自身で扉をこじ開けろ
昨日(05年12月10日)、iDE社労士塾の合格祝賀会に出席してきました。いま、その感激の勢いで書いています。「合格」を手にしたその瞬間から、あなたの前には、いままで知らなかった新しい世界が開けています。私は、現在開業をすべく準備をしているところです。新しい世界への扉はもうすぐそこです。自身でその扉をこじ開け、まだ見ぬ新しい世界へいざ参りましょう。
受かるまで石にかじりついてでも絶対あきらめないこと。みなさんのご健闘をお祈りいたします。
2005年12月11日
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