合格体験記(平成17年合格)
I.D.E.社労士塾
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  匿名希望12さん 社会保険労務士試験受験にあたって〜最後まで絶対に諦めない!
■ 受験にあたって
2回目の社労士試験受験にあたりまず始めに自分の中で決めたことがあります。受験にあたっては、
  1. 絶対合格するという強い意志
  2. 最小限の努力で最大限のパフォーマンスを発揮するための方法の検討
  3. 勉強時間の確保に常に努める
この3点を自分の中で常に意識しながら学習をしてきました。
1年目のあの悔しさは今でも忘れることができません。選択健保であっという間にリズムを崩し、午後の択一も引きずったままあっさりと終わった1年目でした。
結果的には1点救済があったことを合格発表で知り、諦めたことが悔やまれました。

■ 取り巻く環境
私は27才の人事労務部門で働くサラリーマンです。昨年4月に人事異動があり、勤務地が関西から東京へ変わりました。長年暮らした関西を離れ、ご縁のない東京での生活は試験を控えた年にはヘビーに感じたものでした。おまけに時間外が毎日発生する部署で私を取り巻く環境は一変しました。

■ 合格基準点でも有資格者!
社労士試験は、言ってみれば広く浅くの試験です。もちろん決して浅くはないですが、これを深いと感じてしまうと、最小限の努力で最大限の効果である合格というコンセプトから離れてしまいます。この試験に科目別基準点の制度さえ無ければ、深く突っ込んで得意科目を持つという考えもアリだとは思いますが・・・。ではどうやって合格計画を立てたかと言いますと、まず7科目ある試験科目でどうやって得点を積み上げていくか検討していきます。私は択一合格基準点を近年の傾向から44点と見据えました。最低4点の基準点を満たせば問題ないのですからここは自由に計画することで気持ちを高めてください。合格基準点ギリギリでもどちらでも対外的に見た結果は同じです。もちろん合格したという結果だけに限りますが。

■ 勉強スタイルについて
私はこのように合格にあたっての必要な科目ごとの積み上げを設定しました。そこで実際に行った勉強スタイルを紹介させて頂きます。まず私に与えられた勉強時間は大きく分けて3つ有りました。一つは、朝の通勤時間の30分です。二つ目は、昼休みの30分です。三つ目は週末、特に日曜日でした。この3つの時間をどのように利用しようか最初は悩んだものです。平日のほとんどは残業が続き、帰宅が深夜になることが多かった為、早く帰れたときだけ勉強をするというスタイルでした。通勤時間と昼休みはTAC社の暗記カードに取り組みました。

■ 週末の取り組み
週末には、インプット+アウトプットの勉強をしました。インプットは、カセットテープ&テキストでの学習。それが終わると該当箇所の過去問&答案練習ゼミを回しました。過去問は何度も何度もやるべしというのは良く聞きますが、過去問だけを何度もやっていたら、まず普通の人間であれば、答えを覚えてしまいます。あぁ、これは○だ×だと自分ではイカンと思っていても条件反射的に何度もやるうちに判断してしまいます。よって、過去問&答案練習は単体で取り組むのではなくテキストとセットで取組むことをお薦めします。また、問題演習の際には、間違いの肢については間違いの理由を書き出す学習方法が面倒なように見えて効果抜群です。頭で○×の判断をする際に、書き出すことできっと本当の理解が進むのだと思います。ちなみに1年目はこの方法は面倒くさくてやりませんでした。どこの予備校でも言っていることですが、基本テキスト→問題→基本テキストのサイクルが王道ではないでしょうか。

■ 合格メソッド 基本テキスト+過去問題
試験までは、不安で一杯だと思います。例えば、誰かがこの教材を使ったら点数が伸びたとか、このテキストを使ったらどうだとか一杯耳に入ってくるかもしれません。しかし、あくまで合格が目標です。武器をたくさん持っても一度にはたくさん使えません。私は試験が終わるまで書店の社労士コーナーには行きませんでした。行けば絶対に買ってしまうという弱い心が生まれるだろうと思ったからです。あれやこれやと絶対に手を出さないことが最小限の努力で最大限のパフォーマンスを発揮するのだと言い聞かせました。私が使った教材は、IDE塾の教材とTAC社の暗記カードだけです。自分の使うと決めた教材を信じ抜いてください。

■ 試験1ヶ月前からの取り組み
試験の1ヶ月前まで、だいたいこのような感じで取組んでいた次第です。試験1ヶ月前のTAC模試は、選択22点、択一24点でした。1年目の貯金は無残にも使い果たしたようで、すっかり忘れていることばかりのこの点数でもまったく落ち込みませんでした。むしろ、しっかりと思い出して基本に徹すれば、積み上げ可能とプラスに考えました。翌朝から眠いのを我慢し1時間早く毎朝6時に起きて、TAC模試の復習と基本事項の洗い出しをしました。その結果、翌週のLEC模試では選択31点、択一37点に伸びました。この瞬間、もしかしたらイケルのではないか?また、基本事項の積み上げだけでも伸びると感じたのです。模試はこの2大予備校の最終模試のみの受験でした。

■ 試験1週間前のラストスパート
試験1週間前の取組みにあたっては慎重に計画を練りました。会社の夏休みを試験の1週間前に取得することを前もって上司には伝えておきました。これだけのまとまった勉強時間を確保できるので、無理と無駄のないようにだけ考えました。ラスト1週間の取組みは以下の通りです。
  • 基本テキストの通読を中心とした学習とする
  • 1日3科目以上を回し、時間帯は午前1・午後2・晩の設定とする
  • 基本テキストであやふやな所が出たときに、該当箇所の過去問を解く

試験日1週間前から上記を目標として真剣に取組みました。今でも覚えているのが試験日の2日前でしょうか、異常に頭が冴えだして、冗談ではなく合格できるかもしれないとふっと頭をよぎった瞬間がありました。せっぱ詰まった状態になれば、人間は結構な力を発揮するのかもしれません。あくまで、1ヶ月前の模試などどうでも良いわけです、本試験の日にピークを持って行くことを心がけるのが良いと思います。

本試験前日まで決して力を抜くことはしませんでした。試験1日前はリラックスが良いと聞きますが、一番神経が研ぎ澄まされているときなので時間を惜しみ、ゴリゴリやりました。私は典型的な夜型人間でしたが無理に試験1週間前に朝方に切り替えたりはしませんでした。むしろできなかったというのが本音です(試験1週間前も日頃の疲れが抜けなかったので11時過ぎまで毎日寝ていました)。

■ 試験日当日の注意事項
試験日当日は、各予備校が配っている予想問題を貰いました。1時間前には席に着いていましたから3社分程度は余裕をもって確認できました。結構各社の予想は当たるので是非利用してください!試験会場にはTACの暗記カードしか持って行きませんでした。ちなみに、青山学院大学で受験したのですが、フロアには男子トイレの小が3つと大が2つしかなく、試験開始15分前など大行列でしたので気を付けてください。早めに会場に着いてトイレの場所は確認しておくことをお薦めしておきます。

■ 試験中のトイレ休憩の奨め
試験中は想像以上にエネルギーを消費します。トイレに行きたくなくてもトイレ休憩を取ることをお奨めします。青学会場の私が受験した教室は、机と椅子が一体型の席で非常に狭くて辛かったです。私は選択式の時はトイレ休憩を取りませんでしたが、午後は計画のうえトイレ休憩を取りました。

択一式は、労災→雇用→労基→一般常識→健保→国年→厚年と取組みました。トイレは労基or一般常識が終わり次第行こうと決めていました。これが的中しました。労災→雇用と取組んだのですが非常に取組みやすく一気に調子が出たのです。結果的にここで9点ずつの18点を確保できたのが大きかったです。労基に戻るとなにこれ?と思うほどの長文ばかりでしたがテンションも上がっていたので苦もなく取り組めたので、このまま一気に一般常識までなだれ込みました。一般常識は労働編で手応えがあり疲れたのを覚えています。ここで満を持して、手を挙げ試験官を呼びトイレに行きたいと告げました。トイレには試験官と一緒に行くのでその際に、トイレから戻った際に飲み物を飲みたいと合わせて告げました。試験中に水を飲むことはできますが、実際は、机の上に置いてはならず、足下にペットボトルを置くことになります。おまけに飲むにも手を上げて試験官を呼ばないといけない上に、入退室可能時間のみに限られています。何かと制限が多いので要注意です。トイレ休憩と水を飲むことはきっと良い気分転換になるはずです。私の受験した教室は200名程度収容されていましたが、案外トイレに行く人は少なかったのを覚えています。

■ 最後に
結果的に選択34点・択一56点で基準点を全科目クリアの上合格できほっとしています。また、この社労士受験にあたっては家族の協力無しには合格はなかったと確信しています。私はただ単純に勉強時間が取れなかった為、手を広げることなくシンプルに限られた教材に取組んだだけです。結果的にこれが功を奏した次第です。あと、試験中は決してここまで点数が取れているとは思ってもいませんでした。帰宅後、各社から発表された解答速報を見て手が震えました。皆様も是非、自分にとって一番無理のない心地よい勉強スタイルを見つけていただき、合格をもぎ取っていただけたらと思います。最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。
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