4回目の挑戦にてようやく合格する事ができました。1年目は、よくCM放映されている会社で受講したものの半分も点がとれず惨敗。2年目は、ネットの書き込みで評判だったIDE社労士を受講し、択一であと3点足りず不合格。そしてもう大丈夫だろうと思った3回目。選択健保をなんとか2点で切り抜け、択一総得点も48点稼いだにもかかわらず択一健保で痛恨の2点と基準点不足、もうやめようと考えておりました。
しかし、3年間でせっかく溜め込んだ知識を無駄にすることはできないと年明け1月から心機一転し、なんとか選択34点(うち労基2点)択一43点の本当にハナ差の勝利でした。
とこう書くと悲壮感が漂うような感じですが、決してそのようなことはなくむしろ楽しく勉強をしてまいりました。もともとの動機が、自分の知らない世の中の仕組みを理解したいという事でしたので、仕事もし、趣味も十分に楽しんだ上での合格でした。特に、昨年(2005年)は大好きな阪神タイガースが優勝したこともありナイター中継に気をとられることもしばしば(阪神は、勝つときも負けるときも接戦が多いのでなかなか目を離すことができません)。したがって、少ない時間でいかに集中して勉強をしていくかに主眼をおきました。
私は自由に使えるお金があまりないので、通信ゼミ(カセットなし)と通信での答案練習ゼミおよびO社での2回の模擬試験しかこの3年間受講していません。具体的な勉強方法としては、テキストをしっかり読む。読んだあとに別冊の学習レポートと確認テストでしっかりと押さえました。これを1月から7月まで3回しました。ここで良かったと思うのは、テキストに学習日付を3回目までしっかりと記入していたこと。これにより、3回目4回目と受験する時に昨年に比べての進捗がしっかりとチェックできました。
それに加えて、答案練習ゼミ。普段テキストの文字しか読んでいなかったので、カセットでの井出先生の肉声はとても新鮮でした。特に、解答解説での解答を引き出すまでの論理的な道筋は本当にためになりました。例えば、労働基準法や安衛法は使用者を取り締る法律である→使用者に罰則の適用があるが、基本的に労働者に罰則の適用はない→機械・器具を設計するものは労働者である→したがって罰則の適用はないので努力規定となる。このような論理を覚えていけば丸暗記せずともある程度応用が利きます。これも1月から7月まで2回繰り返しました。
あとは過去問題。これも2回繰り返し。すなわち1月から7月まではテキスト→確認テスト→答案練習→条文別過去問題の順で各教科押さえていきました。確認テスト以降では回答を書き込むのではなくパソコンで入力し2回目3回目以降同じ間違いをしていないかチェックをしながら理解を深めていきました。具体的には、下記のシートで
|
|
A |
B |
C |
D |
E |
回答 |
正誤 |
| 労基法 |
問1 |
× |
× |
○ |
× |
? |
C |
○ |
| 労基法 |
問2 |
○ |
× |
◎ |
◎ |
○ |
B |
○ |
問1は、Cが○だと思うがEのような気もするのでEに?を打って答え合わせで要確認。問2のC,Dの◎は自信の○というふうに一選択肢ごとに理解度をチェックしていきました。
8月の約一ヶ月は、問題演習。答案練習、過去問題の3回目および模擬試験を中心にひたすら解いていきました。模擬試験はよく点数を気にするなと言われますが、正直気になりました。私のように勉強時間が限られている人間は、模試の点数が低ければまず挽回不可能と思います。模試までに択一40点以上とれるように計画を立てて実行していくことが肝要です。
さて、試験本番。もうやるべきことはすべてやったのだから、できるだけリラックスすることを心がけました。テキストも持っていかず、暗記用のカンペだけ(雇用保険の所定給付日数の表と高額療養費の算定基準額のみ)。あとは、スポーツ紙を読んでいました。
実際に試験問題にとりかかると難問の数々に閉口しました。正直また来年もと思い、わざと答え合わせをせず復元解答も出しませんでした(すみません)。合格発表までの2ヶ月間はできるだけ試験のことを忘れよう忘れようとしていました(阪神タイガースが忘れさせてくれました)。それだけに、HPにて自分の受験番号を目にした時は本当にうれしかったです。
こんないい加減な私ですが、いい意味でも悪い意味でも何かの参考になればと思い体験記を書かせていただきました。私は、合格できるという信念を持てというような根性論は否定しませんが、短時間でも集中して楽しんで勉強するということも心がけていただければと思っています。皆様方のご健闘をお祈りいたします。
|
| |