合格体験記(平成17年合格)
I.D.E.社労士塾
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   匿名希望10さん ワーキングマザーの合格までの奮闘
私は二人の小学生がいるシングルワーキングマザーです。ご想像のとおり時間も(金銭的な余裕も)あまりありませんでした。でも時間がないことを理由にあきらめてしまわれる方に少しでも希望を持ってもらおうと私の社労士合格までの経験を書こうと思います。

私は職場で経理、労務等一通りのことをやっていますが、経理は会計士の先生に、労務は社労士の先生に顧問についてもらっているので、広く浅い知識はありましたが、専門的なことはわからないでやっていました。そこで収入UPをはかり(資格手当を期待)、自信をもってスペシャリストといえるように今の仕事に関係の深い社会保険労務士の資格をとろうと思ったのです。

私の勉強方法ですが、まず、夜や休日に長いこと子供を置いていくことはなるべく避けたかったので通学はできず、通信教育にしました。ただ、テキストだけでは無理だと思ったのでテープの教材が入ったものを選びました。一年目は料金の安いフォーサイトと住宅新報社の過去問CDで勉強しました。何とか一発合格を!とがんばりましたが択一で一点足りずに涙をのみました。どこかで「社労士の試験は過去問を10回もやれば絶対受かります!」と言っていたので甘くみていた部分もありますが、模試も受けていなかった私には第36回の試験はびっくりするほど難しく感じられました。試験が終わった時点でこんな難しい試験だったら何年かかっても受からないかもしれないからもうやめてしまおうか?と迷ってしまいました。なにしろ子供たちにも我慢させている部分もあったし、長く受験生活をしている余裕もなかったのです。でもせっかくやり始めたことだし、あと一年がんばってみようと思い直して今度はじっくりとIDE塾の通信の総合コースをうけることにしました。

IDE塾のテープを聞き始めて、「もう一年やってよかった」と思い始めました。テープの量は半端でなく多かったですが、説明中に具体例をあげてくれているのでよく理解できるのです。覚えるときに、条文そのまま暗記はできませんが、その条文にあてはまる事例や人をイメージしてみると良く理解できます。井出先生の講義には例えば・・という事例を入れてくれているので記憶に残るのです。一年目で理解できなかった部分や勘違いしていたこともわかりました。

勉強時間
まずは朝夕の通勤時間。電車が混んでいてテキストが広げられなくてもテープがあれば時間が無駄になりません。 あとは子供が寝た後、10時くらいから2時間ほど、ですが、途中で眠くなってしまうことも多く、実際に集中できるのは1時間程度でした。試験前半年前くらいからは昼休みも勉強するように努力しました。
こまぎれの時間も大事です。テープを聴きながら家事でもできればよいのでしょうが、子供がアニメをみている部屋でテープも聴けないので、テキストのまとめ部分やポイントマスターのページをじっと見てからお皿洗いなどの家事をするのです。頭の中でだけでも要点を復習してみます。あやふやな点があったらちょっとテキストを見て確認です。特に試験直前期はかなりの知識が頭の中にはいっているはずですから有効です。いつでもどこでもできるはずです。

勉強初期
テキストを読むのは最初とても苦痛でした。テープを聴いてはじめて「なるほど」と理解したつもりでも、過去問を解いてみるとさっぱりわかっていないことを思い知らされるのです。そこでテキストにかえって論点を明確にします。初期はこの繰り返しです。何度か過去問を繰り返すうちに、はじめはぼんやりとしか見えていなかった論点に焦点があって、テキストがくっきりとみえてくるのです。
 あと、目次をながめて体系をつかむことをお勧めします。頭の中の記憶の引き出しをつくるときに役に立ちます。体系的にわかっていると記憶が取り出しやすくなるようです。また、あやふやな点を確認するときにどこに書いてあったかすぐに確かめられるようになります。

記憶
ある科目が終わるころにはその科目の過去問は100%正確に回答できるようになっていたのに、ほかの科目の勉強をはじめるとあきれるほどすっかり前の科目を忘れているのにはショックをうけました。ところてんのように記憶がぬけていくのです。新しい科目を学習するときもエネルギーを必要としますが、もう一回戻って復習するときはいつも自分の記憶力の悪さに自己嫌悪におちいりがちでした。何度勉強を投げ出したくなったことでしょう。がんばりどころだと思います。

年金
年金の科目に入ると、今まで2次元の世界だったものが3次元になったように感じました。多分時系列が入ってくるからだと思います。急に複雑になったように感じました。でも、あまり考えすぎないほうがいいと思います。つい年金だと、あんな場合は、こんな場合はと考えてしまうのですが、時間の無駄になりがちです。まずは今まで過去問にでた論点を確実に押さえたほうが効率的だと思います。

勉強後期
はじめは時間がかかっていた問題集もだんだん早く解けるようになりました。私はIDEの過去問、労働、社会の問題集、答案ゼミを繰り返しました。わからなかったところ、あいまいなところはテキストをみて確認です。最後のほうは一日に何科目も少しずつ問題を解きました。最後の1週間は本当によくがんばりました。職場には夏休みをとりますといい、子供には仕事へ行くといい、図書館に朝からこもって勉強しました。今まで覚えなかった数字関係も詰め込みました。

模擬試験
各種団体で模擬試験をやっていますが、私は2年目のときにTACとLECの試験を受けました。値段が安く、テープや問題集をもらえるし、試験の時間配分がわかるので大変お得だと思いました。

2年間の受験生活でしたが、いつも全力で集中できていたわけではありません。途中で「やっぱり私には無理かも」となげだしかけたり、だらだらモードの日が続いたり、テキストをひらいていてもさっぱり集中できずに時間を無駄にしたり・・・。でも途中であきらめなくて本当に良かったです。やる気がない日が続いても、また復活してきます。人間ですから体調や気分にムラがあるのは当然です。しばらく気分転換するくらいは大丈夫です。あきらめないで続けることが大切です。

あまり恵まれた受験体制ではなかったし、40歳も過ぎて記憶力が衰えだした私ですが今回の試験を選択35点、択一48点で無事合格することができました。井出先生のすばらしい講義、丁寧に質問に答えてくださったIDE塾の先生方、応援してくれた子供たち、両親に本当に感謝したいと思います。ありがとうございました!

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