社会保険労務士の受験を考えた時に一つだけ決めていた事がありました。“タイムリミットは2年”
ネットで調べた所では資格取得までの平均年数が2年と書かれていたので、何となくそう決めたのです。2年やって駄目だったら自分には向いていないものとして諦める。実はこの試験がそんなに難しいと知らずに始めてしまった故の大胆な目標でした。1年目は何が何やら解らない状態のまま本試験に突入。結果は推して計るべし。よくある話です。
2年目は学習方法を変えてみる事にしました。
1年目にやらかした失敗を素に自分なりに考えた方法なので参考にならないかとは思いますが一応書かせて頂きます。
1年目‐基礎マスターゼミ、一般常識ゼミのみ
失敗した事
- 時間が掛かっている割に頭に残っていなかったテキストの読み込みを中心に勉強してい たら、アウトプットの訓練が足りなかった。
- 1問1答ばかりやっていた為5択問題を解く訓練が足りなかった。
2年目‐日曜本科コースと全ての短期ゼミ、答練。カセットテープは全巻購入。他社の5択形式の過去問購入
以下が改正した項目です。
1.時間の省略
- 粗読を省略・・・2年目からは書いてある内容の予測がついているので思い切ってカット。
- 過去問の照らし合わせ・・・最初に過去問の論点をテキストにマーカーしてしまう。(精読に入った時に重要箇所がハッキリしていて読みやすい)
- カセットテープを聴きながら精読・・・この時点で先生が指摘されたポイントはテキストに書き込んでしまう。
これだけでも毎週の予習は間に合わせるのが大変でした。ちなみに私は授業のノートも作りませんでした。後でテキストと照らし合わせるのが大変なので、ポストイットに書いて直接貼る。テキストの見栄えは悪くなりますが、1冊で勉強出来るので便利です。
2.アウトプットの訓練
- 何もしない・・・答練の日は本当に全くその教科の予習はしない。最初の選択式はそれは悲惨な結果になりますが、解説を聞いているうちに記憶が甦り、午後の択一を解く頃には習った事が思い出せる様になります。その代わり復習はしっかりやりました。自分の忘れ易い箇所がよく解るのでそこはテキストをじっくり読み返します。意外に基本的な所を忘れているのでショックです。
3.5択問題の訓練
- 答練と他社の問題集、そして模擬試験・・・同じ問題でも意外に5択で出題されると解けなかったりします。最後に2択、3択になった時にどれを選ぶかは勘です。この勘は訓練で養うしか無いのではないかと思います。ひたすら問題を解きました。
最終的にはテキスト、答練、過去問は2回転。短期ゼミの問題集は1回転しか出来ませんでした。本当に1年間何をやっていたんだ?という位の量で驚いてしまいますが、予習→講義→復習の繰り返しに模擬試験の受験と見直しをやっていたら、8月になってしまってました。
■本試験当日
当日はIDEや模試を受けた団体から届いた直前ポイントチェックの小冊子のみを持って早めに会場へ行きました。会場の下見はしてあったので迷わず着けました。各社が配ってる直前ポイントは全て受け取り、試験開始迄にそれらに目を通しました。
試験後は“出来た気は全くしないがやるだけはやった”という達成感(手応えではない)に満ちてましたが、緊張しすぎでその後3日ほど寝込みました。でも、何とか。目標の2年間で合格を手にする事が出来ました。
■最後に一発合格を狙う人に・・・(他の方には言わずもがなですので)
- テクニック受験を否定しない:理解学習が素晴らしいのはもちろんですが、全部を理解するのは大変です。割り切った勉強法も時には必要かと。
- ゴロ合わせを馬鹿にしない:数字はゴロ合わせ無しで暗記するのは辛いです。かといってゴロ合わせを覚えるのに時間を掛けるのもどうかと思います。覚え易いのだけ利用すると良いと思います。
- 他社の模擬試験は受ける:“訳解らない文章”に慣れておかないと本試験でパニックです。他の団体の問題文はとても読みにくいです(誉め言葉)。あと模試に特典として付いて来る問題集やメールマガジン等のサービスも魅力です。活用してください。
今回受験会場の建物にトイレが無いと聞いて不安な気持ちで当日会場に着きましたが、IDEで同じクラスの方が親切に試験開始前の大事な時間を割いて私をトイレの場所まで案内してくださいました。下見をする事が出来た私はお陰で安心して試験を受ける事が出来ました。受講生同士の関係も試験には大切なんだと実感しました。昼休み中、勉強するのも悪くないですが周りの人達と交流してみるのもいいかもしれません。
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