去年の10月頃私は自分の勉強方法に悩んでいました。
その年、私は自分でももう勉強できないと思うほど頑張ったつもりでした。でもだめだった。同じような境遇で同じくらいの勉強時間だった勉強仲間が何人も合格し、そのうちの一人は私と同じママさん受験生でほぼ同じ勉強時間、6月の模試が私と同じ点だったのに本試験でその人は合格、私は不合格。いったい何が違ったのか。試験後、しばらくどうしたらよいかわかりませんでした。
何人かの先生に相談しいろんな人の話を聞きました。
そしてまず私は気持ちの上で逃げている部分が有ることを認めざるを得ませんでした。勉強の仕方も問題中心の穴がぼこぼこある勉強をしていることに全く疑問を抱いてなかったのでした。テキストは 問題をやってその解説としてその前後の部分を読んではいましたが、通してテキストを読むことはほとんどしなかったのでした。基本が通信だったのでテープで先生が「読んでおいてください」といわれた部分やとばされた部分は全く読んでなかったし「ここは出ない」と思った部分は とばしていました。
そんな中であるセミナーで聞いた言葉が私を打ちのめしたのでした。
「選択健保で落ちた人(0点)は択一で落ちた人より合格から遠いのですよ」
「テキストに載っていることは何を問われてもきちんと答えられなければならないのですよ」
択一で合格点をとってはいてもテキストをきちんと勉強していないためあちこちに穴があって、そこを問われたら・・・そう問われてしまったのです
今年勉強するに当たり、基本に戻ってテキストを丁寧に勉強することを第一にしました。
ちょうど今年からide塾の大阪での通学基本講座が始まり、ラッキーなことに井出先生がメインで来られるということで それと短期講座のセットを申し込みました。
講座は月に2科目ずつ。12月から始まるので11月中旬までは労働基準法関係の一般書と年金改正の雑誌などを読みました。私は労働基準法が苦手だったので少しでも勉強の助けになるようにこの時期に一般人向けに易しく書いた本を何冊か読んでいました。
11月終わり頃から 12月の講座の労働基準法と安衛法の勉強を開始。今年の講座は月の第3第4土日にあったので 毎月その月の科目を 予習中心で2科目ずつやることにしました。まず過去問をやりながらテキストと突き合わせ、赤のアンダーラインを引き横に出題年度と○× 過去問の番号を書き、同じように学習リポートの過去問もその表示をしてテキストに赤のアンダーラインを書き込んでいきました。法改正は テキストの章の扉に書いてあったので本文の改正部分に緑のアンダーラインを引きました。後で講義中や法改正講座で指摘があった時にも抜けていたら緑のアンダーラインを引きました。模試はできなかったものやあやふやだった部分をテキストに青色でアンダーラインと欄外に団体の名前。選択式は 黄色のマーカーで塗り過去問の時は赤のアンダーラインも引き、先生の指摘のときは黄色のマーカーだけ引きました。去年適当にいろんな色のマーカーを塗りカラフルなだけで 重要さがわからないテキストにしてしまったので 今年は色に意味を持たせ後で違う色も使えるように選択式の黄色の塗りつぶし以外はすべてアンダーラインをひきました。今年は色で 過去問か先生の指摘か法改正かが一目でわかるようになりました。また同じ部分にいろんな色が集中することもわかっていたとはいえ一目瞭然でした。平行して テキストをはじめから繰り返し読みました。講座の直前には その科目はテキストを読んでわからない部分はない、一応理解できたというところまでテキストを読んでのぞみました。講義の中で 先生から指摘のあったところはピンクのアンダーラインを引きました。それでも 講義を受けているうちわからない部分が出てきて どの科目も 自分の予習してきた勉強の甘さに毎回うなだれて帰りました。講義の時間は限られている上に2週連続で土日4日間はとてもきつかったのですが、ゆっくり復習する時間も無く、確認テストで 自信を持って解答できなかった部分や誤りの理由がかけなかった部分をテキストに戻り、すべてできればよしとして 次の科目に進みました。Ide塾の基本講座は科目の最後に確認テストがあり、通信で見てもらえる以上に細かく丁寧にすべての問題に誤りの理由を添削してもらえるので 書ける限りの理由を書きチェックしてもらいました。講義のテープは家事をしながら繰り返し聞いていました。テープの数も多くきちんと聞いているわけではないので聞き漏らしたりして同じテープを繰り返し聞きました。

講義日程では 年金以外の科目を3月までに回せるので、平行して3月はじめに年金アドバイザー3級を受けることにしましたが、今年は大改正の上、テキストが国年はぎりぎりにできあがり厚年は間に合わなかったので、厚生年金は去年までの知識だけで国年に絞って過去問を中心にテキストを読み、試験に臨みました。
選択式対策はインターネットで毎日一問ずつ問題と詳しい解説があるものを受講していたのですがちょうど3月まで選択式をやっていたのでそれをやっていました。すべてテキストに戻りこれはオレンジのアンダーラインを引き、出題日を書いていきました。
運良く 年アド3級に合格し、曲がりなりにも3月までにすべての科目(厚年はのぞき)が一周したのでちょっと安心し、4月からの択一式のネットでの一日一問を溜めてしまいました。残念でしたが法改正と一般常識などに絞ってしっかりやり 後はできるところまでやってそれでもできなかった部分はあきらめました。一般常識は本当にどこからでるかわからないので、いろんなところの問題や解説に当たって、特に労務管理用語など覚えられなくても親しんでおくようにしました。
4月は講義が 国年3日と厚年1日だったので 年金の予習と5月連休の弱点克服講座の予習のため労基、労災、雇用の過去問と学習リポートをやりました。弱点講座の終わりにテストがあったのですがide塾の問題でいい成績を取ることができ、年アド3級も合格ですごい自信になりました。5月は弱点克服講座(労基、労災、雇用など)、法改正講座と厚生年金の基本講義があり、長いと思っていた20回の基本講義がすべて終了しました。5月は連休の直後に残していた合格のための問題集の選択式をやっていました。その後法改正のおみやげ問題集をやり、厚生年金の予習の過去問、学習リポートをやりました。6月には1回目の模擬試験と横断講座、年金講座を受け、別に複数の模試問題ももらい、複数の模試の復習に時間がかかってしまいましたが、不思議なことに今年は まとめ講座の短期講座(労働3科目・年金・横断)が今までと違いとても余裕を持って聞くことができました。横断のおみやげ問題集はボリュームがありすぎ、時間的に苦しかったのですが、先生に相談したところすべて過去問でもあり大切だから他のものを残してもやるべきだと言われ、テキストに戻りながら何とかやりました。7月に一般常識講座と模試を3回受けましたが、模試の後は必ずできなかった問題と自信のなかった問題をテキストに戻り、復習しました。一般常識の問題集もやりました。今年はテキスト中心で問題集は過去問を中心に法改正と模試を優先し時間が無く手を付けられなかった問題集もありましたが、模試では比較的点が取れ、最後のide塾の模試で恐ろしく難しかったのにすごくいい点が取れ、体調を崩しやすい8月には正直少し油断してしまいました。
その8月、お盆に社会3科目(健保、年金)の過去問復習講座を先生がしてくださったので、今年は年金大改正の年にもかかわらず、ほぼ毎月井出先生の年金講義を繰り返し聞くことができ、しっかり年金を勉強することができました。去年合格できなかったけど、大改正の年に必死でしっかり年金を勉強できたのは唯一大きな収穫でした。同時に一緒に勉強してきた受験生仲間が最後の追い込みをしている姿に大きな刺激を受け、気持ちのゆるみを戒めるいい機会になりました。
今年は精神的なものも重視していたので、ネット上に日記を書き 模試の成績をアップし勉強仲間や合格した仲間に監視してもらいました。小学生の子供がいるので通学以外に自習室など外で勉強することができなかったので、家族の理解を得て、家事も手を抜けるところは思い切って手を抜き、子供を外に出し、勉強時間を少しでもとれるようにお出かけは最低限にし、父子で遊びに行ってもらいました。もう二度とこんなに勉強したくない。私は合格から遠い。今年頑張らないとまたこのつらい勉強を来年もしなければならない。
そうしたら今しかない可愛い時期の子供とまた遊べなくなる。子供にもかまってやれない。「いつになったら遊んでくれるの」と子供から責められながらも頑張りました。
模試とネット以外はすべてide塾の教材でしたが、過去問やテキストを中心にして問題をこなすことに重きを置かなかったので、いくつか問題集を溜めてしまいましたが、折々に塾に電話をかけ先生に相談し、やる順位を付けできないものは思い切ってあきらめました。
全く手を付けなかった問題集ややりかけの問題集がいくつもありましたが、勉強時間は全然足りず、確認テストや小テスト、模試でも思った以上に点が取れていたので、また講義の前後や塾への電話で今実際に習っている先生に直接勉強方法を相談することができたので(塾の先生はみんな熱心で他の先生も名前も覚えてくださり精神的な相談にものってくださいました)それを信じてそのときそのときに今やるべき勉強をテキストに戻って丁寧にやりました。電車、バスの中やお風呂ではテキストをひたすら読み、家事の時は講義のテープを聴き続け少ない勉強時間を少しでも増やすように努力しました。計画はすごくおおざっぱにたてたのにもかかわらず全然できなかったけど、先生方の助言を信じ、目の前の課題を一つずつ丁寧にテキストに戻りながらやれば、やった問題数にそれほどこだわることはなかったんやなあと思いました。
今年合格できたのは、よくできたテキストなどの教材と 講義の前後にも電話でも熱心に質問に答え励ましてくださった塾の先生方の存在、いい勉強仲間に巡り会い励まし合って勉強できたこと、家族や先に合格した仲間が精神的に支えてくれたこと(子供はよくほったらかしを我慢してくれたこと)などのおかげです。心から感謝しています。
夢にまで見た、合格。本当に頑張ったからこそ味わえるこの喜びを今しばらく十分に満喫したいと思います。ありがとうございました。
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