合格体験記(平成17年合格)
I.D.E.社労士塾
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  立花 耕司さん ゼロからのスタートで掴んだ栄冠
受験の動機
私の場合、3年間ほど労務管理に関る職務に就いており、在職中にも受験しようと考えたことがあったのですが、結局受験せず、会社が解散したことを機に何か手に職をつけなくては、と受験を決意しました。
当初は、就職活動をしながら受験することも考えたのですが、双方が中途半端になってしまうことを避けるためにも、約1年間社労士の学習に専念して一発合格を目指そうと思い、i.D.E.社労士塾の受講ガイダンスと個別相談に参加した結果、自分のレベルを考えて基礎マスターゼミ(総合コース)に申し込みました。

インプット (9月中旬〜5月中旬)
9月初めに個別相談に伺った際には、テキストの配本まで多少時間があったため、先生のアドバイスに従って、まずは1冊本(LEC)で全体像を把握することからはじめ、テキストが配本されてからは、授業の日程に合わせて下記の方法で予習を開始しました(※)。
  1. テキストと過去問の突合せ(テキストの過去問の論点にマーカー)
  2. テキストを通読
  3. テープを併用してテキストを通読
  4. テープを併用してテキストを精読(重要だと思った箇所はテキストに書き込み)
予習することによって理解が曖昧な箇所が明確になるため、授業に際してはその箇所を特に集中して聞くことにし、それでも理解が曖昧な箇所については、休憩時間や授業終了後にすぐに先生に質問して、曖昧な箇所をなるべくなくすようにしました。

※労働一般については、2と3を入れ替えて予習(範囲が広くテキストが分厚いため、通読から入るとかなり苦痛だと思います)。

アウトプット 
問題を解く際には、誤りの論点を書き出すようにして、問題集に正解した問題には○印、間違えた問題(論点がまったく違うものも含む)には×印をつけ、テキストの該当ページを書き込みました。また、答え合わせの際は、問題の論点を確認し、何度も間違えるようであれば、テキストにポイントを書き込むようにしました。

なお、当初は解答時間を気にせずに問題を解いていましたが、模擬試験や本試験で時間内に解くスピードを養い、見直しに要する時間を捻出することができるようにするため、4月に入ってからは時間を計って解くようにしました(一問一答の場合、100問を50分で解く)。特に、択一式の試験は時間との勝負になるため、日頃から問題を解くスピードを磨いておかないと、本試験で時間が足りなくなってしまう恐れがあります。私の場合、最終的に、見直しに1時間〜1時間半ほどの時間を費やすことができるようになりました。

 また、選択式の問題については、答案練習や模擬試験で基準点(各科目3点以上)は得点していたのですが、「択一式は基準点をクリアしたのに選択式で涙を呑んだ」という話をいくつも聞いていたため、最後まで不安でした。不安を解消するために、問題数をこなそうと市販の選択式予想問題集を購入したのですが、結局はテキストの読み込み、過去問や答案練習の選択式問題を解くことで対応することにしました(先生に相談した結果、労働基準法・労働安全衛生法のみ上記の問題集を使用)。

なお、選択式の問題を解く際には、選択肢の中から語句を選ぶのではなく、まずは選択肢を見ずに自分で空欄を埋められるよう(記述式で解答するような感じ)に訓練しました。これによって、空欄に入れる語句を正確に選べるようになったと思います(最初から、選択肢の語句を見てしまうと、類似した語句が多いため余計に混乱する)。

答案練習
 答案練習ゼミを受けるにあたっては、直前にその科目の学習をするのではなく、少なくとも2週間前までに復習(テキスト通読、過去問、学習リポート)を終え、一夜漬けの学習にならないように気をつけました。一夜漬けの学習をすると確かに高得点は取れますが、きちんと理解できているかどうかを確認することが出来なくなってしまいますし、高得点に満足して復習がおろそかになってしまう恐れがあるからです。
授業の際に、先生がおっしゃっていたとおり、「答案練習で出来なくても、本試験で得点できればいい」のですから、自分の弱点を見つけるという観点で授業に臨んだほうがいいと思います。答案練習で出来なかった箇所は、その日か翌日のうちに復習するようにしました。 

模擬試験
短期ゼミや答案練習ゼミの都合もあり、i.D.E社労士塾(1回)、LEC全日本社労士公開模試(全3回)の計4回、模擬試験を受けました。当初は、もう少し受けたほうがいいかなとも思いましたが、結果的にはこれで十分だったと思います(回数を受けても、復習に割く時間が足りなくなってしまい、消化不良で終わってしまうため)。
模擬試験を受けると、どうしても点数が気になると思いますが、模擬試験は、あくまでも本試験の予行演習と位置づけて、時間配分や解答順序の確認、または弱点の克服等に重点を置いて受けたほうがいいと思います。
解答順序は、本人の得意科目等によって変わってきますので、少しでも解答時間を短縮できるようにどのような順序で解くのが自分にとってベストなのかを本試験までに決めておくと良いでしょう。
また、模擬試験で間違えた問題のうち正解率が高い問題については、本試験で絶対に取りこぼすことのないようにしっかりと復習し、確実にポイントを押さえなおすようにしました(逆に正解率が30%以下の問題は、捨てました)。

直前期(8月)の学習
8月に入り、本試験まで1ヶ月をきってくると何をどのように学習すればよいのだろうと不安になり、焦りが出てきました。これまでは、きちんとしたスケジュール管理もしていなかったのですが、少しの時間も無駄には出来ないと思い、1日単位のスケジュールを組むようにしました。スケジュール管理をすることによって、何をすればよいのかが一目瞭然となり、焦りも多少はなくなりました。

(主な学習内容)
  1. 第1週・・・過去問(5肢択一式)
  2. 第2週〜第3週・・・テキスト通読、答案練習、不得意科目の問題演習(年金、一般常識:短期ゼミの問題集)
  3. 第4週・・・過去問(5肢択一)、法改正(法改正ゼミ:テキスト・問題集)、一般常識(一般常識ゼミ:テキスト・白書)
6月以降は、アウトプット中心の学習をしてきたため、テキストを読むのが辛く感じられましたが、やはり「基本はテキスト」と思い、テキストの通読に2週間ほど費やし、みっちりと読み込みました。
問題を解いているほうが楽しく、学習した気分になるので、どうしても問題演習に偏りがちですが、やはり最後は漏れがないようにテキストを読み込むことが重要だと思います(選択式対策にもなります)。

不得意科目の克服
社労士試験の場合、トータルでどんなにいい点数を取っても、基準点(択一式:各科目4点以上、選択式:各科目3点以上)をクリアしなければ何にもなりません。そういう意味で、苦手科目があるということは命取りになります。

私の場合は、年金科目と一般常識科目(特に労働一般)が苦手だったため、これを克服するために、短期集中ゼミを活用しました。
これらの科目については、短期ゼミの授業の前にテキストを通読し、授業を受けた日のうちに短期ゼミの問題集を解くなど、集中的に学習するようにして、すぐに知識が定着するようにしました。特に年金科目は、法改正が多かったため法改正ゼミと年金特訓ゼミで重複する箇所も多く、短期集中ゼミの受講はかなり有益だったと思います(本試験では、一般常識:7点、厚生年金:7点、国民年金:8点でした)。

最後に
以上、私の学習方法について紹介させていただきましたが、学習に費やせる時間、その他の環境は、人それぞれ異なりますから、学習方法も千差万別でしょう。ただ、どんなに忙しくても「絶対に今年合格するんだ!」という強い意志を持って学習を継続することが合格への近道だと思います(たまには息抜きも必要だとは思いますが・・・)。一年間いろいろなことを我慢して学習してきたのですから、どんなに辛くても途中であきらめないでください。
私は、幸いにも1回目の受験で合格できましたが、これも信頼できるi.D.E社労士塾の先生方、励ましあってきた学校の勉強仲間、そして家族の支えがあってのことだと思います。
社労士の試験は、努力すれば努力した分だけ報われる試験です。皆さんも、来年に向けて悔いのないよう、がんばってください。皆さんの合格を心から祈っています。

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