「勉強1/3、体調1/3、運1/3」合格しての率直な感想です。
働きながらの勉強で、残業で帰りは21時頃が多く平日は平均30分位。休日は家族サービスがあるので、土日のどちらか1日で1〜3時間位の学習時間でした。
働きながら勉強の人はこの位の学習時間の人が多いのではないでしょうか?
学習ガイドには平日2〜3時間、休日5〜6時間の学習時間を取るのが当たり前のように書かれていたりしますが、私の場合は日々の仕事疲れや家族との関係もあり、とてもそんな時間は確保できず、焦りを感じつつ過ごしていました。
1年目は2点不足で不合格。しかしある程度の手ごたえを得て、2年目の受験で合格する事ができました。絶対の自信を持って合格した訳ではないので頼りないですが、私の経験を参考にして頂ければと思います。
1. 私の経験
1-1基礎力がついた1年目
【使った教材】市販の基本書、過去問題集、法改正、直前模擬試験
社労士Xテキスト、CD
資格の学校の模擬試験3回
何もわからないのとお金の余裕も無かったので、市販の教材を使用しました。学習時間の確保が厳しかったので、結果的に量の少ない市販の教材で精一杯だったと思います。
4月頃から読み始めて、8月にようやく基本書⇔問題を一通り終えたところでした。
全体像がなんとなく頭に入ったという感じでしたが、力及ばず不合格に終わりました。
1-2少し応用力がついた2年目
【使った教材】IDE社労士塾マスターゼミ(通信)
市販の法改正、直前模擬試験
資格の学校の模擬試験3回
1年目の経験から、本試験レベルでは市販の教材には出ていない事項がかなりあるように感じたので、思い切って一番詳しそうなIDE社労士塾の教材を申し込みました。
しかし、テキストを精読するまとまった時間の確保ができず、過去問をやりながら論点になっていることを頭に叩き込むように学習しました。
テキストのすべてを読むことすらできませんでしたが、添削、その他問題は一通りこなして一定の自信をつけることができたように思います。
模擬試験については、1年目も2年目も最後までD判定でしたが、なんとか本試験で合格することができました。
2.経験を通してのアドバイス
2-1教材について
市販のものでしたら、やはり「うかるぞ〜」の基本書、法改正、模擬試験がいいと思います。私の場合、最初他社の基本書を購入したのですが、物足りず買い換える羽目になってしまいました。
2回受験して、ようやく気付いたのですが、市販の基本書でも完全にマスターできれば合格できると思います。
本試験では市販の教材では出ていない事項が多かったと書きましたが、やはり本試験は落とすための試験なのでどんな教材にも出ていない事項がかなりあります。その中で基本的なことだけしっかり拾っていけば、合格は可能です。
資格の学校はIDE社労士塾の教材しか知りませんが、おかげで私は合格できましたので、申し分ありません。深く理解したい方には是非おすすめしたい講座です。
通学を考えておられる方は、通おうと思われる学校の評判をよく聞いて行かれるとよいと思います。私の知り合いは通学でしたが、講義はテキストを生徒に音読させるだけの所だったようです。都会の競争の激しいところでは講師の方の切磋琢磨があるでしょうが、私のように田舎の方では同じ値段でもずいぶんレベルに差があるのではないかと思います。
私の経験上、経済的に余裕があるのであれば、カセットゼミがおすすめです。
私は1年目に社労士VのCD講座にしましたが、ポイントをわかっている方の話を聞くのとわからないままテキストを読んでいるのとでは大事な所とそうでない所の伝わり方が段違いです。評判のよい先生のカセット講座を選んで頂きたいと思います。
2-2学習方法について
これこそ十人十色で人それぞれだと思います。
私もどう勉強してよいかわからず遠回りをしました。学習時間が全く足りないので、速読でもできないかと思い、市販の本を購入してチャレンジしたりしました。しかし、全く身に付きませんでした。
結局は、基本書を読む→読んだ箇所の問題をする→間違った箇所を基本書で確認して頭に叩き込む行為をとにかく繰り返すのみです。
6月ぐらいまでに一通り終えて、あとの2ヶ月は模試レベルの問題集に取り組めるよう週ごとの計画を立てておきました。
時には残業などで帰りが遅い日もありました。睡眠時間7時間を切ると翌日の仕事が辛くなりすぎる自分の気力・体力の無さを嘆きつつ、寝床で寝るまでの10分程でも何か一つでも頭に入れておこうとテキスト・問題集に目を通すようにしました。記憶に残らなくとも、そこまでやったという自信なったと思います。
6月くらいから模擬試験問題集や資格の学校の実施する模試を受験しました。実力が無いのがはっきりわかっていましたので、力試しというよりもわからないところを後で復習する事に重きをおきました。ちなみに判定はDばかりでした。
会場の雰囲気慣れをするために1度は会場で受験しておくべきだと思います。
よく言われるように本試験の1ヶ月前は非常に重要な時期でした。私の場合は、仕事が製造業のため、8月に10日程の休暇がありました。半分は家族サービスやお盆で使いましたが、5日間は嫁に頼み込んで図書館にこもらせてもらいました。
この間は日本法令の「完全予想問題集」を1冊やりました。5日間では全部終わらず、試験の週に1日年休取得してやっと終わらせました。問題の難易度も高く短期間で終わらせるのはかなりキツいのですが、本試験と同じかそれ以上のレベルの問題を本試験以上の数こなす経験をしておくと精神的にもタフになります。
2-3試験当日について
なにぶん気力・体力に自信がなく、当日の試験会場への移動で消耗するのが嫌なので、前日に下見をして近くのビジネスホテルに泊まりました。
基本テキストと法改正のテキストのみ持って行き、難しい事は考えずに過ごしました。
本試験前日、当日の心身の状態というのは一番大事だと思います。この時期に体調を崩したり、心配事を抱えていたりするとそれまでの苦労が水の泡になってしまいます。
私の友人は、前日に携帯を無くしてかなり消耗している様子でした。できる限り静かに過ごしたいものです。
会場ではいよいよ本番だという重圧と人の多さで、ものすごい勢いで疲れていきます。
精神力・体力くらべといったところです。
私の場合は舞い上がってしまい、当日の記憶がほとんど無いほどでした。
今年の選択は運よくどこかで見たような気がする事項だったため、あまり動揺することなく午後の択一に望むことができました。
選択は、ピンポイントで知っているか知っていないかの世界なので、知らない事項が出るとかなり厳しいのですが、文章の前後と選択肢をよく見ることで解ける場合があります。
特に一般常識などではできるだけ広くテキストを読んでおくべきだと思います。
択一は、本番の焦りもあり普段ならわかりそうな問題もきちんと読めなくなっています。深呼吸する、トイレで顔を洗うなどして落ち着いて取り組むようにしました。一読してわからない問題は後回しにして、わかる問題から片付けていきました。出題する側としても、どうしても解けない問題は用意しているはずなのです。そういう問題は無視しても合格できるようできているはずだと信じてどんどん飛ばしました。余った時間で振り返ると、意外にわかったりすることもありました。
3. 最後に
十分に準備して自信を持って臨めたという人はあまりいないと思います。
私も模擬試験の判定はD。合格したのは最初に書いたように「勉強1/3、当日の体調1/3、当日の運1/3」だったと思います。
運が1/3ではあまりに心細すぎますが、勉強をしっかりすることで運に頼る割合も少なくなっていきます。
とにかく1日10分でもよいので勉強し、「こんな嫌な思いはもうしたくない」という心境までやれば結果はついてくると思います。
あきらめず頑張って頂きたいと思います。
|
| |