社労士試験を受けよう!そう思い立ったのは、大学3年次(四年制・通信制)の秋のことでした。一度目の受験は、科目別基準点に不足(択一厚年2点)し,あと一歩というところで不合格。二度目の受験となった今回は、更に気を引き締め、努力した結果、選択35点、択一56点という成績にて無事合格を果たすことができました。
今回、二度目の挑戦で合格することができたポイントを改めて考えてみると、
- 実務と試験は別!と割り切ったこと
- 早い時期で苦手科目の克服に努めたこと(注1)
- 各科目まんべんなく得点できるようメリハリのある学習を心がけたこと
- 前回試験に落ちたのは運が悪かったからではなく、自分の実力・努力が不足していたためだと反省したこと
- 最後まで諦めなかったこと(注2)
以上5点を挙げることができます。
もし、一度目の受験について冷静にふりかえることなく、今年度の試験を迎えていたならば、無事結果を出すことができたかどうかわかりません。
また、必ず合格してみせる!という強い意思、そして家族の理解がなければ、数ヶ月間にわたる試験勉強を乗り切れたかどうかも不明です・・・。
【家族の理解と決意】
私は主婦であり、一児(現在5歳)の母であり、また勉強をはじめた当初は都内C大学の学生でもありました。C大生となって以来、私が、家事・育児の合間を縫って勉強することは、ごく当り前の生活サイクルとなっていましたが、加えて社労士の受験勉強をすることは、それまで以上の負担を強いることになりました。一年目の試験終了後、夫は私に言いました。「大学の勉強しながらそんだけの点数取れたんやったら絶対受かる!だから受かるまで頑張れ!」と…。
…資格が欲しい!夫も私が勉強することに肯定的である…。しかし、勉強期間が延び
れば延びるほど負担をかけてしまうことになる…。
そんな現実を前に、私は「次で合格してみせる!」という決意を固めるとともに、ど
うすれば試験を突破できるのかを真剣に考えたのでした。
【教材】
但し、どんなに強い意志があろうとも、数ヶ月間にわたる受験生活上、波が生じることは目に見えていました。「顔の見えるライバルが欲しい!」モチベーション維持の観点から、私は心底思いました。しかし、私をとりまく環境上、地理的にも金銭的にも通学することは無理でした。
2年目、独学か通信によらざるを得ない状況のもと、私は各校から資料を取り寄せ、自分に最も適する教材として、IDEカセット講座を選びました。
決め手は、井出先生の講義が論理明快でとても楽しかったこと、そして、生徒の多くが通信生であり、常時質問電話を受け付けて頂ける等、田舎住まいに非常に有難い制度が整っていたことにあります(注3)。同市内に受験生がいるかどうかもわからない環境の中、質問電話で講師の先生方と直接お話できたことは大変心強い支えとなりました(S先生始め、IDE社労士塾の先生方、有難うございました。)。
【勉強方法に関する工夫等・・・】
IDEに入塾したのは9月下旬(注4)。
記憶およびモチベーション維持の観点から、勉強を再開したのは12月半ば。
苦手だった年金については2月頃から、基礎部分の徹底理解・記憶定着を主眼とし、他科目と同時並行で勉強を進め、ベストコンディションで試験に挑めるように最大限努力しました。また、自分の難癖(完全に内容を忘れてしまうまで、同じテキストを何度も読むことができない)を考慮し、適宜サブノートを作成する等(後で見た時に、一目瞭然で論点がわかるようフローチャート形式にし、細かなことは枠外に箇条書きにする等、頭を使いつつ作ったため、長く記憶に残りました)、自分とうまくつきあう工夫を凝らしてみました。もし私が一年目、運が悪かったから落ちたんだと認識していたならば、2年目、教材を選びなおすこともなかったでしょうし、自分にあった勉強方法を模索することもなかったでしょう・・・。
「何故、試験に落ちたのか――。どうすれば試験を突破できるのか――。」
必死で考えるきっかけをくれた夫に、そして、私を支えてくれた全ての方に感謝!感謝!です!
【最後に。受験生の皆様へ】
社労士試験を受けるに当たり(というかどのような試験でも同じかと思いますが)、受験生となった段階で、試験に関する前提知識をどれくらい有しているのか、また、一日何時間、勉強に時間を費やせるのか等々、かなり個人差のあるところと思われます。
よって、教材や勉強方法は、他人の受け売りによるべきではなく、自分の能力や生活
サイクルに適合するものを選ぶことが肝要です。また、自分に足りないものは何か、どうすればそれを克服することできるのか、これを見極める冷静な目を持つ事も必要です。
これができれば、というか、これさえできれば、確実に合格に一歩近づくことができます。後は、初志貫徹を胸に、最後まで諦めずに頑張るのみ!仮に、予定通り・計画通りに勉強が進まなくても、直前期、或いは受験中、「今年はダメかも」などと弱気になってはいけません。わからない問題が出題されたとしても、論述形式の試験と違い、正解する可能性があるのですから(注5)、自分を信じ、最後までベストを尽くす姿勢を崩さずに踏ん張ってください!
社労士試験は必ず合格できるタイプの試験です。だからこそ、途中で諦めては勿体無い!
自分が今いる環境の中でベストを尽くしてみてください。
(注1)
年金科目の基礎部分の理解…LEC年金検定3級カセット講座使用
(注2)
何もかも計画通りに事が進んだわけではなく、試験直前にスランプが訪れるという辛い状況にも直面しましたが、投げ出さずに気合?で机に向かい続けました(笑)。…そのスランプ下で流し読みしたテキスト該当部分が、本試験の選択で出題されていて、試験中にも関わらず声が出そうになるくらい驚きました。もしあの時、諦めてしまっていたらば、今日の私は今ここにありません。
(注3)
他校では通信生に関しては、質問電話制度が設けられていないこともあり、またあったとしても週に一回、限られた時間帯のみ利用できるといった不便なものとなっています。
(注4)
一年目、厚年択一の2点で「負け」を確信した私の気持ちは、合格発表を待つまでもなく、2年目に向かって走りだしていました…。割合早い時期に申込みを済ませた記憶があるのですが正確じゃないかもしれません…
(注5)
択一・選択ともに、知らない問題でも、当たりを引く確率が20%もあります。但し最初からこんな気持ちでいては…失敗しますよ…。 |
| |