社会保険労務士試験 通信・通学講座

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平成16年合格 匿名希望13さん

 しっかりとした「スケジュール管理」が合格へのポイント
2005.1.16

■ はじめに
労務管理に関わる職務に就いたことをきっかけに2001年(「日曜ゼミ」通学)に受験しましたが、基礎知識さえ十分に定着できず、あえなく不合格(通学することが目的となってしまった)。その後、会社の合併等もあって学習できる環境にありませんでしたが、2004年2月に個別相談に伺い、「2004年の試験まで6ヵ月しかありませんが、カセットテープゼミでスケジュールをしっかり管理してやっていけば、合格できるレベルまで達することが可能であるのでがんばってください」とのアドバイスをいただき、タイトなスケジュールに追われながらも何とか受験できるレベルまで達し、2回目の受験で運よく合格することができました。

■ 1科目2週間のペースを守って
アドバイスいただいたスケジュールは、6月中旬までにすべての科目を終わらせる(1回転させる)ことでした。そのためには、各科目平均して「2週間で1科目」をこなしていかねばなりません。テープを聴き、テキストを理解し、過去問を解く工程を科目毎に2週間で行なうのは会社員にとっては大変でしたが、空き時間を見つけては、過去問に取り組みなど工夫をしました。往復2時間強の通勤時間はテープを聴き、昼休みは食事をサッと済ませ、大半の時間は過去問に取組むという決まったサイクルをつくったことがよかったのかもしれません。会社員の場合、休憩時間をうまく利用するためには、周りのメンバーにもそれとなく伝えておく「有言実行」タイプの方が、時間を作りやすいと思います。また、2週間で終わらせるというはっきりした目標があったため、ささいな部分はあまり気にならず(気にする時間もなかったというのがホンネ)、まずは全科目1回転させてベースを作ることにつながりました。特に、労働基準法などこだわりだしたら、キリのない科目ですので、まずは「いつまでに1回転させるのか、そのために、各科目の完了時期をはっきりと意識する」ことが大切だと思います。

■ 短期講座
iDE塾をはじめとしてさまざまな短期講座が開催されますが、私の場合はあまり時間がなかったせいもあり、iDE塾の講座のみを利用しました。まずは、テキストの読込み・
理解が最優先ですので、時間の余裕を見ながらの受講でいいような気がします。あまり多くのことに手を出すよりまずはテキストです。ただ、iDE塾の法改正・横断・一般常識ゼミには参加した方がいいと思います(通信の場合はビデオの方がわかりやすい印象)。
また、模擬テストについては「会場受験」が必須です。他の学校の模擬テストも含めて、複数回会場受験することをお勧めします。試験は慣れという要素が大きいですので、本番とは緊張感のレベルは異なりますが、できるだけ模擬テストを会場受験して、時間配分や緊張感を体得しておくことは大切かと思います。

■ 選択式の学習
選択式と択一式、いずれもテキストをしっかりとマスターすればこわい物はないのですが、選択式の方がピンポイントを狙われ、かつ各科目3点以上が求められるため、取り組みづらいと感じました。また、午前中に選択式が行われるため、選択式の調子如何が午後の択一式にも影響を与えますので、ベースの知識を定着させた後は、選択式に注力しました。穴埋めの方式を大きく分けると、数値(健保等)、専門用語、国語的な問題の3タイプ
があるように思います。どのタイプでも、語群に類似の選択肢が並びます(原則は、1問に4選択肢)ので、第1ステップとして問題毎に出題者の意図した4選択肢を見つけ、第2ステップとして最も適切な選択肢を見つける習慣をつけるようにしました。特に、専門用語・文脈で判断する国語的な問題は紛らわしい選択肢もあるので、じっくり取り組むように心がけました。選択式ではなかなか手ごろな問題集はないように思いますが、ライセンスセンターの「選択式予想問題集」で勘を養いました(iDE塾以外で購入した書籍は本問題集だけです)。

■ 直前の学習
私の場合、運よく、試験直前の1週間を夏休みとして設定することができました。最終的には直前の知識定着が勝負ですので、直前にうまく休暇をとれるように調整された方がベターでしょう。直前の教材として何を使うかは人それぞれでしょうが、私の場合、余裕もなかったこともありますが、基本テキストを再度読み直すことを中心としました。理由としては、問題集ですと、どうしても穴ができてしまう(すべてが網羅できない)のではないかと感じ、あまり楽しくはないのですが、再度テキストを読み直しました。その結果、健康保険法の選択式も2点ではありましたが、確保することができました。問題を解く方が達成感はありますが、最後の最後は、「漏れがないか」をチェックする観点から、再度基本テキストを見直したことがよかったのかなあと感じています。

■ 試験当日
寝つきがよいと自負している私でも、前日の睡眠は不十分でした。でも、みんな同じと思って、あまり気にしませんでした。猛暑の2004年でしたが、当日はあまり暑くはならなかったのは幸いでした。それでも、問題を解いていますと、顔から首にかけて熱くなってきますので、私は首の後ろを水でしめらせたハンカチをあてて、冷やしていました。
「本試験では奇問が出るが、それは無視して他の問題を冷静に解くべし」ということは理解していたのですが、選択式の健康保険、択一式の国民年金には驚かされました。理屈ではわかっていても心の平静を失いかけ、他の問題を解いている際も気になったりしましたが、その一方で、できるだけ冷静さを保とうと努力はしました。なお、順序・時間配分について王道はないのでしょうが、模擬テスト時と同様の方法で取り組んだ方が落ち着けると思います。

■ 最後に
スケジュール管理をしっかり行えば、年明けからでも本年の試験に十分間に合うと思います。皆さまのご健闘・2005年の合格を祈念しております。

あわせて、ご指導いただきました井出先生をはじめとする講師の方々、本当にありがとうございました。



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