社会保険労務士試験 通信・通学講座

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平成16年合格 小田垣美香さん

 過去問題,短期ゼミ,模試の情報等を基本テキストに集約して出題実績を分析要
平成16年試験
利用コース 通信ビデオコース2(答案練習のみ通学)
その他利用教材 Goukaku Club

■ 受験の経緯
小学生になった長男と一緒に何か勉強しよう、勉強する親の姿を見せてもいいのではないかと思い、身近な法律を多く扱うこともあって平成15年度試験を受験。しかし、実際に勉強に取り組み始めたのは5月連休明け、教材は市販の基本書と過去問、Goukaku Club。深く考えず知識を詰め込み、条件反射のように過去問で吐き出すような小手先だけの勉強で選択32点だったものの、択一40点で不合格。悔しさよりもちょっとやったらいけるかも、の気持ちで再受験を試験翌日に決める。
インターネットの掲示板等でI.D.E社労士塾がよいという情報を得て、HPへ。でも画面等で井出先生のテンポよく無駄な「え〜」「あ〜」のない(だんだんとその言葉ばかりが気になって集中できないことが多い)、そして詰め込みではなく頭に残る「なるほど!」の内容に好感を覚え、メールで受講相談をする。

■ 受講相談にて
受講相談では試験までにどの程度勉強したのか、自己採点結果、自分の置かれている環境(勉強時間がどの程度取れるのか、の判断材料になる)、受講しようとしているコースはどれなのか、等々詳しく書いて送信。私の場合、通信にならざるを得ない点、仕事はしていないので勉強時間の確保はしやすいが、子供がいるため頻繁には出かけられない点、最初にドカンと組んでおかないとあとから追加しないが、だけど、心配になる点などを相談した。

すると、「マスターゼミだけでも十分な内容で、ボリュームもあり、勉強を開始して間もない場合たくさん取っても消化不良を起こす心配があるので、あとから追加された方がよいのでは?」ととても親身な(利益を考えているの?と思えるような)内容のお返事をいただいた。やる気がみなぎっている時期に「消化不良」の言葉はなぜか私のやる気をさらに鼓舞させ、「消化不良はしない、絶対にこなす」と思いを新たに忠告も聞かず?短期講座も網羅したビデオコース2に受講を決めた。

■ さて、勉強開始!
受講ガイダンスを見ながら教材の配布時期、受講時期を確認し、おおまかな計画を立てる(実際には1月に入ってからこのサイクルで、というのが固まった)

■ 基本教材で
基本テキストはテープを聴きながら理解を深め、理解度チェックや過去問を解いた際に脚注余白部分に出題実績を書き込んで情報の集約に利用した(例:リ3(理解度チェック問3)や031E(2003年問1E枝))。一方、問題の方にもテキストのページを書き込み、2度目以降同じ間違いを繰り返している時の確認時間短縮に努めた。この方法は一見地味だが、試験直前になると答練や模試、短期講座で頂く練習問題等々脚注余白には様々な記号が並ぶようになる。すると出題分布が一目でわかるようになり、書き込まれた回数以上その部分はテキストを読んだことになり、それでも不安なら重点的に、大丈夫と思ったら余白に出題実績の少ない箇所を読み返すという使い分けができた。テキストの書き込みについては、私の性格上、いつかは全文がマーカーで染められるのがわかっていたので、最後まで鉛筆で行った。単科で取り組んでいる時に重要と思う部分と、他科目を学んで横断的に見て間違いやすい部分とは学習時期によって異なってくることも理由。先生がおっしゃっていた「何が問われているか?」を明らかにするのにも鉛筆でぐるぐると丸をつければ大丈夫。何回も間違えれば鉛筆の濃さも変わり一目瞭然。違う語句と勘違いしたときもその語句を書き込んだりした。十分理解してもうこれは絶対に大丈夫、という段になったら消しゴムで消したりもした。

■ テープ
テープは各科目3,4回は聴いた。教材が届いて1回目、2回目、答練3週間前の1週間ほどをかけて3回目。人それぞれ違うと思うが、私はテキストを観ながら聴き、鉛筆で解説等は書き込んでいった。

■ 学習リポートと提出課題
テープを2度聴いた後、問題に取り組み、提出。返却後は復習としてあっている部分も間違っている部分も先述したテキストとの突合せを行う。また、答練までの問題演習としてたまに繰り返した。問題を解くにあたって、選択式は選択肢を見ずに自分の力で空欄を埋め、その後選択肢から確認をする。○×、択一問題は○or×とその理由を必ず書き出し取り組み、解説着眼点がどう違うのか確認しながら進めた(以下どの問題に取り組む際にも同じ)。

■ 過去問
学習当初から使用。先述の通り、テキストとの連携を図る。間違えた部分に鉛筆で日付を、試験1ヶ月半くらい前から取り組んでも間違えた箇所は見出し用の一番小さいポストイットを貼って重点的に(それでも間違えると違う色のがもう1枚加わる)取り組む。

■ 答練
通信で他の受講生とのつながりはHPのみという中で、答練を通学にしたのは勉強の空気を得る以上にいい仲間も得ることができ本当によかったと思う。
予習…先生からの指示を固く守り、該当科目の2週間前からはテキスト、問題に触れない。3週間前に1週間かけて1科目復習するが、どの勉強よりもこの1週間は優先的に確保、テスト前だと思えば、より集中して理解を深めることが出来たように思う。

答練当日は大阪受講生としては滅多にない先生に直接質問できるチャンス。+αのお話がとても役立った(試験問題の解き方等)。また、同じ目標に向かう仲間たちと同じ空間に身を置くことによって気持ちを新たにでき、休日のしかも朝のカフェでも他の資格試験に向けた勉強をする多くの人々の姿を見ることはとても刺激になった。答練では同様の論点で選択、○×、択一と出題されている問題がいくつかあり、そこは先生の解説を聞いてその場で理解をするよう努めた。
知識を時間内に吐き出す訓練はもちろん、解答用紙を書くいい訓練になった。

というのも、事前に先生から「50人いれば絶対に名前の書き忘れ、マークし忘れをする方が絶対にいらっしゃいます、こう注意を喚起してもいらっしゃるんです」と説明があり笑いながら聞いていながらも答練後数日、ポストに入っていたテスト問題のマークが真っ白!なんて経験をしたから。身をもって経験したからこそ、試験当日穴のあくほど自分の名前と受験番号、解答科目場所、マークを見直すことができた。
答練後、2,3日は復習期間。当日扱わなかった問題と共にもう一度取り組んだ。
答練の問題は過去問にはない法改正問題も多く取り上げられていたので何度も繰り返した。

■ 短期講座
5月の連休から始まる短期講座から7月いっぱいは答練もあり、調整が難しく、私は短期のテキストよりも該当箇所がすぐに探せる基本テキストを中心に、ビデオも講義を聴いて自分の中にある知識を整理するつもりで観た。比較的時間がある時期に取り組んでいた労働科目の講座は家事をしながらビデオを観ることも多く、中心はお土産問題集で特に試験1ヶ月前あたりからは繰り返し問題に取り組み、テキストで間違いを確認し、付箋をつけて知識の穴埋めをした。ただし、法改正ゼミと一般常識ゼミは直前までビデオを繰り返し、テキストも短期講座のものをよく確認した。

■ 模試
模試はI.D.E.のものとLEC、合わせて4回受験、過去問では捉えきれない法改正に絡んだ問題も出題されるので、模試終了後、直前期にも反復練習できる格好の問題集でもあった。また、模試と答練の採点表は自分の癖を知る最高の材料だった。私の場合、問題の難度にはあまり関係ない点数が多く、さらに個々の解答を見てみると人が間違えないような部分で勘違いをし、不正解になる傾向があると感じていた。この癖は試験当日に出ると厳しい状況に陥るので十分気をつけないと、と答案が返却されるたびに反省した。模試も他の問題と同様にテキストに出題実績を書き込んでいた(この頃になると雇用保険法の所定給付日数の表は覚えれば絶対に1点は取れると確信でき、面倒でも確実に取れるようにした)。I.D.E.模試の答案が返却され、自分なりの分析をした後に、電話であと20日あまりの勉強方法について先生に相談した。何に手をつけていいかわからなくなりがちな時期に的確なアドバイスを受けられたと思う。

■ その他の材料
最短最速サイトの中のgoukaku Clubにお世話になった。1日1問出題され(無料問題1問、有料問題1問)、毎朝まずこれを解いてから一日が始まるよう心がけた。2クールに分かれていて前半は選択式対策、後半は択一問題が充実していた。
テーマに偏らない設問枝、いつも取り組む問題とは違う言い回し、読みやすい解説などによりプリントアウトして何度も見直した。

■ 学習記録と情報
自分の歩んできた足跡を残すためにエクセルで簡単な学習時間記録をつけていた。
日々の学習時間と簡単な内容を週計と累計を出してグラフ化して一覧できるようにしていた。予定に関しては教材配布予定と答練、短期講座の予定等を絡み合わせた学習計画を週単位でスケジュール帳に記して、I.D.E.の講座日程ペースで主に週単位で管理し、本試験まで2ヶ月になった頃からはB6サイズのノートを1ページを1日としてその日にすべき予定と実行内容、その他学習以外の予定を書き込んで日単位の管理も合わせて行っていくようにした。
受験生向けサイトをマメに閲覧して情報を得、自分の基準で取捨選択した。結構有益なものもあり、当日準備していくといいもの等は参考になった。

■ 最後に
1年間の学習時間はだいたい1200時間ほどになったと思う。確保できる学習時間は人それぞれで私はそういった意味では恵まれていたと感じていますが、それでも「後でいいや」「あとでも確認しよう」はしないように心がけ、その場で解決して時間を有効に利用してきたと感じている。また、それだけの学習時間を捻出できたのも家族の協力があったからこそ、この場をお借りしてお礼を言いたいと思います。「どうもありがとう」

■ おまけ
まだ低学年のこどもたちですが、目標を持って取り組むこと、勉強すること、調べることがごく普通のものと感じて実行してくれているのはうれしい副産物だった。


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