社会保険労務士試験 通信・通学講座

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平成16年合格 新田 記久さん

 勉強できない言い訳は誰も言わず仲間3人ともに合格
私の受験歴の始まりは平成12年です。当時は3か月くらいの勉強で大丈夫だろうという甘い考えで受験したのが、ついにこの体験記を書くにまで至りました。平成12年の本試験終了時からはその甘い考えを反省し、猛勉強しました。その結果、平成13年から15年までの3年連続、総合点は確保しているものの、何かの科目が基準点に1点だけ足らずに泣くという結果でした。それまでは、某受験校の通信講座と通学の答練を併用していました。そこで、今回は気分一新ということで、いろいろな情報を基にIDE社労士塾に決めました。理由はガイダンスに出席したことにあります。井出先生の分析力に感銘し、ここに1年間お世話になると決めました。

それでは、過去3年間の反省と、合格できたこの1年間の勉強方法を述べます。
 
■ 覚えたつもり
井出先生の話を聞いて感じたことです。過去問の論点をしっかり把握することです。これまでの3年間、過去問はかなり学習しました。はっきり言えば、模試等で類似の設問があれば、どの年の何問目のどの肢かが分かるくらい頭に入っていました。ここに落とし穴があったのです。つまり、覚えたことで分かったつもりになっていたのです。論点が不明確だったのです。そこで、条文順過去問集で論点を洗い出し、テキストの何処に記述されているかをチェックしました。

■ 使用した学習教材、受講講座
 IDE塾の基本テキスト・答練(通信)
 日本ライセンスセンターの完全予想問題集(日本法令刊)
 IDE塾の法改正ゼミ、一般常識特訓ゼミ(通学)
 模試はLEC3回 IDE塾1回
以上です。これ以上はやりませんでした。というより、やる余裕はありませんでした。

■ 学習の進め方
1.テキストと過去問を両方開き、過去問の論点をテキストに見出しながら読んでいきました。
2.学習リポート等問題集を解きながら、解けなかった箇所をテキストのどの部分にあるかをチェックしました。
3.答練も同様に、解けなかった箇所のチェックを行いました。
4.2と3を繰り返し、再度、明確でないところは、書き出し、常時見えるところ(トイレ)に貼りました。
5.基本的にはこれの繰り返しでした。特別に行ったことは、後に述べます。

■ マーカーの使い方
テキストにマーカーを引くわけですが、私のやり方です。
 ・過去問の論点(本当の要所のみ)‥‥ 緑色
 ・問題集等で2回以上明確でなかった箇所 ‥‥ オレンジ
 ・選択式で重要と思う箇所、または選択式の問題集等で2回以上明確でなかった箇所 ‥‥ 黄色
という風にしました。

■ 自分なりの学習の工夫
人はそれぞれで、書いて覚える人、テープに吹き込む人等、様々ですが私のやり方を述べます。
1.ポインマスターにある様な「まとめ」については、自分でテキストから抽出し、まとめました。つまりポインマスターは、ほとんど利用しませんでした。(つまりポインマスターを自分でつくったということです。)ただ、うろ覚えの箇所のみなので、すべてではなく、一部をつくっただけです。そのあとは、トイレに貼って覚えました。
2.私は書くのが嫌いなので、勿論、ひたすら書いて覚えることはしませんでした。また、当然サブノートもつくりませんでした。では、どうしたかというと、自分であやふやな箇所を中心に、○×問題を作成しました。そして、その解説も作成しました。先のマーカーのところで述べた、オレンジ色が中心です。(作成はパソコンでやりました)これをやると、テキストの隅から隅まで熟読し、また、法規集も引くことになるので、かなり実力がついたと思います。ただ、欠点は非常に時間を消費するということです。実際、睡眠時間を削ってやりました。そして、自分でその問題を解くのです。ゴールデンウィーク前後にこれをやりました。
3.直前2カ月前くらいです。このころは模試も2回くらいは受けているので、誰もができる箇所が、依然としてあやふやだというところが判明してきます。そこで、過去問で何回も繰り返されている論点と基本的事項をまとめ、そして、○×問題と穴埋め式問題を作りました。これは、設問内容は論点のみの単純なものを作り、毎日、仕事の休憩時間等に反復しました。勿論、改正点も盛り込みました。

■ 学習時間について
 仕事のある日は、朝5時から7時前まで、インプットを中心に学習
 仕事の休憩時間等はアウトプット(問題集)を中心に学習
 休日は朝から夕方まで図書館にて、インプットとアウトプットの繰り返し
基本的には夜はあまりやりませんでしたが、自分で問題を作成するとき等は結構、時間を割きました。

■ 学習仲間について
以前、答練等で通学していたとき、情報交換や勉強会をしたりする仲間ができました。私を含め3人居たのですが、共通点が1つあります。それは、「仕事で忙しいから勉強時間がとれなくて困っている」「私はこの科目が苦手だけど、あなたはよくできるから、いいね」「家事が大変で時間が無くて困っているの」等ということは一切言いませんでした。つまり、勉強できない言い訳は誰も言いませんでした。もし、そういう人がまわりにいたら、付き合うのは本試験が終わってからにした方がいいです。勿論、3人とも今年、合格しました。

■ 本試験に臨むにあたって
これは、誰もが、「信念をもって、真剣に臨むことである」と言っています。当然ですが、「真剣」とはどのくらい真剣なのかです。結論としては、合格することに寸分たる揺るぎのない信念です。そのためにはどうするのか。簡単です。本試験開始前の10分間でいいです。そう、回答用紙に名前を記入してからです。今まで1年間やってきたことを、目を瞑って思い出してください。精一杯やったと思えたら、それで合格です。私もそれをやりました。一種のイメージトレーニングです。勿論、午後の択一式の前にもこれをやります。また、昼休みは誰にも会わない方がいいでしょう。ひたすら、集中してください。即ち、この直前に精一杯やったというイメージができるように、8月までやることです。

最後に、井出先生の「テキスト、過去問、法改正の3つで合格できます」という言葉は本当です。自分を信じてください。




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