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平成16年合格 小田 勝さん

 今年不合格なら受験をやめる覚悟で・・・
1 はじめに
本当に必要なものは合格体験記ではなく不合格体験記(敗軍の将勇を語る)と思いますが、現在勉強中の方々の参考になればと思いできるだけ本音で書きます。
私は土曜ゼミコースを2年連続で受講しました(それ以前は独学で)。本当は1年の予定でしたが。この試験の嫌なところは、合格率を一定にしたいがため救済や択一点の変動があることです。昨年の試験ですがある団体の合否データによると合格者1272名のうち329名が救済合格ということです。最高得点から43点までの傷なしの場合は全体3175名中1004名ぐらいらしいです。しかし合否決定は行政サイドの胸三寸で行うため、昨年の結果は個人的には納得できませんでした。今年不合格なら受験をやめる覚悟で臨みました。

まず敗因の分析を調べました。正解率50%以上の問題を44問中12問間違えていました。また、他団体作成の難易表(団体によってずれがある)によると、基本問題35問中10問(W)、36問中9問(T)誤りがありました。いくら難問が解けても確実に点をとれるところで点を取らないと合格は不可能ということです。もっともこの事は、H14年度の試験の後の分析でわかってはいましたが、昨年の場合本試験では実行できませんでした。今年の場合は正解率50%以上の問題は46問中5問の誤りでした。難易表によると44問中4問、他団体では41問中3問(W)、28問中2問(T)、46問中6問(CL)でした。

2 勉強法
再度の勉強は試験結果を知った後(通る可能性が高かったため?)からはじめましたので、遅れを取り戻すので大変でした。

■ 過去問題集
最初に条文順過去問題集とテキストの照合を行いました。これはIDEのHPに掲載されている方法です。昨年は過去問を解いてテキストに出題年度等を記入していただけでしたが、今回は問題を読み(解かない)、テキストに蛍光ペン(イエロー)でマーキングをするようにしました。ただし誤肢または記述(選択)問題に限りました。理由は正しい問題の場合論点が自分では判断できないからです。そして問題集にはテキストのページを記入しました。この作業を行ってからテキストを読みました。これが私の予習です。復習はできるだけ講義があった、その日のうちに行いました。理解度チェック問題を解き、過去問ではない誤肢(確認テストを含む)はピンクマーカーでマーキングをしました。そしてH8年以前の一問一答の過去問集等(独学の際古本屋で購入)で同じ作業を行い(予習の段階でできなかった部分)、講義ノートとテキストを読み返しました。

あと市販教材(うかるぞ・わかる社労士)を切り貼りしました(テキストには載っていないが、赤字またはゴシックになっているところや過去問)。実際この作業は時間がかかります(マーキングを除く)ので、昨年は週遅れで行う羽目になりました。なお古い過去問でテキストや解説を読んでも理解できない場合やテキストで疑問のある場合、通学のときや電話で質問しました。IDEの場合講師が常勤しているのですぐに対応してもらいました。(できることなら科目のテキスト執筆者か講義担当者に質問したほうがいいと思います。ただし運良く?運悪く?井出塾長に当たったら注意してください)。それから日を空けて項目別の過去問(五択)を解くことを行いました。

■ 選択式の学習
選択式も上記と同じようにテキストにマーキングを行いました。昨年は記述形式の本を手書きで書いていましたが、時間がかかりすぎるため今年は変更しました。一般常識の選択(法令以外)は特に行いませんでした。理由は国語の試験と考えていたと同時に試験において4点以上取れていましたから。ただし文章の前後関係のつかめない数字関係は注意をはらいました。そしてその後テキストを読み返しました。

■ 答案練習
答案練習は1週間前に学習リポートを解き、テキストと照合し(マーキング)、その後再度テキストを読むのにとどめ、その間は他の科目を行いました。そのかわり復習には時間をかけました。解答解説書を読みテキストのページを記入し照合を行い、マーキングをし、再度テキストを読むようにしました。もちろんこの作業もその日のうちに行うようにしました。点数は6月までは順調でしたが、7月の一般常識になるとなぜか5割から6割(5択)に落ち込み、模擬試験の成績(7月下旬)も同様に伸び悩みました。原因はよくわかりませんが。

■ 短期ゼミ
短期ゼミは法改正ゼミと一般常識特訓ゼミにとどめました。昨年は全部受けましたが、消化不良を起こしたためです。法改正ゼミのテキストで必要なところはコピーをとり、本テキストに貼り付け、どこが改正されたかをテキストに印をつけました。この作業は昨年の法改正ゼミテキストの分も使用しました。法改正されても昨年出題されなかったところが今年出る可能性があると思ったからです。

模擬試験は8回(自宅模擬を含む)受けました。ただ7月に6回受ける形になったため、6回程度にしておけばいいと思いました。模擬試験を選んだ基準は、値段が安いことと祝賀会に呼んでくれそうな単純な理由です。これらも復習は答案練習と同じような形で行いました(労働経済を除けばほとんどテキストに載っています)。

■ 直前期
昨年は模擬試験の択一がそれなりによかったので、選択にウェートをおきました(昨年の場合は模擬等の選択式で2点がかなりあったため)。結果は択一が伸び悩んだので、今年は択一重視に変更しました。8月以後は1問1答形式の過去問題集を100題単位(時間を決め)で解いた後テキストとの見直しと読み、最後の1週間は年度版過去問題集(労働経済を除く)を2.5時間単位(本試験より短め)で解答し、この時もテキストとの照合と読みを行いました。また法改正ゼミのテキストの見直しも行いました。ただ試験日の前日は選択に出たらできないと思う数字関係の見直し(雇用・徴収・健康・労一)を行いました。夜は昨年と同様に眠れませんでしたが、床からは出ませんでした。

■ 試験会場
試験会場で井出塾長に気合を入れてもらいました。今回はわざと遅く願書を出して小部屋を期待していましたが、大きい階段教室でがっくりしました。ただ昨年と比べると教室の窮屈感はありませんでした。午前中の選択は健康保険のヤマがあたり(基準点不足はないことを確信しました)、安心して択一試験に臨めました。しかしやはり本試験でしたので、模擬試験のように外で煙草を飲む余裕はありませんでした。国民年金が予想外に難問でしたのでペースを乱しましたが(徴収法とともに得点源とみなしていたため)、労働科目で調子を戻しました。試験が終わったときの感じでは社会保険関係は4点以上取れる問題のような感じはしました。後日他団体の解答速報とIDEの解答とを照合して7割以上を確保していたので合格していると思いました。ただ合否診断でマークシートミス等があったためその点だけが気になりましたので、各団体の解答解説集をもとにテキストとの照合は行っていました。結果は自己採点(択一式54点、選択式33点)どおりでした。

■ 反省点
今回の反省点として、テキストは読み込んだ気はしますが、過去問以外の問題演習の復習が少なかった感じがします(模擬試験の類題が出ても解けなかった)。またポイント・マスターの活用が不十分だったような気がします。 やっとスタート・ラインに立てました。本試験後も質問に迅速に答えてくれたIDEの講師の方々感謝いたします。ありがとうございました。

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