あっという間に1年が過ぎ、はや3回目の挑戦となりました。今回も結果は芳しくなく、選択式終了時に健康保険で落ち込んで、前半を引きずったまま択一に入り、国民年金で失敗したなと感じ、試験直後から「こりゃダメだ」と諦めておりましたが、選択34点、択一43点で滑り込みセーフと予想外の合格となりました。
まず、受験の動機ですが、銀行を56才で退職し、関連会社(損保)に5年間勤務、61才で某病院の事務長として勤務する事になりましたが、今まで人任せであった「労務管理」についての知識は殆ど無く、当面の事務を習得するため大栄教育システムの教室に通う事にしました。当初は「受験」「資格」については全く無関心というか、「知識を吸収すれば受験は必要なし」と思っていましたので、1年目は勉強らしきものは1つもせず、ゴルフの帰りに答練を受けるような日々で結果は散々なものとなりましました。採点もろくにしませんでしたので、何点だったか全然覚えていません。周りの通学生は真剣に取り組んでいるのに「これではいかん。いい年をしてみっともない」と2年目後半は一生懸命で勉強しました。それでも真剣に取り組んだのは5月以降だった気がします。その年で終わらせたいという希望はあったのですが、択一で42点しか取れず2点不足、見事不合格でした。そんな事で3年目はもう止めようかなと思ったりしていたのですが、教室の先生から「頑張れ」とのご叱咤をいただき、12月から再挑戦しました。
次に勉強について振り返ってみますと、1年目は勉強せず、2年目はテキスト中心で、参考書は「うかるぞ社労士」のみ、模試も大栄とLEC(これはバスに乗って岡山へ行きたいという子供の遠足のような目的)だけでした。勉強時間は、2年目後半では1日平均3時間位だったと思います。今年は昨年12月より通学し、すでに講義は雇用保険まで済んでいたので、ビデオで「労基」「労安」「労災」「雇用保険」を12月中に見せていただき本講義に追いつくようにしました。1日2〜3本のビデオを見るのはかなりきつかったと記憶しています。12月に勉強管理表を作り、大栄の基本問題H、うかるぞ予想問題の択一と選択、また「社労士V」を10月号から取り寄せその中の「養成講座」「サブノート」をスケジュールに従って実行していきました。
「うかるぞ」の予想問題は、選択、択一とも3月までに5回転を済ませ、3月末から「IDEの答練」、4月から「LECの重要事項総まとめ(これは1通りして止めました)」「日本法令の選択、択一の予想問題」に取りかかりました。法令、IDEの問題は各1回ずつ済ませ、学校のスケジュールに合わせ、答練直前にその科目についてそのあと2回は済ませるようにしました。内容的には「うかるぞ」「LEC」が易しく、「IDE」「日本法令(特に択一)」は難解だった気がします。模試は「大栄」「LEC」「IDE」「日本法令(これは同級生のコピー)」を受けました。また、参考書の模試は、「社労士V」と「SRゼミ直前模擬試験」を各3回しました。白書対策までに全科目を一通り済ませ、白書終了後受験日までは自分で作ったサブノート(自分が覚えなければならない事項の走り書き)と暗記カード(解答の間違った事項を単語カードに質問と解答を書いたもので4セット位できました)を復習し、各模試をもう一度見直しました。
過去2回と比べ直前の焦りは少なかったように思います。ただ、模試が終わった時点で自分としては意外と点数が良かったことと、日本法令の択一予想問題の難解さとのギャップで、物凄い不安に襲われそのまま試験場に行ったような気がします。(井出先生からいただいた「合格手形」のハガキをお守りにしました)。
勉強時間は過去2回で懲りていたので、勤務日を隔日とし、勉強の時間を取るようにしました。初めの内は自宅での仕事の持ち帰り、勤務日以外の出勤が多かったのですが、途中から「勤務日以外は仕事をしない」と割り切って一切休日は仕事の事は考えないようにしました。また、自宅学習はどうしても雑用で気が散るため、極力図書館を利用しました。勤務日(週に3日)は全然勉強できませんでしたが、休日(週に4日)は朝10時から夕方4時まで、夜間は9時から12時までに集中して勉強するよう努力しました。この年令になると、集中力は全然続かずこれが限度と割り切っていました。また、早朝(4時起き)や夜中(3時まで)の勉強も何度か試みましたが、いずれも翌日眠たくて仕事にも、勉強にも身が入らず、結局夜は早く寝て、勉強にメリハリを付けるべきだと12時には寝る事にしました。集中出来る時間は(私の場合)せいぜい1時間が限度なので、間に休憩をとりながらの一日8時間を目標としました。したがって、テレビのプロ野球も殆ど見ましたし、パチンコにも何度となく通いました。勉強以外の時間は一切勉強の事を考えないで仕事や遊びに集中することがその反動で勉強に集中出来るような気がします。生活にメリハリを付けるという事でしょうか。
それともう1つ私の最大の欠点というか欠陥は、答練を通して選択式は何とかなりましたが、択一の読み取りが遅く、時間配分に苦労しました。加齢のせいか本来の能力のせいか「読解力」が不足しており、問題文の理解に時間が懸かり過ぎ、時間内の択一の見直しが殆ど出来ていませんでした。制限時間間際に周りがざわついてくると焦ってしまい、マイペースで試験に望めなかった事は、模試のときから注意をしていたのですが本試験までも同じことでした。個人差があるとは思いますが、1つ1つ理解しなければ次へ進めない性分はいつまでたっても直らないかも知れません。
あと1つ、教室での勉強は随分若い方に励ましていただいたこと、席は最前列に座り先生にあてられてトンチンカンな答えを言っては赤面した事が良い思い出になっています。(チエックオフとペイオフを間違って答えた事はいつまでも言われそうで今でも赤面しますが・・・さすがに3年目は恥ずかしくなり最後席にしました)席は出来るだけ前に座った方が、良く先生の声も聞こえるし講義に集中できるのではないかと思います。(目も耳も遠くなったせいかも知れませんが)
今後についてですが、もう今月64才になりますので年令的にも新たなことは出来ないと思いますから、現在の仕事に教えていただいた知識を最大限に生かせるよう努力していきたいと思っております。
いずれにしても懲りずに教えてくださった教室の先生、井出先生はもとより、若い方達の勉学に励む姿勢に励まされ、職場・家族の理解のお陰で「頭の固い老人」が何とか合格できました。やれば出来ると思います。来年受験を目指される皆さんも決してあきらめないで最後まで努力をしていただきたいと思います。お世話になった皆様に心から感謝をします。本当に有難うございました。
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