■受験の動機
仕事で必要だった訳でもなく、社会に出てからなんとなく毎日が物足りないなぁと感じていた頃、「それから脱却したい」と単純に思ったのがきっかけです。中学から大学までエスカレーター式に進学し卒業した私はふと、「そういえば中学受験した時、どうしてもその学校に入学したい」と強く思って頑張ったのはいいけれど、このままOLやって・・というのは自分の人生が少し淋しいなぁ、と思うようになりました。何か一生関われるような仕事をしていきたいと思ったのがきっかけです。
■合格までの3年間
1年目
「分かる社労士」の執筆者である真島伸一郎先生の講座に1月中旬から通い8月までプライベートの用事は一切いれずにかなり集中して勉強しました。結果は選択はOKでしたが択一1点不足で敗退。
2年目
あまりにストイックな生活を送ったせいか一気に気が抜けて合格したいという意志が少し薄れてしまいました。でも、完全にあきらめることはできず、「今年は通信でいいか」と安易に井出先生の通信を申込みました。
ちょうど、この時期に転職したことと重なり、不器用な私は仕事に集中してしまい、だらだらと中途半端に勉強して、本試験をむかえてしまいました。勉強しなかった割には結果は択一は問題なくクリアしたのに、今度は選択で労一を2点を取ってしまい、また敗退。「やっぱり神様は見ていたな」と、一生懸命やらなかった自分をすごく後悔しました。本試験の次の日、悔しさからか興奮して妙に早く目が覚めてしまい、朝の7時くらいにネット上から日曜ゼミを申し込みました。「このままでは、道が開けないな」と思い直して、今年は絶対に合格すると心に誓い直して、勉強を再開しました。一応自分の勝手な見積もりではもっと早く受かるはずだったのに・・あっという間に3年目に突入してしまいました!
■3年目の勉強法
井出塾の日曜ゼミに参加。この年に意識していたことは以下の点です。
テープを聞く
井出先生がスタジオ録音したテープは買わなかったため、授業を録音したテープをいつも聞いていました。授業中、家、電車の中、合計3回聞きました。ただ、聞くのではなく常にイメージをしていました。
テープを聞いていない時でも、歩いている時は、例えば「ある人が労災でケガをした。この人はどうなるか?」とか自分で状況を設定して流れを頭でつかめるようにしていました。井出先生の講義の素晴らしさは本当に言うまでもないことなのですが、やはりその条文がどうしてできたのか、その背景を教えて頂けたので非常に記憶に残りやすかったです。
テキストを読む
「読む」というのは流して読むのではなく、「条文をきちんと読む」というように3年間で変化しました。そして、必ず過去問と照らし合わせ、この条文からはどのような問題が出題されているのかをチェックしました。つまり、何をよく問われるのかなということ、どこが論点になるのか、これを確認するために過去問を解きました。1年目は初年度で、法律に触れるのも初めてだったため、ただやみくもに頑張りとにかくキカイ的に反応するようになる位過去問を解きまくったのですが、少し形態が違って出題されると間違ってしまうことがあったからです。
選択式は選択肢を見ないで答えを出す
初めに自力で穴を埋め、どうしても分からない時は下の選択肢を見る。それでも分からない時は20個の選択肢を5つに分類しその4つから選ぶようにしました。
法改正部分は予想問題集でチェック
過去問では確認できないため予想問題集を使って、どんな問いとなって出題されるのかを確認しました。
模試は出来る限り受験する
各団体の模試を受験すると、たいていその予備校の売れっ子講師の方が終わった後に試験に向けてのアドバイスをしてくれます。それぞれの先生の受験にまつわるエピソードはそれなりに為になるものも多く、また予想を立てていたりする先生もいて、普段の環境ではない状況で話をきくせいか、そこで言われたことはなぜかよく覚えていました。仲間を作って分担して受験するととても効率よく問題を収集できました。
私が好んでやっていたこと
これは具体的は勉強方法ではないのですが、ご参考になれば・・
「8時間以内に必ず復習」・・・人間の記憶のメカニズムから残りやすくなるそうです。
「適度な運動をする」・・・・・私はほぼ毎日、30分程のジョギングをしていました。
脳に酸素がたくさんいくので、運動後はとても集中することができました。
使用した参考書
井出塾 条文順過去問題集
北村庄吾先生著 最短最速合格法 (法改正部分も含まれているため予想問題としても使用していました。)
■絶対に合格するという強い意志
社労士試験の勉強は覚えては忘れ、覚えては忘れの繰り返しだと思います。例えれば皿回しと同じで10科目10枚のお皿が1枚でも落ちたら不合格です。常に記憶を新鮮に保つことが大切だと思います。私の勉強期間は、2年目はさぼったので除き、1年目と3年目は恐らく時間にしたら同じ位やったと思います。何が違うかと言えば、「絶対に合格するという強い意志」、その思いの強さだったと思います。
試験当日までそのモチベーションを維持すれば必ず乗越えられると思います。長い人生の内の数年間、集中して頑張り通せたことの経験は本当に貴重なものになりました。私が社労士受験に合格して手に入れられたものは「合格証書」と、何よりも「意志の強さで乗りきれる」ことを自ら体感できたこの経験です。この経験は本当にかけがえのないもののような気がします。これだけ、エネルギーを費やして手に入れた資格なので社労士に対してはとても執着心と愛着心がわいたので一生関わっていきたいと考えています。現在は、合格発表後に就職活動をし、社労士資格を活かせる職場に就職することができました。再び、スタートラインです。
■最後に
お世話になりました井出先生をはじめ、諸先生方、スタッフの皆様、本当にお世話になりました。そして、私のわがままをたくさんきいてくれた家族、友人、井出塾で仲良くなった受験仲間の皆様、とても感謝しています。ありがとうございました。
合格へ向かって勉強している皆さんの成功を心より祈っています。
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