はじめに
合格発表まで、まさか合格体験記を書くとは思っていませんでした。それほど今回の本試験は自信がなかったのです。
平成15年11月14日。私はいつもどおり業務をこなしていました。合格発表っていうことを忘れて。
夕方、昔の受験仲間から一通のメール。「同姓同名の名前が載っていたけど、そうだよね?おめでとう。」。そんなメールを読んで、仕事中なのに頭が上の空。はやく家に帰って自分の受験番号を見たい。ひたすら、そう思いつつ、業務を終わらせ、家に帰って自分の受験番号を確認し、頭の中が真っ白。お世話になった先生にお礼の電話を入れた瞬間からとうとう合格したんだーっと、実感が湧き涙が出てきたのが昨日のように覚えています。
社労士の勉強をし始めたのは二十歳代の前半。異業務の職務についている私が勉強を始めたきっかけは、労働災害での同僚の死でした。まともに手続きをしようとしない会社。私が万が一のことに遭遇したらどうなるんだろう。そんな不安からの勉強でした。
●一年目
I.D.E社労士塾っていうのをHPで見つけました。その当時の私は井出先生が大変有名な方とは知らず、ただ、受講費にひかれて、この塾にお世話になろうって思い、勉強しました。適当にテープを聴きながらテキストにラインを引き、問題を解いて、満足したかんじでした。当たり前のようにその年は受からず、受からなかった悔しさと同時に教えていただいた先生のようになりたいという目標ができ、本試験終了と同時に二年目の勉強を始めました。
●二年目
一人で勉強していたら添削のいい点数で満足してしまう。そういう一年目の教訓から、受験仲間を見つけようとHPで勉強会の募集があり参加しました。
出会った受験仲間は、私より目上。みんなあと一点で落ちた人。レベル高い勉強会でした。そのおかげで、一年目と違い勉強しても勉強しても安心と思う気持ちがでてこなく、かえって、かなり勉強できたんじゃないかって思います。
I.D.E・・・カセットテープゼミ
- 添削
すべて提出。三回以上テープを繰り返し聴き、ラインを引く。ラインは、法令、例外、選択式に出てきやすい用語、監督庁等別にラインの色を分けました。
- 過去問
三回以上繰り返し解きました。わからないものはチェックし,模擬試験、本試験直前間違ったものをチェックし直した
- 分野別講義
労働関係弱点克服ゼミ。法改正ゼミ。年金ゼミ。一般常識ゼミに参加。過去問同様、お土産問題を最低三回以上解いた。
横断整理ゼミは通信。試験直前に繰り返しテープを通勤中に聴きました。過去問同様、お土産問題を最低三回以上解きました。
- 模擬試験
レックを受けました。あと、受験仲間と協力し合って集めた団体の模擬試験のうちの選択式を解きました。
- 他>MLで週二回送られてくる社労士の問題を解いていました。
●三年目
学習量の割には、国民年金法で科目別基準点に不足し、二年目は合格しませんでした。模擬試験がよかったので余計にショックでした。受からないから余計合格したいっていう気持ちが膨らみ、まず、何が悪かったのだろうと考えることにしました。私の中の答えは、合格した受験仲間より、受かりたいって言う気持ちがない。あと、すらすら法令が出てこない。よーし、もっと、受験科目と仲良くなるしかないなって言うことで、勉強を開始しました。
基本的には二年目と同様に勉強しました。(参加した講義はI.D.Eのなにわゼミ、法改正ゼミ、横断ゼミ、年金ゼミ、一般常識ゼミ。模擬試験はI.D.E、早稲田ゼミナール)ただ、注意していたことは、各科目の共通部分は特に違い等を確認。あとは、各学校の模擬試験を受験仲間と協力してすべて集め、選択式と一般常識と年金は、最低二回は解くようにしました。
この年は私の中では,生活に一番変化があった年でした。というのも転職したからです。定時に帰れて土日休みの職場から日曜日しか休みがなく残業は当たり前。帰りは9時11時という職場に転職しました。以前よりかなり勉強時間がとれなくなり、毎朝四時に起き、出社まで過去問等を解いて少しでもはやく会社から帰れたら自習室によって勉強する日々を送っていました。このようにして、最低でも1日3時間の勉強時間をとるようにしたのですが。
試験当日、前半の選択式が思ったよりも解けなく、ふと、お昼休みに解いた問題の間違いを発見してしまい後半の択一式が動揺してしまって解けなく、結局、間違いを発見した選択式は基準をクリアーしていて動揺してしまった択一式が基準をクリアーできず、不合格でした。
●四年目
得意な労基で不合格。模擬試験でかなりいい成績で受験仲間には絶対受かるって言われていたので余計ショックが大きく、なかなかエンジンがかかりませんでした。よく考えたら遊ぶ時期という二十歳代の前半をほとんど社労士の勉強に費やしていた私。ここまで、時間を割いて勉強して意味があるのだろうか。そう思い出したのです。
それで、井出先生のようになりたいって言う気持ちはあるけど、この時期にしか出来ないことをしたい。この気持ちを大事にしようって思い、ちょうど部内のまとめ役を託されていたこともあり、仕事重視で疲れていないときに勉強という形で勉強を開始しました。今までで一番勉強していなかったと思います。平日は時間に余裕があれば仕事帰り予備校によって1時間から2時間。休みの日は身体の疲れを癒やし、身体に余裕があれば4時間ぐらい。講座はI.D.Eの社労士マスターゼミを受講し,テキストをじっくりと読み込みました。その他もI.D.Eの法改正ゼミ(通信)と年金講座ゼミだけ。模擬試験は参加せず、ひたすら、過去問とテキストの読み返しばかりしていました。この受験勉強で、過去問を解くと何回解いても絶対間違ってしまう問題があることに気づいたのでその問題に関する部分のテキスト読みを重点に、あと、法改正部分は必ず狙われるのでその分のテキスト読み、問題解きを重点に置きました。
試験当日は、あまり昨年よりも勉強してないのに、大きな態度で試験に望みました。私が出来ない問題は、どの受験生も解けるはずないと。わからない問題で動揺しかけたとき、不安に思えたときに、心の中で思っていました。結果、合格することができました。
後半は、周りの受験生の方には申し訳ないほど勉強しなかった私です。こういう形で合格する人も少ないとも思ったりします。やはり、2.3年目の勉強がかなりいい土台になったんじゃないかと思います。周りに言わせれば、距離を置いたから、試験当日は冷静に問題を解けたんじゃないかって。不合格の年は今から考えると必要以上に焦り自分を追い込んでいたと思います。緊張することは大事ですけど、なんでもほどほどが私にはいい結果をもたらしてくれたと思います。
長くなりましたが、参考にすこしでもなれば幸いです。社労士試験はあきらめない人は必ず合格する試験だと聞きます。私も、なんだかんだ言ってあきらめなかったので合格できたと今では思っております。あきらめず、時にはいき抜きしてがんばってください。 |
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