<私の合格体験記> 勉強と仕事と遊びの両立のなかで
略歴 年齢;29歳
職業;国家公務員
他の取得資格;行政書士
受験回数;2回
<はじめに>
初めて受験用テキストを購入して,全体をパラパラと眺めていた時は,チンプンカンプンで全く何をいっているのかわかりませんでした。何もわからない状態で全体をパラパラとテキストを眺めてると誰もがやっぱり自分には無理だとあきらめてしまうのではないかと思います。
勉強をはじめる時大切なのは1ページ1ページを地道に進めていく作業だと思います。「慣れないから苦しい」と思うのは最初だけです。そのうち次のページに自然に向かっている自分がいます。その意味でLECの基本テキスト「出る順社労士」は図解も豊富で初学者には入りやすいし情報量も合格するに充分な教材だと思います。将棋に例えてみると先手,後手の違いはあるもののスタートはみな同じです。序盤は勘を頼りに手探り状態。中盤以降の攻め方・守り方の如何が最後に「合格」という「王」を勝ち取るために繋がっているのです。終盤はみな,王手合戦です。最後の最後の詰めを全力で挑んでいくことが大切だと思います。
<10月〜4月>
インプット学習
インプットを学習の中心と位置付け。
市販の基本テキストを丁寧に読み込む作業が中心でした。
新聞・テレビ・受験情報誌・書店での関連記事の情報収集。
アウトプット学習
選択式を中心に問題数の多い問題集「真島のわかる社労士選択式問題集」(住宅新報社発行)を購入し毎日5問〜10問程度丁寧に細かい所まで解説を中心に解きました。択一式は解説の詳細な「真島のわかる社労士過去問題集(2分冊)」を使用しました。これらの問題集はテキスト並に解説が詳細で効率的な学習が出来たと思います。
1日の学習時間
平日は朝2時間,夜1時間
休日は朝2時間
1日も欠かさず毎日やりましたが,あとは自分の好きなことに充てることにしました。
<5月〜7月>
インプット学習
ゴールデンウィークでの学習如何が合否の1つのポイントと考えました。
この時季大切なのは,「法改正事項」と「弱点克服」だと思います。
IDE社労士塾での各短期ゼミでの学習中心。配布されたテキスト・問題集とあとはわかりやすい解説のカセットテープを使用して丁寧に1回転させました。
受験情報誌で情報収集
アウトプット学習
IDEの「答案練習ゼミ」を通信で受講しました。選択式・択一式対策どちらも網羅されており,またカセットでの解説も学習している者を引きつけるものがありかなり学習が楽しくなりました。時間もなく1回転しか出来ませんでしたが井出先生の講義解説は記憶に鮮明に残り受験者の「こころ」を掴んで放しません。井出先生の講義を聴くとこの業界の先生の講義は聴けないというのが私の本音です。
あと市販の問題集で日本法令出版日本ライスセンター著の「予想問題集」を使用しました。日本ライセンスセンターの問題は上質で本試験を意識した作問であり他の市販されている予想問題集のなかでは随一だと思います。試験問題の質が難しく変化してきている最近の傾向から特に有効な問題集だと感じました。
また,総まとめ用のテキストとして「真島のまるわかり社労士」を毎日時間をみつけて使用していました。知識を固定・再確認する意味で最高の教材かもしれません。選択・択一どちらにも対応しており試験日まで使用しボロボロになりましたが,今となっては宝物です。疑問点などがみつかったらその都度,受験用六法にて条文・規則・通達を確認しました。特に労働安全衛生法は条文の言い回しに特に気を遣いました。条文構成はテキストや問題訓練ではわかりません。例えば,「○○条は○○条を準用する」とか「○○条については○○条を適用しない」などの表現の条文を読む際,つい読み飛ばしがちですが実は重要なケースも意外と多いのです。この条文構成を知ることは,受験上も実務的にも,はたまた法律家としても重要な位置付けのように思います。
7月初旬〜8月初旬は各受験予備校の模擬試験を5回受けました。目的は2つ。1つは本試験慣れ,2つ目は弱点の把握です。(Wセミナー2回・Dai―X・日本ライセンスセンター・IDE社労士塾)
1日の学習時間
平日は朝2時間半,夜2時間
休日は朝2時間半,昼2時間(土・日曜日どちらか1日のみ),夜2時間
トイレの時間,通勤時間の細切れの時間も貴重でした。
<8月〜試験日前日>
全教科の最終確認
計画的に余裕を持って全教科の最終確認をしました。この時季はお盆もあり誘惑もあるのですが,計画どおりに試験日まで突っ走りました。私の場合,IDEの各短期ゼミ「法改正ゼミ」・「横断整理ゼミ」・「年金特訓ゼミ」・「一般常識特訓ゼミ」と「答案練習ゼミ」を試験日前々日までに回すという計画を立てました。試験日前日は,心を落ち着かせるため「横断整理ゼミ」をもう1度やりました。
体調管理
体があっての本試験ですので夏ばてしないように栄養を摂り規則正しい生活に心掛けました。
1日の学習時間
平日は朝2時間半,夜2時間
休日は朝2時間半,昼2時間,夜2時間
早朝学習は記憶に残るという暗示を掛けながら約10ヶ月毎日続けました。単に私の場合,夜学習は誘惑も多いし,中断もあって集中力は朝より劣るだけなんですけど。
<試験日当日〜合格発表日当日>
いつもよりやや多めの気合
いつもどおりに起きました。多少,前日は興奮して寝付けませんでしたけど,自然に眠ってました。緊張をほぐすため前日の準備したものをもう1度チェックし直し,いつもより多少多めの気合を入れました。力を入れ過ぎないように心掛けました。そして,試験会場には余裕を持って出発し,無事試験会場に到着しました。
本試験まで時間もありテキストを開きましたが緊張のあまり落ち着きませんでした。トイレを何往復したことか。受験予備校配布の予想問題を少し解いていたところで試験が開始されていきました。
選択式は厚生年金保険法が難しく迷ってしまいましたが,あとは井出先生がおっしゃっていたことが記憶に残っており比較的スラスラ解けたような気がします。
昼食は予め用意しておいたカロリーメイト2箱とウーロン茶を外のベンチで一人で食べました。午後は長丁場で眠くなるので食べ過ぎないことが大切です。
午後の択一式は労働基準法・労働安全衛生法が難しく感じました。私は,どちらかというと年金教科のほうが得意で労働科目は苦手でしたので頭が疲れないうちに労働科目から解いていきました。問題の解き方は人それぞれのようですね。井出先生の講義が記憶から蘇りマークが進みました。ただ,そのなかでどちらか迷う問題もあり手ごたえは微妙でした。
試験終了まで25分ありましたので迷った問題を読み直し,マークミスがないか慎重に見直しました。「ヤメェー」の合図でフゥーと力が抜けました。
試験即日の夜にインターネットで解答速報があり答えあわせを恐る恐るし,強いショック受けた自分がいました。選択厚生年金保険法が2点。・・・また来年か・・・みんなはどうなんだろう?緩和措置はあるのかなぁ?そんな不安な気持ちと悔しい気持ちとが入り混じって精神的に苦しかった日々が合格発表日当日まで続きました。
・・・11月14日(金)合格発表当日
期待と諦めと半々の気持ちの中,試験センターのホームページを開くとそこに私の名前がありました。合格です。合格。本当に本当にうれしかった瞬間でした。井出先生を信じてよかったと思いました。IDE社労士塾・井出先生との出会いがなければ合格はなかったと思います。感謝以外の言葉が見当たりません。ありがとうございました。
成績
選択式 : 35点(厚生年金保険法2点)
択一式 : 47点
<最後に>
仕事をしながらプライベート・家庭の用事をこなし,それから受験勉強をされる方は結構いらっしゃるのではないかと思います。社労士には合格したいが用事もあって忙しいという方でも結果合格している方はたくさんいます。それは,集中力と効率のよい学習の方法だと思います。無計画な学習はやはり効率が悪いので計画をたて,自分流の学習スタイルをみつけ,それを自信もって押し進め1日1日をクリアーしていくことがよいのではないでしょうか。少しの時間でもいいんです。それを必ず毎日続けて勉強することに意義があるんだと思っています。
これからはじめて社労士を目指される方,再度チャレンジなされる方必死に目標に向かってがんばっている方々の合格を掴み取ること応援しております。負けそうな時季くじけそうな時季私もありました。そんなとき,「精神的なよりどころ」を創っておくと試験勉強も乗り越えられるものです。家族・恋人・友人・同僚・受験仲間・・・皆ひとそ れぞれかと思いますが。精神的支柱がしっかりしていればモチベーションも維持することができるかと思います。
「為せば成る,為さねば成らぬ何事も」「継続は力なり」その時できることを精一杯すれば夢はかなえられるはずです。
<参考に私が私自身で体感し良いと思ったものをそのまま挙げます>
受講した講座
<IDE塾>最初は正直,半信半疑でした。しかし,講義を聴いてすぐ「井出ワールド」にのめり込んでしまいました。
- 弱点克服特訓ゼミ(通学)
初の井出先生の生講義。このゼミで私のこころの何かがかわりました。
- 法改正ゼミ(通学・カセットテープ)
何故か楽しくて仕方ありませんでした
- 横断整理ゼミ(通学・カセットテープ)
試験日前日にテープを聴き直し自信を持って本試験に挑みました。
- 年金特訓ゼミ(通信)
本試験でのポイントが満載。何処から出題されても怖くなくなりました。
- 一般常識特訓ゼミ(通学・カセットテープ)
法令・白書・政府指針のキーワードの解説。この講義の内容がそのまま本試験で登場。
- 答案練習ゼミ(通信)
カセットテープの解説を聴いて相当の自信がつきました。
- 最終模擬試験(通学)
井出先生自ら受付で模試の問題を配付していてビックリ。
- 最終模試解説ゼミ(通学)
使用した市販の教材
- 出る順社労士基本テキスト(LEC)
使用しやすく図解が豊富
- 真島のわかる社労士基本テキスト(住宅新報社)
LECの基本テキストとは違う視点で知識の確認に使用
- 真島のわかる社労士選択式徹底整理(同上)
問題数が多く,細かい項目まで問題が網羅されており,解説も詳細
- 真島のわかる社労士過去問(同上)
市販されている何処の過去問題集よりも解説が詳細で,周辺知識も確認できるテキスト的で効率よく学習するための必修アイテム
- 真島のまるわかり社労士(同上)
総点検・常時携帯用に最適
- 真島の社労士シリーズ 年金がアッという間にわかる本(同上)
年金のしくみを理解するのに市販本で最高にわかりやすい
- 日本ライセンスセンター予想問題集(日本法令)
本試験問題の的を得ている
- 厚生労働白書・労働経済白書
一般常識対策 冒頭の部分だけ読んでも結構知識がつきます。
- 社労士V(日本法令)
カンフル剤 情報収集に最適
- 社労士受験実務六法(東京法令出版)
条文・通達の正確な構成の把握には必携
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