社会保険労務士試験 通信・通学講座

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平成15年合格 田澤 聡さん

はじめに
「うわぁ、まただめなのかぁ…。」
昼食のおにぎりをほおばりながら、午前中の選択式のことが頭から離れない。「なんだよ厚生年金。国民年金もまいったよ。社一???労基法も労一も…。」

試験場の出口で配られる、選択式の解答速報を見たとたん、1年間の苦労が泡と消える。たった1日で終わってしまうのか。また、1年頑張らねばならないのか。不安は、とどまるところを知らない。午前の選択式を忘れ、午後の択一式に集中しなければならないのに、気持ちが落ち着かない。

●合格手形

そんな状態の時、受験票とともに持参した、お守り代わりの貴塾から届いた合格手形のハガキを取り出した。そして、一語一語じっくりと読み返した。「貴方は、この1年、昨年の合格者よりももっと頑張ってきました。だから絶対に合格できます!だから絶対に合格できます!。」

そう、頑張ってきたんだ。余計なこと考えず、全力を尽くそう。ハガキを読んでいくうちに、気持ちが落ち着き、集中力が蘇ってきた。過去問とは一味違った択一式にも、躊躇することなく、問題に向かうことができた。

●勉強のきっかけは就職指導
社労士の勉強を始めたのは、12年前にさかのぼる。勤務先の短大で就職指導をすることになり、給与明細さえろくに理解していないことがきかっけだった。最初の学習は、日本マンパワーの通信教育だった。しかし、独学だったため、日本語にあって日本語でない法律用語がまったく頭に入らず、とりあえず、添削問題をテキスト見ながら返送するのが精一杯だった。その後、初級シスアド取得などで、社労士の勉強はお休みしていた。

学習を再開したのは、平成11年。日本マンパワーのビデオ通信講座を教育訓練給付を利用して受講した。毎晩11時から45分ビデオを見続けたのだが、これが目から鱗もの。独学ではわからなかったことが、次から次へと理解ができた。ビデオを見ながら、頷きっ放しであった。自分の都合のいい時間に講義が聞け、解らないところを何回でも見直せるのがビデオの最大の利点だった。平成12年度の試験では、択一ではクリアしたものの、この年から始まった選択式を甘く見て、科目別基準点を満たすことができなかった。

平成13年度は、引越し等のため、受験を断念。平成14年度は、日本ライセンスセンターの通信教育と日本マンパワーの条文順問題集で、雪辱に挑んだ。しかし、条文順問題集を直前までやりすぎ、5択になれておらず、択一は合格点に3点も及ばない結果になってしまった。

●IDE塾との出会い
平成15年度、ide社労士塾に出会う。通信教育だけだったが、やっとわかりやすいテキストに巡り合うことができた。私の学習時間は、往復3時間の通勤時と週末のわずかな時間。貴重な自分の時間を有意義に活用した。

今回、テキストの精読は、1度限り。その後は、ide社労士塾の条文順問題集の繰り返し学習を中心に据えた。ただ、前年度の失敗を繰り返さないよう、1ヵ月前から5択の過去問に切り替えた。途中からは、新たに発行になった穴埋め式問題集をテキスト代わりとして、学習に加えた。この穴埋め式問題集が、考えて読む習慣をつける結果になり、大きな成果を挙げられたと思う。
さらに、社労士Vで基礎力の最終確認、完全模擬問題で自信をつけることができた。

日頃、就職活動に向かう学生達に「努力は報われるよ」と口癖のように言っている自分が、自ら実行でき、うれしく思うというよりほっとしている。今後は、社労士の知識だけでなくこの受験の経験を学生の就職指導に生かしていきたい。
最後に、ide社労士塾の皆様、その他お世話になった受験団体の皆様に厚く御礼申し上げたい。


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