●はじめに
私が勉強を始めた一番の動機は、今後仕事をしていく上で専門分野が欲しいと思ったこと、更に自分の将来を考えた時に独立したいと思ったからでした。学校を選ぶ際に、数校のガイダンスを聞きましたが、最も親切で良心的な学校がI.D.E塾でした。井出先生およびI.D.E塾の皆様には大変お世話になり、本当に感謝しています。今年行ったことを以下にまとめてみました、多少でも参考になれば嬉しいです。
1.受験・通学暦
3年間I.D.E塾にお世話になりました。初年度は夜間ゼミでしたが、授業についていくのが精一杯でした。2・3年目は日曜ゼミを受講しました。2年目の反省点、1.過去問が中途半端、2.問題量が少ない、3.テキストを読む回数が少ない、4.日常の無駄な時間が多いなどについて、今年は改善するようにしました。
2.環境
総合職のようなもの、一昨年の夏に異動があり月3回程度地方出張する部署に配属となりました。完全週休2日制ですが、月によって休日出勤があります。
3.通常の勉強
予習として最低限テキストを熟読し、意味不明や曖昧な部分に鉛筆でラインを引き、過去問を行い、時間的余裕がある時はテープを聴いてから出席しました。
復習は、ノートに書いたホワイトボードの内容を色紙に書き写してテキストに貼ったり、ポイントマスターを使った場合は該当ページをコピーして同じくテキストに貼っていきました。試験までテキストを何度も読むので、テキストさえ開けば何でもわかるという点で非常に便利でした。メモなどは、テキストにどんどん書きこんでいきました。
平日の勉強時間は、朝1時間(会社に行く前に喫茶店などで)、昼50分、夜2時間程度で、1日4時間を目安にしていました。その他に、電車の細切れ移動時間や、駅からの徒歩の時はテープを聞いたり、テキストを見たりしていました。昼食後は眠くなるので、まず最初に勉強をし、結局食事は5分程度で済ませることとなってしまいました。
業務上出張が多く、出張先では夜も接待などで勉強時間が取れないので、飛行機や電車での移動中は、とても貴重な時間で、耳栓を持ち歩いて短時間でも集中出来るようにしました。長期出張に行った際は同室の方に理由を言い、部屋の隅で夜勉強をしていました。業務上来年は忙しくなりそうなので、どうしても今年で合格したいと思い、業務に支障がない限り出来る限り勉強時間を取るようにしました。仕事との両立は、私にとって非常に大きな問題で、何度か音を上げそうになりましたが、以前先生に相談した時に聞いた言葉「今後合格して独立した場合、もっと大変になるのだから、仕事と勉強の両立が出来るくらいの裁量がないと厳しい」を思い出し、その度にもう少し頑張ってみようと思いました。
休日は10〜12時間程度、多いときは15時間の日もありました。運動不足解消も含めて、お風呂でテキストを読むこともありましたが、机上とは違う環境で読むと頭に入るような気もします。「テキスト読み・過去問・学習リポート・確認テスト・テスト問題・答案練習・テープ」の各科目一覧表を壁に貼り、一度回したら日付を記入していくようにしました。自分では最近読んだと思っていた科目が、実際には何ヶ月も前だったというようなことも多かったです。前回の本試験でミスの多かった厚生年金保険法が苦手科目にならないように、日曜ゼミのほか夜間ゼミを再受講しました。
4. 5月〜7月までの勉強
過去問を回転させ、何度やってもミスする問題を重点的に回していきました。他校の模試は5月・7月・8月の3回受け(I.D.E塾を含めると計4回。他校の教材等を使ったのは模試だけです)復習は時間をかけ、特に8月のI.D.E塾模試の復習は徹底的に行いました。
この頃から短期ゼミが始まり、体力的に一番キツイ時期でした。地方出張から夜帰って、翌日短期ゼミに出席するなど、気力だけで会場に向かったように思います。ゆっくり行って後ろの席でも良いのではと思ったのですが、合格したいという気持ちが後ろに引いてしまうような気がして、出来るだけ前の席に座って緊張感を持てるようにしました。
5.直前期の勉強
井出先生が授業の始まる前にちょこっと話した内容が、非常に役立ちました。過去問は問題演習としてではなく論点を抑えるつもりで取り組むこと、ホワイトボードの内容は自爆しそうなポイントなので見直すこと、確認テストやテスト問題など設問の少ないもので各科目を回転させることなどです。
試験前の1週間夏休みを取り、I.D.E塾の自習室を利用し、過去問はミスをする問題を中心に2回転、確認テスト及びテスト問題は量が少ないので、各科目3回ずつ回しました(解答と別に配布される「コメント」に助けられました)。答案練習は、選択式>一問一答>五肢択一の優先順位で回しました。選択式については答案練習や学習リポートなどI.D.E塾の教材と、他校の模試のみで、特に問題集などはやりませんでした。今年は択一式に重点を置いていたので、選択式の問題集まで手が回りませんでした。
通算すると、本試験までテキスト読み及び過去問は4〜5回、確認テスト及びテスト問題は4回、答案練習は2〜3回、学習リポートは2回程度回しました。直前の8月にテキストを読みたかったのですが、時間切れとなり年金2法と曖昧な部分を確認するだけとなりました。
試験当日は、午前中の選択式の出来は気にせず(自分では悪くないと思っていたので、かなり楽観的でしたが)、午後は頭を切り替えるようにしました。自分がわからない問題は、皆もわからないはずと強気で解いていきました。
6.短期集中ゼミ
2年目・3年目とも総合コースを受講したこともあり、全ての短期ゼミに出席しましたが、不要と思うものはなかったです。弱点克服ゼミは労働関係の、年金特訓ゼミは年金2法の復習になりますし、横断整理ゼミは横の繋がりがわかり有意義でした。法改正ゼミと一般常識特訓ゼミは絶対必要です。授業と同じ内容を聞くこともありますが、テープと同じように何度も聞いて、やっと理解出来ることもあり参加して良かったと思っています。
7.考え方・モチベーション
通学ゼミを受講し、年齢や業種の違う様々な方たちと知り合えたことや、お互いに励まし合うことで、前向きな気持ちを保つことが出来、受験生の中では恵まれている方だと思います。それでも、仕事と勉強の両立が思うように出来ず悩んだり、モチベーションが下がったりして右往左往することもありました。そんな時は、本屋に行って前向きになれそうな本を立ち読みしたり、後々まで参考になりそうな本は購入して休日の勉強の合間に開いたりしていました。I.D.E塾の掲示板に励まされることも多かったです。
2年目の本試験終了直後のことですが、その年は択一式が得点出来ず既に不合格決定でした。自分では前年に増して頑張ったつもりだったのですが、点数はほとんど変わらなかったため落ち込み、他の資格に方向転換するか、または勉強をやめた方が良いのではとも考えていました。そんな時に「あきらめるから挫折になる、あきらめなければ、ただの通過点」という主旨の言葉を読み、妙に納得したものです。さらにI.D.E塾で先生に相談したところ「すんなり合格しなかった人は、その分知識の量は多くなり、後で必ず役立つから」と励ましていただき、再受験を決めました。
3年目は「とにかく今年を最後にする」という気持ちで頑張ってみようと思っていました。
勉強方法や環境は皆それぞれで、これが正しいというやり方はないと思いますが、試験に最も重要なことは「絶対に合格してやる」という意気込みとあきらめないことではないでしょうか。1点で合否が分かれ口惜しい思いをしている方もたくさんいらっしゃいますが、勉強したことは決して無駄にならないはずです、あきらめないでください。
今年合格して思ったことは「信じて頑張ればかなう」ということです。試験まで長丁場なので、体力をつけて体調管理に気をつけてください。来年の合格を心より祈願しています。
|
|