●はじめに
「ふーっ、やっと終わった。」
官報に掲載された自分の名前と受験番号を確認し、ようやく試験が終わったと実感した時の素直な感情でした。
思い起こせば、平成11年に初めて社労士試験を受験し、今年で5回目。過去4回のうち3回とも、択一式はすべて科目別基準点をクリアし、受験回数が増えるにしたがって、得点も高くなっていくものの、必ず選択式のどれか1科目のみ科目別基準点を下回ってしまい、受験日当日の解答速報を涙目で見ながら帰路についていました。
「自分の弱点は何かがわかっているのに、どうすればよいかわからない。」、「また、今年も1点で泣くことになるのだろうか・・・。」過去4年は、毎年、毎年そんな悶々とした気持ちを抱えながら勉強をしていました。
●自分を信じて
過去4年と今年の違いは、まず迷いを吹っ切ったことにありました。
「ウダウダ考えていても始まらない。とにかく前を見て合格だけを信じて頑張ろう。」そう思えたのは、毎回応援していてくれる妻と子供の明るい笑顔と「パパを信じてるから。」という言葉でした。
迷いさえなければ、あとは自分を信じてとにかく勉強するだけです。
教材は、i.d.e社労士塾のカセットテープゼミを使い、通勤の電車内で早回しで何度も何度も繰り返し聞きました。
幸か不幸か5回目の受験にもなると、基本的な知識は身に染み込んできており、法改正事項と、今まで身に付けた知識の裏付け(何故、そう考えるのか)にポイントを絞った学習をすることにより、時間を有効に使うことができ、毎日仕事の帰りが遅い私にとっては過去4年と比較し、最も少ない時間で効率的に勉強できたような気がします。
●毎日100ページは読もう
さて、択一式については、上記で対応できたのですが、選択式については、やはり今までと同じような勉強方法ではいつまでたっても堂々巡りなので、どうしたものかなと悩んでいた時に、i.d.e社労士塾より選択式対策用の穴埋め問題集が発刊され、飛びつくように購入しました。かなりのボリュームに圧倒されましたが、それでも毎日少なくとも100ページは読もうと誓い、心に刻み込むように集中して読み込みました。
また、通勤時間でも読めるように、他社の同じような選択式対策用の穴埋め問題集(ハンドブックサイズ)も購入し、試験直前まで何度も読み返しました。
●ホームページの活用
駄目押しに、都道府県労働局や厚生労働省等の気になるホームページをくまなく読み、現在・過去の動向を知ることにも時間を割くことで、かなり選択式に対して自信もつき、「ここまでやって分からければ仕方ない。」という気持ちにもなってきました。
この開き直りが良かったのか、試験当日の選択式でも過去のトラウマにとらわれることなく、冷静に問題文を読むことができ、じっくり言葉の意味を考えながら答えを埋めることができました。
●文句なしの合格
結果は、選択式・択一式ともに科目別基準点をクリアし、文句無く合格。
11月20日ようやく念願の合格証書を手にすることができました。
私にとって社労士試験は、失敗しても腐らず、とにかく自分を信じて前へ進むことが大事だと実感した、貴重な経験でした。
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