2006年社会保険労務士試験 予想合格ラインについて

社会保険労務士受験講座 I.D.E.社労士塾 予想合格ラインについて

第38回社会保険労務士試験の予想合格ラインについて

平成18年9月29日に,社会保険労務士試験センターのホームページ上で,「社会保険労務士試験の試験問題誤り等について」が公表されました。

これによりますと,選択式試験問題についての訂正はなく,択一式試験問題についてのみ,@国民年金法の問7は,DとEの複数正答,A厚生年金保険法の問4は,連絡漏れにより静岡会場の受験生のみDとEの複数正答とするというものでした。

 当塾では,厚生労働省労働基準局 労働保険徴収課「社会保険労務士係」,社会保険庁運営部企画課「社会保険労務士係」宛てに,次の点について書面にて問い合せをしています。
(1) 連絡漏れ・口頭による連絡の件(厚生年金保険法の問4)
(2) 選択式試験問題 労働基準法及び労働安全衛生法の[B]の解答のCとBの件
(3) 選択式試験問題 社会保険に関する一般常識の問題文齟齬の件
(4) 択一式試験問題 健康保険法の問7の解答のBとDの件
(5) 択一式試験問題 厚生年金保険法の問8の正解なしの件
(6) 択一式試験問題 国民年金法の問7の解答のDとEの件
(7) 択一式試験問題 国民年金法の問10の解答のCとDの件

 以上の7点のうち,今回の社会保険労務士試験センターの公表により,(1)と(6)の2項目につきましては明らかとなりました。しかし,残りの(2)〜(5),(7)の5項目については,明らかにされていません。これについては,問い合せに対する回答を待ちたいと思いますが,これを待ちますと,かなり遅れてしまうことも予想されますので,今回の発表を踏まえて現時点における予想合格ラインを出してみたいと思います。

 なお,今回の予想合格ラインを出すに当たって,当塾での採点を次のように行いました。
@ 選択式試験問題の労働基準法及び労働安全衛生法の[B]の正解肢をCとした
A 択一式試験問題の健康保険法の問7の正解肢をBとした
B 択一式試験問題の厚生年金保険法の問8の正解肢をBとした(本来は,全部誤りで「正解なし」としたいところです)
C 択一式試験問題の国民年金法の問10の正解肢をCとした

選択式試験の予想合格ライン

各科目3点以上,総得点27点以上
 ただし,労働基準法及び労働安全衛生法,労働者災害補償保険法,社会保険に関する一般常識は2点以上の可能性が高い

1:労働基準法及び労働安全衛生法は,[B]をBとした受験生が6割弱ですので,2点救済が行われる可能性があります。
2:社会保険に関する一般常識は,得点状況からすると2点救済になるものと思われますが,問題文の齟齬を考慮してくれる可能性もあり,そうすると1点救済が行われることもあるものと思われます。
3:総得点は例年に比べると低いため,平成13年のように「26点」まで合格ラインが下がる可能性もあります。

択一式試験の予想合格ライン

●各科目4点以上,総得点43点以上
 ただし,労働基準法及び労働安全衛生法,厚生年金保険法は3点以上の可能性が高い


1:各科目の中でもっとも得点が低かったのが労働基準法及び労働安全衛生法でした。得点上位者の中にも労働基準法及び労働安全衛生法で3点の受験生がみられることから,3点救済の可能性があります。
2:厚生年金保険法については,問8が「正解なし」となるものと思われますが,社会保険労務士試験センターの発表では,この点について触れていませんでした。そうなると,得点もかなり下がることが予想され,3点救済の可能性があります。
3:総得点については,複数正答について国民年金法の問7のみ認める(静岡会場の受験生の場合は厚生年金保険法の問4も含む)という見解ですから,全体的には下がってきます。昨年の復元解答の集計結果との比較でいくと,42点についても合格の可能性はあります。

 今回の発表により,修正は2箇所のみということでしたが,これによって,全体的な得点状況は低めで推移することになりますから,逆に最低得点による救済がかなり行われることも期待できます。
 
 当局より,どのような回答が届くか見守りたいところですが,回答が届きました時点で,再度,ホームページ上でお知らせしたいと思います。

 
 なお,合否診断をお待ちのみなさまには大変ご迷惑をおかけ致しましたが,10月2日より,順次診断結果と解説CDをお送りさせていただきます。なお,復元解答をお出しいただいた順と送付順とは異なります。今しばらくお待ち下さい。

2006年9月29日
i.D.E.社労士塾
代表 井出 和幸

           
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