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「損害賠償請求権 保険給付との調整」

厚生年金保険法第40条
「損害賠償請求権 保険給付との調整」

Q:質問内容

マスターテキストP69の通達(1)「保険事故が第三者の行為によって生じた場合において,受給権者がその支給事由たる障害又は死亡について第三者から損害賠償を受けるときは,保険給付と調整されるべき損害賠償額は,当該損害賠償額のうちの生活保障費相当額に限られるものであって,慰謝料,医療費,葬祭費等は調整の対象とならない。」についてですが,健康保険法における保険給付との免責と混同してしまい,うまく整理できません。調整のポイントを教えて下さい。



:お答えします

損害賠償と保険給付との調整は,保険給付の価額の限度で行うことになります。この考え方は,健康保険法も厚生年金保険法も同じです。

健康保険法 厚生年金保険法
・療養の給付~高額介護合算療養費
・傷病手当金
・出産手当金,出産育児一時金
・埋葬料,埋葬費
・家族療養費~家族移送費
・家族出産育児一時金
・家族埋葬料
・老齢厚生年金
・障害厚生年金,障害手当金
・遺族厚生年金
 
  1. 慰謝料は,どちらの制度の保険給付にもこれに該当する者はありませんから調整されません。
  2. 医療費は,厚生年金保険法にはこれに該当する保険給付がありませんから調整されませんが,健康保険法には,療養の給付等・家族療養費等がこれに該当する保険給付となりますから,その価額の限度で調整が行われます。
  3. 葬祭費は,厚生年金保険法にはこれに該当する保険給付がありませんから調整されませんが,健康保険法には,埋葬料・埋葬費・家族埋葬料がこれに該当する保険給付となりますから,その価額の限度で調整が行われます。

「保険給付」との調整という視点で捉えましょう。


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