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合格体験記

2014年 合格体験記

K君への手紙
トラックおじさんさん

 前略
 人伝に「K君は満を持して臨んだ試験にまたも不合格となり、虚脱状態らしい」と聞きました。たぶん今は合格できなかった理由ばかりをあげつらって、さらに落ち込んでいることでしょうね。不合格の回数では他人に引けをとらない小生も何度もそんな思いを重ねました。
 「もうやめた!」とキッパリと割り切って撤退するもよし。「もう一回始めるのだ!」と仕切り直すもよし。正誤はないと思います。K君が決めればいいだけです。ただ、もし「もう一回始めるのだ!」と思い直したのであれば、納得のゆくまで落ち込んだ後に小生の話を聞いてください。ただし、この話は受験テクニックや勉強方法についてではありません。それは他の体験談に任せましょう。これは小生からK君への「パス」、そうサッカーやラグビーの「パス」にあたるものです。ぜひ受け取っていただきたいものです。

●「お守り」を持つ   ...ブレる気持ちを元にもどすために

 合格祈願の「お守り」を100個持っても合格しないことくらい誰でも知っていますね。でも、それでも持つべきだと思っています。どう持つかと言えば

 ・試験直前ではなく、勉強を始めた最初に持つ
 ・1つではなく2つ持つ
 ・お願いをするのではなく確認をするために持つ
 ・たまに手を合わせるのではなく、朝見る
 試験までは長い期間があります。その間に勉強する気持ちが様々に混乱するのは仕方がないことです。そのときにブレる気持ちを元にもどすためのいわば受験勉強の骨格をK君自身が「お守り」として作っておくのです。
 ちなみに小生の「お守り」はハガキでした。小生の仕事は大型トラックのドライバーで、生活が不規則な上にまとまった勉強時間がとりにくかったのでハガキに次のように書きました。
 1.焦らず 諦めず 匍匐(ほふく)前進だ
 2.時間はまとめると力になる
 3.仕事中は勉強できる
 4.行動には慣性の法則がはたらく
   慣性の法則を活かす →もう1回やる
   慣性の法則を断ち切る→まず止める
 見てわかるようにこれは小生のオリジナルの「お守り」ですので、K君には使えません。しかし、自分の生活パターンや性格、習慣などの利点・欠点を思い浮かべて「Kのお守り」を最初に作っておくと後々実に頼りになります。ここへ戻ればいいのですから。
 そして、この「お守り」はどこへ行くときも必ず身につけて出ます。必ず。そして、朝には見るように(特に 4.慣性の法則を味方につける は肝に命じて確認しました)。
 蛇足ながら、作ったハガキはポストへ投函したらどうでしょう?世間を渡って届いたものはありがたみが増すような気がしますが。

●分厚い問題集をいつも持ち歩く   ...社労士試験をいつも身近に置いておくために

 先にも書いたように長い受験期間中にはスランプや思わぬ出来事がそりゃ~ありますよ。しかし、そうなった時でも社労士受験をいつも身体のどこかにくっつけておいた方が立ち直りが早いと思います。ポイントは「いつも」。 仕事に行くときも、買い物に行くときも、デートの時も、銭湯にも、ディズニーランドへ家族と出かけるときも......。

 この「いつも」については痛い経験があります。片道1時間かからないトラック配送の仕事なので「まあ今日はCDは持ったから問題集は持たなくてもいいや」と出かけたら大事故で3時間以上高速道路上で足止めを食ってしまい、3時間同じCDを聞き続けるハメになってしまいました。それ以来"分厚い問題集をいつも持ち歩く"というルールには例外はないとこれまた肝に命じました。
 なお、"分厚い"というのは全科目が1冊になっているのがいいんじゃないのということで、勉強中の科目が飽きたら他の科目に移れるし、分冊だとつい持ち忘れたりするので特段の意味はありません。言いたいのは、8科目をいつも自分の近くに置いておくための工夫があった方がいいということです。

●"NO.11 ノート"  ...記憶に焼き付けるために

 多くの講師が指摘する利のない学習法に"サブノート"の作製があるようです。作るだけで終わってしまい、記憶に残らないからというのがその理由。賛成です。でも作りかた次第ではないでしょうか。

 こんな"サブノート"はどうでしょう。
 ・勉強を始めた最初からは絶対に作らない
 ・全科目の勉強が終了し、2回転目が終了し、3回転目が終わってから作る
 ・80ページくらいのノート(B-5がいい)1冊に全科目を記入する
 ・絶対に2冊目を増やさない
 ・追加式のノートはダメ
 ・最初に8科目をインデックスで分けてしまう
 科目が進んでゆくと知識が重複したり、数字が入り乱れたりしてどうしても覚えられないところが出てきますね。初学の科目はそのほとんどが混乱の連続のはずです。経験済みでしょう!しかし、3回転くらい学習を重ねてくるとどうしても覚えられない、あるいは整理ができない箇所がわかってきます。そこのところだけをこの"NO.11ノート"に記入しておきます。際限なく冊数が増えるのを防ぐため科目ごとに事前にインデックスをつけてしまってたとえば労働基準法のページ数は8ページ、健保は10ページと割り振ってしまいます(自分で決めてください)。この中でその科目の全てのメモをまかないます。絶対に2冊目を作ってはダメです。「1冊で勝負する」これがこのノートのキモです。
 記入する中身は、語呂合わせ・表・保険料(率)・横断まとめ などなど
 ちなみになぜ1冊しかないのに"NO.11"なのか?それはこのノートは最初は語呂合わせのメモから始まったからです。「語呂合わせ」=五と六を合わせて11。失礼。
 もう一つ重要なポイントを。それはこのノートも「お守り」同様、ことあるごとに見るあるいは読むことです。読み返すこと。そして、このノートは受験当日試験会場へ持参します。80ページくらいのノート1冊だったら1時間くらいで読み返せるはずです。電車の中で弱い記憶を確認できる(短期記憶って言うんでしょうか?)のに使えます。
 少々受験テクニックになってきてしまったようです。

 最後に『まあ いいか!』についてつき合ってください。勉強を始めるときにたとえば「1日平均3時間勉強しよう」と決めたとします。でも今日は2時間しかできなかった。そうするとK君は「明日は3+1で4時間やるのか!」と心持ちが重くなりますね。このときに、「いや 何が何でも4時間やるゾ」と気合いを入れるのはすごいこと、たいしたことです。でも、「まあ いいか! 2時間やれたのはよかったナ あしたもできる限りやろう!」という心持ちになるのも有りだと思いませんか?短い期間集中するのと、長い期間やり続けるのとでは少々くたびれかたが違います。だから、「何が何でも今日は...」とそこに居着いてしまわずに、肩の力を抜いて、「まあ、お茶でも飲んで」と気持ちをゆるやかにすることが必要です。
 この、気持ちの力を抜くことが長い受験勉強にとって実はとても重要だと気がつきました。受験勉強だけじゃないですがね。
 では、次回K君に期待通りの結果が訪れたらまた手紙を書きます。気持ちと身体に気を配って過ごしてください。




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