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合格体験記

2012年 合格体験記

『アリ地獄からの脱出』
匿名希望さん

 ようやくアリ地獄のような受験生活が終わりました。不合格になるたびに,来年こそは合格しよう,とまた長期講座を申し込み,一般常識や選択式の1点で泣かないように,と短期講座も申し込み,どんどん気持ちも出費も深みにはまっていくさまが,まるでアリ地獄のようだと思っていました。

 不合格だったこれまでと,合格できたときの一番大きな違いは,やはり勉強時間,勉強量だと思います。高校受験,大学受験,資格試験とこれまで受けた試験では,これほど長期間,モチベーションを落とさずに勉強することはありませんでした。社労士の試験も,そのつもりで勉強していたことが,一番の敗因だったと思います。ある程度要領良く(飛び抜けてではなく),短期集中型でこれまでの色々な試験を乗り切ってくることができたタイプほど,社労士試験では通用せず,また,やればできると思っているため諦めることもできず,アリ地獄にはまってしまうと実感しました。
 結局は,地道に,塾の指導に従って,時間的にも量的にも,勉強するということが合格への道です。
 私の場合,ずっと択一式の成績が伸びませんでした。本試験で2点足らずが3年続きました。原因は,春以降のアウトプットで問題をこなしていく時期に,勉強時間,勉強量が足りないことだったと思います。

 過去問題集は,論点を書き出し,何回も解くために,1ページに30問を3回分書けるような解答用紙を,問題集と同じ大きさで作りました。最初は,1問ごとに答えを見て,テキストと突き合わせましたが,2回目以降はスピードアップする必要があるため,何問か続けて解いてから答え合わせをするように指導していただきました。また,連番で解いていくと同じ内容の問題が続くため答えを覚えてしまうので,1問おきに解答用紙の1ページ分15問ずつ解いていきました。本試験では一科目50肢を25分で解かないといけないので,15問では7分半以内という時間を計りながら解きました。実際は5分以内を目安としていたので,短時間しかとれない隙間時間でも,外出先の少しの時間でも過去問題集の勉強ができました。

 答案練習の問題も同様に,3回分書ける解答用紙を作り,何問かまとめて解いてから答え合わせをするというやり方をしました。インプット段階では,理解したようで実はスッと流れていたことが,問題を解くことで,具体的な知識となって形作られてきたように感じました。

 中間模擬試験でも択一式の点数が伸びず,また,過去問題集でも同じ問題ばかり何回も間違ってしまうので,勉強方法が間違っているのかと思い,電話で相談しました。すると,勉強方法に問題はないし,同じ問題を何回も間違ってしまうと言えるということは,それだけ勉強している証拠だから,その問題を重点的にやり直せばよいというご指導をいただくことができ,迷いもなくなり,安心して勉強を続けることができました。その結果,知らず知らずのうちに力がついていたようで,最終模擬試験と本試験では,50点を超えることができました。個別に,親身になって勉強方法の相談にのっていただき,アドバイスをいただけるなんて,本当にありがたいことです。

 また,5月以降は,国民年金と厚生年金の過去問題を,毎朝,5問から10問ずつ位解いていくことを,本試験まで続けました。2科目ともボリュームがありますが,毎日少しずつ進めると,いつの間にか終わっていました。朝でしたら,仕事の日でも休日でも関係なくコンスタントに続けることができます。 

 昔から,きれいにノートにまとめて書くということを,あまり得意とはしませんでしたが,私なりのノートを作りました。
 『障害基礎年金の加算は,配偶者にはなし』などと,何回も間違えること,理解しにくいこと,覚えないといけない表などを,科目別に,体裁を気にせず,順番も気にせず,書いたり,コピーを貼ったりしていました。自分にしかわからないものになりましたが,試験直前期や,当日には,何回もこれを見直しました。

 6,7月以降は,1日になるべく多くの科目に当たるようにということでしたが,何をどこまでやったかわからなくなるので,自分なりの予定表兼管理シートを作りました。横軸に科目をとり,縦軸に過去問題集,答案練習,添削問題,中間模擬試験見直しなどと項目をとり,予定日,やり始めた日,終わった日を記入していきました。なかなか予定通りにはいきませんので,直前になればなるほど,思い切ってやらない項目,科目を作るなど,予定を変更していく勇気も必要です。

 模擬試験は,時間の感覚と集中力,そして体力をつけるために,会場で受験することが良いと思います。私は,他の団体の模擬試験2回を合わせて,4回受けました。

 最後の2週間は,中間模擬試験,最終模擬試験を中心にやり直し,過去問題集,答案練習の間違えた問題をできるだけ復習するようにしました。この時期は,もう新しいことには手をつけず,復習中心で複数科目に当たったほうが効率的ですし,精神的にも余裕ができます

 選択式は,運不運もあり,予想もしにくいですので,なるべく幅広く当たっておきたいと思い,i.D.E.社労士塾と他の団体の短期講座を受けました。数多くの問題で条文の穴埋めに当たり,条文の理解が進みました。また,文脈から答えを導き出す訓練ができたと思います。

 選択式と同様に,一般常識も,不安から他の団体の短期講座も受けました。今思えば,短期講座も無駄ではなかったと思いますが,どちらも基本テキストを読み込み,IDEAジャーナルをしっかり勉強すれば充分だったとも思います。やる事を増やし過ぎて,それができなかったという不安を作るより,基本テキストを何回も読み込むほうが良かったのではとも思います。

 最後は,どうしても受かりたいという気持ちが何よりも大切です。
 合格するときは,運も味方してくれますが,その運も気持ちで引き寄せることができます。私は,2年前の試験の選択式では,運よく正解できた問題が多かったのですが,準備不足の択一式で点数が足りませんでした。そうそうすぐにまた運が来てくれるはずはないと思っていましたが,今回は,これまで以上に勉強しましたし,受かりたいという気持ちもこれまでで一番強く持っていましたので,本試験でダメだと思った社会一般の選択で運が味方してくれました。

 もう充分に勉強もできたし,準備万端で何の不安もないという気持ちで試験に臨める人はいないと思います。どんなに時間をかけて勉強しても,まだ時間が足りない,あれもやりたかった,これももう一度見直したかったという気持ちと闘いながらの長丁場の受験だと思います。終わりが来るのだろうかという不安もあります。
 しかし,合格を手にすると,自分の中で何かを乗り越えた爽快感が沸いてきます。ぜひ,皆さんも今年はこの爽快感を味わってみてください。がんばってください。




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