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合格体験記

2011年 合格体験記

『受かるかあきらめるか』
酔い之助さん

【なんで社労士?】
 はじめに申し上げます。私はもうすぐ50歳に手が届きそうな男性会社員。家庭に、仕事に疲れを感じ始めたサラリーマンです。学生時代からはや20年以上が過ぎ、「資格?勉強?なにそれ?・・・」的な毎日を漫然と送ってきていた、所謂「オヤジ」です。
 そんな私が社労士を受験しようと思ったきっかけは、恥ずかしながら「人事異動」でした。ある出来事をきっかけに所謂「はずされて」しまったのです。サラリーマンの皆さんであれば多少なりともこういった悲哀を味わったことがあるかと思いますが、そのときに思ったのです。「オレの人生は会社だけか? 仕事とは別に資格の一つでも取ってやろうじゃないか!」と。ではなぜ社労士を選んだか? それは、正直なところ「国家資格だけどちょっと勉強すれば取れるだろう。」と甘く見ていたためです。実はそれが大きな誤解だったことは3年間の受験生活が証明しています。


【1年目(平成21年度)】
 法律の条文など見たことがない、まさに「ど素人」ですから、まずはT社の土曜日通学コースを受講しました(当時はiDE塾の存在を知りませんでした)。
 毎回欠かさず出席しテキストを読んで理解したつもりでも、なかなか過去問が解けない。だから何度も何度も過去問を解いて最後には過去問を覚えてしまい、それで「理解した」つもりになっていました。
 当時は真剣に取り組んだつもりでしたが、今思うと、所謂問題の本質を見ぬまま単に「合っていた。間違っていた。」だけだったような気がします。ですから、少しひねられるとお手上げ状態でした。要は応用が利かないのです。
 それでも試験の結果は、択一式はなんとかクリアー。しかし、選択式の基準点割れで「桜散る」でした。
 ただし、勉強だけは毎日2時間程度行っていましたので、机に向かう習慣は身についたと思います。これが1年目の成果でしょうか。
 テキスト等使用教材については、個人的感想を記載しました。

《教材》
・T社テキスト:初学者には分かりやすくて良かったが、ちょっと物足りないかも。
・T社合格のツボ:問題レベルについては平均的。科目毎にバラバラにして使用。
・T社暗記カード:これはお勧め。要点が整理されているので使いやすい。
・過去問(5年間):特にコメントなし。繰り返し復習。
・T社模擬試験:iDE塾とは違う傾向の問題もあるので受けたほうが良いと思います。
・iDE模擬試験:T社に比べるとレベルが高いような気がします。
《生活リズム》
・会社を退社後予備校自習室で勉強。
・休日は極力予備校自習室で勉強(終日)
(毎日平均にすると2時間超くらいは勉強したと思います。)


【2年目(平成22年度)】
 1年目に受けたiDE塾の模擬試験のレベルの高さ、社労士専門予備校であること、インターネットでの評判等々を見て、iDE塾の門を叩きました。通学コースを選択したかったのですが、休日をまるまる予備校に費やすことに家族の理解を得られず、やむなく通信パックコースAを受講しました。
 まずびっくりしたのはテキストのボリュームです。2年目ということで、ある程度の知識はあったつもりですが、内容の濃さに驚き、初学者に返ったつもりで学習しました。評判のCDについては、1.3~1.5倍速くらいで聴いていましたが、どうしても眠くなってしまい1回しか聴きませんでした(先生ごめんなさい)。
 その分、何度も何度もテキストを読み返し穴をつぶしましたが、横断整理ゼミをはじめ幾つかの教材は手がつけられず(余裕なし)、勿体無いことをしました。これらを全部マスターするには大変な時間を必要とし、且つ、とてもハードだと思いますので、時間に余裕があれば別ですがそうでなければゼミを絞り込むのも一策と思います。
 満を持して臨んだ試験は、択一式は54点だった一方、選択式の労働一般が2点という失態で、またしても「玉砕」でした。
 このときは、自らの不甲斐なさに家族の前で泣いてしまったことを思い出します。

《教材》
・iDE塾テキスト(通信パックコースA)
 うち、
答練:何度も見直し
横断整理:ほとんど手付かず
通達攻略:半分くらいしかやらず
直前まとめ:ぱらぱらと見る程度
法改正:何度も見直し
白書統計:何度も見直し
年金特訓:ほとんど手付かず
中間・最終模試:何度も見直し
過去問:繰り返し学習
・T社暗記カード
《生活リズム》
・1年目とほぼ変わらず。勉強時間は平日2~3時間、休日8~10時間程度だと思います。


【3年目(平成23年度)】
 2年目の反省や金銭的に余裕がなくなりつつあったことから、今度は通信総合コースPを選び、オプションで白書統計ゼミを受講しました(結果的にこれで充分でした)。
 1年目、2年目と択一式は合格点に達していたので、試験のキモは「選択式」という結論に至り、これまで以上に選択式対策に時間を費やしました。そういえば、試験後も「○○法は救済があるかないか・・・」等の話題に関心が集まっているような気がします。即ち、選択式に一喜一憂される受験生が多いということを裏付けしているのではないでしょうか。
 CDは、やはり眠くなってしまうのと、自分が理解しなければCDを聴いても無駄と思い、基本的には1回聴くのみに留め、自分の弱点の部分だけ復習のつもりで2~3回聴いた程度です。
(白書統計ゼミを受講し、直接井出先生の声を聴いた時は、1分1秒たりとも眠くなりませんでした。やはり先生の目を見ながら教室の熱気に触れるのと、漫然とヘッドホンで聞くのでは天と地の差があるように感じたことを補記します。)
 選択式対策としては、テキストにおける主要語句(太字語句)を中心に、CDで先生が強調している語句やその他重要と思われる言い回しを暗記ペンでマーキングして繰り返す単純なものです。
 当初は、選択式対策は単なる暗記と思い込んでいましたが、繰り返すうちに選択式対策は択一式対策につながり、逆に択一式の勉強は選択式の勉強につながることを実感しました。
 また、各科目の復習スピードが速くなるにつれ、それぞれが単体の科目として独立しているのではなく、労働基準法から社会・労働一般までが一つの流れとして捉えられるようになってきました。
 学習は、とにかく書いて書いて書きまくりました。1年目も2年目も同様の勉強方法ですが、とにかくバカみたいに書いていました。冒頭で書いたとおり、長年のサラリーマン生活(アルコール)で脳細胞がほとんど死んで「一つ覚えると翌日は二つ忘れてしまう」ような有様でしたので、「頭で分からなかったら身体で覚えろ」的な理屈も何もない根性論で勉強しました。大変原始的な勉強方法ですが、「書いて考える。考えたことを書く」を繰り返すことで、かなり覚えたつもりです。

 ここまでやったんだから・・・との思いで迎えた8月28日。終わってみればまたまた選択式の労基・安衛法と社会一般で2点。択一式も思いのほか点数が伸びず46点。社会一般はともかく、労基・安衛法の救済の話なんてどの予備校のHPを見てもありません。「またやっちゃった(泣)。」と茫然自失の境地でしばらくはテキストを広げる気さえ起こりませんでした。そこへ届いたのがiDE塾からの予想合格ラインと次年度に向けた教材の案内資料です。
 井出先生からの「労基・安衛法の救済はかなり難しいですが全く希望がないわけでは・・・」と、励まされているような、引導を渡されているようなお手紙(笑)を何度も読み返しながら、「しようがない。またやるか。」と気を取り直して昨年と同様の通信総合コースPを申し込み、テキストをマーキングする日々。その後11月11日の合格発表さえも見ず、翌日も図書館で勉強していたところ、家族から「なんか封筒が届いたよ」との知らせ。
 「もしかして・・・」と震える声で封を切ってもらうよう頼むと、そこには合格証書がありました。ようやく長かった受験生活3年間の幕が降りたのです。

《教材》
・iDE塾テキスト(通信総合コースP)
 うち、
答練何度も見直し
法改正何度も見直し
白書統計何度も見直し
中間・最終模試何度も見直し
過去問繰り返し学習
・T社暗記カード(いつもカバンに入れて持ち歩いていました。)
・O社選択式問題集(問題集を広げることは得策でないと思いましたが、買ってみ
ました。しかし、結局1回勉強したのみです。)
《生活リズム》
・1、2年目とほぼ変わらず。5分でも時間ができればテキストや問題集を広げていました。勉強場所は図書館をよく利用していました(家では集中できないため)。


 今振り返ると、日々「忘却」との戦いで、嫌気が差したことも数知れません。そういった中で私が最も苦心したのは、「受かるんだ!!」というモチベーションの維持です。
 なんだかんだいって、3年間は非常に長く、その間ずっと、眼を三角にして勉強することなどできません。「飲み会」等々、悪魔の誘いもしばしばです。そういった中、受験生として当初の気持ちを切らさずに机に向かい続けることは簡単なようで、実はなかなか難しいことと思います。
 家族からも「自分で選んだんでしょ!」「好きで勉強してるんだから弱音を吐くな!」「家庭を犠牲にしているんだから、今年で最後だよ!」と叱咤され続け(敢えて"激励"の文字は書きません(泣))、暇さえあれば電車の中でもトイレの中でも勉強していました。こんなに勉強したのは大学受験以来です。

 とどのつまり、試験は「受かるかあきらめるか」のどちらかです。あきらめずに続ければいつか必ず桜は咲くと思います。いや、咲かさねばなりません!
 家族や同じ受験生等、誰かが心の拠り所になってくれても試験に立ち向かうのは皆様自身です。また、社労士を目指して日々机に向かっている皆様の心の中の不安や葛藤は、皆様自身にしか分かりません。
 私は、余裕の高得点で合格したわけではなく、もうギリギリの紙一重で救われたようなものですから、偉そうなことを言える立場ではありません。PCの前でこの文章を読まれている皆様と私は全く同じです。
 だからこそ敢えて申し上げます。生意気なようですが、受かりたいのなら受かるまで頑張るしかありません。もうひとふん張りです。ゴールはすぐそこにあるはずですから!!!

以上





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