HOME > 合格体験記 > 2011年 > taiyang

合格体験記

2011年 合格体験記

『最速学習法・試験脳の鍛え方』
taiyangさん

私が社労士試験受験を決めたのは、今年3月11日に発生した、東日本大震災がきっかけでした。

阪神淡路大震災、アメリカ同時多発テロ、SARSなど、これまで何度か大きな災害を経験し、その都度人生や仕事に対して深く考えさせられる事態に直面してきましたが、今回の大地震も、自身の人生を大きく変える大きな事件だったと思っています。

日本は地震大国であり、今後もこのような事態が起こり得る、しかし自分は日本を離れるつもりはない。
だったら、どんな環境下であっても需要がなくならず、人の役にたち、なおかつ自分が好きで一生続けられる仕事がしたい。

そう考えたとき、思いついたのが社労士という職業です。

震災の影響により、職場では一時休業が出され、毎日嫌になるほど時間がありました。

この時間は神様が下さった貴重な勉強時間であると考え、4月から8月本試験日まで、ひたすらに学習に取り組みました。

ちょうど20週間、約4ヶ月半です。期間だけを見ると短く見えるかもしれませんが、この間の勉強時間は約600時間です。

社労士試験の合格目安時間は1000~1500時間ということは知っていましたが、この期間中にそれだけの学習時間を捻出するのは、どうがんばっても無理です。
だからといって、では来年受けようとは全く思いませんでした。
どうせ受けるなら絶対に合格したい。20週間あれば、週30時間勉強できたら600時間は確保できる。少なくとも400時間は確保するようにしよう。600時間なら通常の2倍の濃度、400時間なら3倍の濃度で勉強すれば合格目安時間と同じじゃないか、と半ば強引ですが、目標学習時間を定めました。

結果的には、DVD通学学習時間も含め、600時間は勉強できたと思います。

運もあったと思いますが、i.D.E社労士塾(以下IDE)の先生たちのおっしゃる通りの学習法を貫いて、基準点割れなしで合格できました。
(択一52、選択31)

以下、私の実践した学習法をご紹介します。
正直なところ、これは誰にでも通用する勉強方法とは思えませんので、このようなやり方が合うと思うタイプの方は、ぜひ2012年の本試験合格目指してがんばって下さい。


まず、合格への一番の近道は、自分に合った学習方法を見つけることだと思います。
この文章を読んで下さっている受験生のみなさん。
あなたは、
・好奇心旺盛で、スーパーポジティブですか?
・本や活字を読むのが好きで、国語力に自信がありますか?
・自分は強運だと思いますか?
・過去に朝から晩まで勉強漬けの日々を送ったことがありますか?
・長期間コツコツ続けるより短期決戦型ですか?
・自分は必ず合格すると信じていますか?

全てがYesの方は、この学習方法はきっと向いていると思います。
そうでない方は、こういうやり方もある、くらいの軽い気持ちで流し読みしてください。


実際、私は自分が学習中のときは合格体験記をあまり真剣に読みませんでした。
合格する方は、例外なく勉強しています。自分と比べてしまい、「こんなに学習時間確保できない...」などと落ち込んでしまうからです。
人にはそれぞれ、その人に合った学習方法があります。ぜひ、それを見つけて、そして実践してください。
期間の長短より、時間と濃度、学習方法との相性、それと合格への執念が最も大事だと思います。

私がIDEでお世話になった講座は以下です。

長期講座
本科ゼミ DVD通学(平日)

短期講座
法改正ゼミ
白書統計講座
中間模試、最終模試

これ以外には、市販の問題集など含め、一切やっていません。
模試もIDEの中間と最終のみです。

私は普通の会社員ですが(サービス業の営業事務。人事労務、総務未経験。)、今年は震災の影響で、土日祝以外に4、5月は月10日、6月は月5日の休業がありました。
就学前の子どもがいるため、基本的に夜は家を空けられません。
日曜、祝日も保育園が休みのため、通常の通学は無理です。
最初、社労士受験を決意した際にまず平日昼間の通学講座を探しましたが、どこもやってなく、希望時間帯に通えるのはIDEしかなかったため、自動的に決定となりました。
ちなみに、通信教育は途中で断念しそうな気がして候補に入れていませんでした。

4月中旬よりDVD通学講座受講開始。1日2コマ、休業日はほぼ全て勉強にあてても5月末までに終わらず、 6月は1日3コマ入れていただいて、やっと1回転目が終了しました。

家での勉強時間はもっぱら朝です。大体毎朝4~6時が定番でした。
1週間で30時間が目標でしたが、内訳は平日2時間、土日10時間です。もちろん家庭の用事で時間を確保できなかったり、朝起きられない、ということも最初の頃よくありましたが、そういうときは「今やらないと試験に落ちるぞ。不合格でもいいのか?」と自問します。これはかなり効果があり、もちろん落ちたくないので眠気も吹き飛びました。土日は、子どもには書き取り練習などを遊び感覚でやらせ、一緒に講義DVDを観たりして、子どもに「勉強中毒」と言われながら学習時間を捻出しました。

そして、6月初旬に中間模試。この時点で国民年金と厚生年金、一般常識がまだ学習してない状態で、もちろん散々な成績です(択一31、選択26。しかも一般常識の択一0点!)。

が、正直あまり気にしませんでした。
井出先生も、今の時点の順位や点数は全く意味がない、とおっしゃっていましたので。

更に1ヶ月半後の最終模試は、先生のおっしゃる通りに中間模試の復習をきちんとやった(今にして思うと、やったつもり)にもかかわらず、点数はもっと下がって択一30、選択25。しかも健保の選択0点!

答え合わせの時点で冷や汗をかきましたが、井出先生も全く気にする必要はない、と解説でおっしゃってましたし、勝負は本番だから、とまたもや点数については本当に気にしませんでした。順位にいたっては見てもいません。

ただ、「中間模試の復習、相当やったつもりになっていたけど、こんなに結果が出ないということは、実はやり方が間違ってるんじゃないか、しかも、同じ論点でけっこう間違っている」ということに気が付き、残り1ヶ月は、とにかく中間模試と最終模試の復習のみを、徹底的にやることにしました。

「最終模擬試験の取り組み方」にも、「中間、最終模試の復習こそ合格への最短の学習」と書いてありましたので、その言葉を信じて700肢全て疑問点がなくなるまで潰していきました。
(この「最終模擬試験の取り組み方」の最後に、「最終模試で30点前後なのに、本試験で50点前後の得点をする人が何人もいる」とあり、最初に読んだとき「あり得ん!」と思いましたが、実際私は択一22点UPしました。)

細かく調べながら解いていくと、同じ論点(同じ「問題」ではありません)の設問がいくつも出てくることに気がつきます。
試験問題というのは、ある程度の傾向のようなものがあり、何度も出される論点と基本テキストに載っているのに、全く触れられない箇所もあります。
(ただし、今回の国民年金選択は、過去問にない箇所からの出題でしたので、たまにはこういうこともあります。そんなときは、普段から鍛えている後述の試験脳と国語力で勝負です)

とにかく時間がないときは、あまり細部の細部まではこだわらず、とにかく頻出論点を押さえることが重要だと思います。重箱の隅にこだわりすぎると、深入りしすぎて嫌になってきます。

あと、横断整理についても、講義中に先生が教えて下さる箇所くらいで十分だと思います。整理は絶対必要ですが、やりすぎるとやはり混乱して投げ出したくなります。


あとは、通勤時間や家事の合間にひたすら模試の解説CDを聴きました。私の場合、倍速だと頭に入ってこないので、すべて通常の速度で視聴しました。

井出先生の講義は本当に完成度が高く、他の学習でいろいろな講師の先生の講義を聴きましたが、トップクラスの聴きやすさです。トチリが少なく、滑舌よろしく(学生時代演劇部出身ですので、そういうところに耳がいくのです)、音楽代わりに繰り返し聴けます。
(褒めすぎか?でも、本当です)

途中、テキスト通読する暇がない、とか、過去問1回転しかできてない、とか、
条文の意味が分からない、とか、数字が覚えきれない、とか数々の不安はありましたが、それもこれも全部復習が済んでから、と後回し。

結局、本番1週間前にやっと2試験全ての復習が終了し、後の1週間はIDEから届いた平成19年、20年の過去問模試と、ホームページから出力した平成18年、22年の模試を時間を計りながら解き、合間に白書統計講座の関係法規DVDを見、法改正ゼミと白書統計講座の付録問題集を解いて、あっと言う間に本番です。

実はこの過去問模試の成績が異常によく(択一60点台、選択30点台後半)、過去問1回転しかしてないのに、おかしいな、問題覚えちゃったかな、と思っていました。今思えば、模試の復習を徹底的にやったおかげで、「間違いの論点、キーワード」を見抜く力が知らぬ間についていたのだと思います。

このキーワードを見抜く力を、試験脳と勝手に呼んでいます。

試験脳は持って生まれた能力というより、問題訓練を繰り返すことにより鍛えることができます。

私は時間の関係で答案練習は受講できませんでしたが、本試験終了後、もし今年不合格だったら来年は受講しようと決めていました。
(本試験が終了するまでは、来年のことは絶対に考えないことも試験脳鍛錬のためには重要です)


本番は合格手形をしっかりカバンに入れ、「自分は絶対に合格する!」と何度も念じながら会場に向かいました。
午前中の長丁場に対応するため、朝5時には起床して朝食をガッツリ食べ、更には会場でもブドウ糖補給のためのエネルギー飲料も摂取です。

当日は、自分でも不思議なことにまったく緊張せず、ここ数日間で解いた過去問模試でも受けているような気分で、平常心で臨むことができました。

これまで見たような問題が多く、最終模試そのままの設問肢も散見され、最終模試よりだいぶ簡単だと思いました。

一般常識にいたってはかなり勘に救われましたが、関係法規のDVDを見まくったおかげか、9点取れました。井出先生、ありがとうございます!

それもこれも、最終模試のおかげです!!

あとは、選択が午後だったのも自分にとってはラッキーでした。
あの労災!見たとたんにショックを受け、午前だったら絶対コケてたと確信しました。国民年金も初見の問題で、本当に血の気が引きました。
労災のD、Eと国民年金のA~Dは前後の文章から判断して、これまで培った国語力を全力で駆使して空欄を埋めました。(結果、労災4点、国年3点)

どちらも全く自信はありませんでしたが、これに関しては、常日頃から新聞、小説などで活字に馴染んでいたことが功を奏したかなと思います。
(先述の試験脳は、択一はもちろんですが、5点中3点が基準点という、まさに1点の重みが合否に直結する選択式試験においてその威力を発揮します)

その後、自己採点で合格基準はクリアしているとは思われましたが、やはり正式発表があるまでは、マーキングミスしているんじゃないか、とかいろいろ不安がありました。

それだけに、11/11試験センターホームページ上で自分の受験番号を見つけたときはとてもうれしかったです。

ちなみに、本試験終了後から合格発表までの間、知識が抜けてしまうと惜しいと思いましたので、引き続き解説CDを聴いたり、他に興味のある分野の学習方法を模索したりしていました。

合格発表後は、本試験の自己解説をやってみました。
本試験を振り返ってみて、模試で出ていた問題や間違えた問題について再度見直しです。

本試験問題には今後社労士として生きていくために必要な情報が詰まっているはずですので、やっておいて損はないと思いましたので(井出先生も、今年の問題は相対的にいい問題とおっしゃっていましたし)。

今年受験なさって、惜しくも合格点に達せず、来年再チャレンジする方は、ぜひやってみてください。きっとこれからの学習の役にたつと思います。


以上





資料請求
Web通信
オンラインショップ
アクセスマップ
条文順過去問題集
合格者喜びの声
合格体験記
イデアクラブ
受講に関するFAQ
今日の一問一答

当サイトでは、1日1問、社労士試験に役立つ問題を出題しています。日々の解答により、基本論点およびキーワードを身につけましょう。

1問1答穴埋式問題
iDE社労士塾

Facebookページも宣伝