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合格体験記

2010年 合格体験記

『 奇跡は起きる,奇跡の合格 』
ポンコツ中島さん


3回目の受験でやっと社労士試験に合格できました。
自分の失敗例と合格までの軌跡を包み隠さず書くことで来年度受験されるみなさんの参考になればと思います。

1.受験の動機から1年目の敗退

受験勉強を始めたのは3年前の10月からです。確か鹿児島市内の紀伊国屋書店で立ち読みしていたときに,ふと見かけた市販の基本書を購入し,それに科目別過去問題集,及び受験雑誌とそのCDだけを使い受験勉強がスタートしました。

問題集の解き方は,消去法ひとすじで,論点を把握することもせず,ただやみくもに5回ほど繰り返しては,正答の数や正答率だけで喜んでいました。
そのような勉強を続けて本番を迎え,本試験は択一が51点で基準点不足の科目はなかったのですが,選択は2点科目を三科目も出してしまい(健保・労災・厚年),そのうち1科目は労災でしたのであえなく不合格でした。


独学の勉強では,いつか限界がくるなと予想していましたので,2年目は受験産業の力を借りようと考えました。自分は鹿児島県の田舎町住まいですから(笑)通学は無理ですので,通信教育を頑張っていこうと思いました。
数多い受験予備校の中から,iDE社労士塾を選んだのは,本試験の合否診断を依頼した際に送られてきた井出先生の解説DVDを拝聴して,そのあまりの解説の詳しさとわかりやすさに度肝を抜かれたからでした。

また,長期ゼミを受講する際,メールでの受講相談をさせて頂いたのですが,その際 I 先生からのメール回答は「長期通信本科ゼミで基本を確実にマスターして,合格を目指しましょう!」とのシンプルながらも力強いメッセージでした。その言葉を胸に刻み,"よしiDEについていこう"と思ったのであります。


2.2年連続敗退

長期ゼミは,通信本科ゼミを受講しましたが,教材が届くたび,そのボリュームには圧倒されました。しかしやり遂げれば自信も実力も付くでしょうし,また教育訓練給付金の対象にもなりましたので(笑),全ての添削問題を提出し,で,問題が返送されてからが肝心なのですが,何度も復習し,赤ペン解説を何度も読みました。 解説CDはiPodに入れて何度も繰り返し聞きました。
iPodは「オーディオブック」で保存します。これを倍速再生で設定すると1枚のCDは約50分で聴くことができますので,お勧めです。
最初はその再生の早さに付いていけませんが,だんだん慣れてきます。

過去問題集はどの教材も3回以上繰り返し,おおむね8割は正答できるよう自分を鍛えました。ジャーナルに掲載されていた一般常識の予想問題も最低3回は解いて,一般常識の苦手意識を払拭するよう努めました。


また,鹿児島県の田舎町から,新幹線に乗って福岡まで模擬試験を受けに行き時間配分や休憩タイムの予行演習をしました。
中間摸試・最終模試ともまあまあ良い点数でしたので,2年目の本試験は自信満々で受験しましたが,なんと選択でまさかの労基・安衛1点という大失態をおかしました。(合計は34点)
択一は48点で基準点割れなしでしたので,ほんとうにこのときは自分を呪いました。

今思うと,それまでの自分は,法学部出身であること,宅建主任者試験,行政書士試験は一発合格しているんだという変なプライドがあり,社労士試験も短期で合格するのだという甘い考えや,うぬぼれがあったような気がします。


3.3度目の受験に向けて

3度目の受験にあたっては,まずそのうぬぼれやプライドを捨てて地道に基礎固めをしていこうと考えました。

まず,必ず毎日少しでも学習する,何もしない日を作らないようにし,晩酌しながらの学習をやめ,飲み物はノンアルコールビールに切り替えました。(笑)

「スケジュールを毎月たて,一日を朝昼夜に区分し,そこにやるべきことを書きこみ,やり終えたら蛍光ペンで消していく」というパターンです。予定より勉強は前倒しで進めるよう心がけました。


細かな時間も有効活用しました。
具体的には,通勤時間を利用し車内でCDを聴き(マイカー通勤です),職場の休憩時間では選択式問題を解く。

職場の行事や飲み会があると予想される場合は,朝30分は勉強してから出勤する...といった具合です。でも酔っ払って帰ってきても,机に向かう癖をつけました。もちろん,CDはiPodにダウンロードし,倍速再生です。添削問題を始め全ての教材をやりっぱなしにせず,復習を何度もしました。中間模試・最終模試も同様です。一肢一肢の論点を書いて理解をしていきました。

平日は朝30分,帰宅してから2時間を目安に勉強しましたが,中間模試が終わったあたりからは,帰宅してから3時間程度はするように心掛けました。
もちろん,休みの日は1日10時間以上机に向かいました。眠気にもよく襲われましたが,眠眠打破を飲んでがんばりました(笑)。ただ飲みすぎは副作用を起こします。


勉強は今回も長期通信本科ゼミが主流でしたが,短期のゼミも,過去問ゼミ,法改正ゼミ,白書統計ゼミ,そして選択式の傾向と対策ゼミを受講しました。

また基本的に語呂合わせや暗記は極力しないよう心掛けましたが,例えば雇用保険の所定給付日数,健康保険の高額療養費は覚えれば必ず一問一肢が確実に解答できます。ノートの余白やメモ書きにひまさえあれば書くようにしました。
雇用保険は,私の語呂合わせは,「みみよろ,みみむなや,みみむやく,みろやくイレブン,みごろなや」,といったまるで意味のない語呂合わせですが(わかりますよね?),確実に覚えられます(笑)。


年金科目は,他の科目よりも優先して時間を確保しました。
過去問を毎日20問は解きました。ただ順番通りで解くと答えを覚えてしまうので,「今日は1番,11番,21番,明日は2番,12番,22番・・・」のようにランダムに解いていきました。
年金科目では経過措置的な問題は何度解いても理解できませんでしたので,そのような問題は解けなくても気にしないことにし,基本問題を確実に解くことを優先しました。過去問ゼミのDVDを見て理解を心がけました。このDVDも収録時間が長いですから,PCで倍速再生をすることで時間が短縮できます。

社労士試験で年金科目を苦手にすることは,致命的です。毎日年金科目には少しでも触れる必要があるでしょう。
これは時間に余裕のある方に勧めますが,私は地元のJAに勤務していることもあり,年金アドバイザー試験も併行して勉強していました。2級まで取得しましたが,社労士試験とはあまりリンクしているようには思えません。ただ,計算問題はできるようになります。現に今年の厚生年金の選択式は,計算問題はバッチリできました。救済を気にする必要がなかったです。


で,一番の課題の選択対策ですが,21年度の労基・安衛の失敗は,自分が考えた答えがぶれてしまったのが一番の敗因でした。「勧告」と「助言指導」,「作業環境」と「作業行動」とが選べませんでした。
いずれも最初は「勧告」や「作業行動」を選んでいたのに,終了時間間近になって答えを直してしまった...。
結局ぶれないように力を付けるしかありません。

井出先生が解説CDやジャーナルで言われているように,問題を解くときは,「誤りの問題は必ず誤りの理由を書く」,「正しい問題はキーワードを書き出す」ということを実践しました。
選択式問題を解くときは,語群を見るのではなく自分の頭で当てはまる言葉を考えて埋めるよう徹底しました。
選択式の傾向と対策ゼミの教材を,全ての過去問題,予想問題,穴埋め問題を語群を見ないで何度も繰り返しました。
どうしても言葉が思いだせなくて,入れられなくて涙を流すこともありましたが,涙を流すくらい一生懸命勉強をしたことで,本試験に向けて今までにないほどの自信を持って臨むことができました。

結果として選択式の国民年金はあの問題でしたので1点になってしまいましたが,他の科目は基準点割れを起こさずに済みました。結果,選択式は27点,択一式は奇問悪問の影響はあまりなく49点を取ることができました。


合格発表までの2カ月半は受験生にとっては生殺し状態です。自分は国年1点でしたから,精神状態は最悪で,毎日ネットを見ては一喜一憂していました。"選択式は,ポンコツが受験してるからあいつの得点にあてはめないように救済を決めようぜ!"なんて談合がないだろうか? とか思いましたし,ひょっとして俺の受験票には星じるしが3つ付いていないだろうか?(意味わかりますか?)"なんてネガティブな心境にもなりますが,そんななか,iDEの合格予想はかなりの確率で1点救済が行われるだろうとのことでしたので,その予想を信じて待ちました。


合格発表は,自分は仕事の休憩時間にipadで確認したのですが,自分の番号を見つけた瞬間は画面をタップする手がぶるぶる震え,「これは俺の番号だ! これは俺の番号なんだ!」と叫んでいました。


4.合格してから思うこと

社労士試験は,科目数が多く,またその範囲も膨大です。どうしても勉強は効率性を重視したくなりますが,井出先生が言われているように「中学生・高校生のころの勉強を思い出しなさい。みんな紙やノートに書いて覚えたでしょう?」とのとおり,しんどいですが,「手を動かす,紙に書く」というスタイルが一番確実に頭に入るのでしょう。
自分はそれを実践しました。右手にはペンだこが残っています。実践する姿を見せれば周りを動かすこともできます。

自分は事情があって,今は両親と同居していますが,勉強を始めたころは,「自分の年齢を考えなさい。もう40歳だよ。記憶は衰えるんだよ」と言われていました。「お前はチャレンジャーではなくアドベンチャーだ」とも言われました。でも勉強する,継続していくといった真摯な姿勢を見せることで,テレビの音を絞ってくれたり,お客さんを家に招くのが減ったり,と両親の対応も変わってきました。自分自身で言うものなんですが,今までの人生で一番勉強してきました。
みんな忙しいのです。その中でどうやって勉強時間を確保するかだと思います。
働きながら,または主婦業や子育てと両立しながら勉強し合格するからこそ,社労士資格は価値のあるものとなると考えます。

自分のようなポンコツでも合格できました。 奇跡は起きるのです。ですからみなさんも,井出先生の言うとおり,手を動かせば合格できると思います。自分もせっかくの合格証書を紙切れにしないために,今後も日々勉強ですね。 近いうちにポンコツ事務所が開けるように...。





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