合格体験記

2008年 合格体験記

『ideの信者になりきることが私の合格への近道でした』
MURARIさん



■ 受験のきっかけ

 社労士という職業に無知で無関心だった私の周りに、受験しておられる方がちらほらいたのですが、揃ってかなり苦戦しておられるようで、そのような難関試験に挑戦することなどとんでもないことだと思っていましたら、ある時期ふと独立開業できるような資格が欲しいと思うようになり、頭に浮かんだのがこの資格でした。そんな折偶然知り合ったH18年に合格された方に相談してみたところ、ideを勧められたのです。他社で受講するなど「遠回り」されてきたその方が進めるideの通学講座を何の迷いもなくすんなり受けることに決めたのでした。


■ 一年目の挑戦

 悲惨でした。話には聞いていたもののこんなに大変な資格とは夢にも思いませんでした。初めてのテキスト(労基)は通読するだけで1ヶ月を要し、また90分テープ1本聞くのに3時間もかかっていました。初学者向けでない通学講座はついていくだけで必死、予習が精一杯で復習には手が回らず、せっかくの答練もやりっぱなし。それでも本試験一ヶ月前は背水の陣でがんばりましたが、ダメでした。択一は中間・最終模試より10点アップしていたことがせめてもの救い。選択に関しては不思議なことに、模試でも本試験でも常に軽く基準点をクリアしていました。初学者の強みというのでしょうか。


■ 二年目の挑戦

 一年目の惨敗で目覚めた私は「知識がぬけてしまわないように勉強を続けなさい」というideの教えに従い、本試験終了後新しい教材が届くまでの一ヶ月間は、図書館で借りた白書や、年金などの旧教材に目を通していました。一年やって下地ができたことから二年目はウソのように学習が進み、ideご指導どおりの勉強方法をほぼ忠実にこなすことができるようになりました。おかげで択一は一年目の本試験の35点からイッキに中間模試で48点、最終模試では54点もとってしまい、案の定、井出先生が「模試でいい点をとってしますと手を抜いてしまい危険」と何度も言われたとおり、最終模試後の妙な達成感から、本試験一ヶ月前だというのに気が抜けてやる気が出ず、しばらくだらだらと勉強していました。今思うともったいなかったです。一週間前になりようやくエンジンがかかり、急発進して猛スピードで追い込みをやりましたが、「こんなに忘れているなんて!」と定着していない知識にひどく焦りを感じました。そして本試験。得意のはずの午前中の選択式は初めて健保で窮地にたたされましたが、「一点でもとれれば救済の可能性があるから午後は頭を切り替えて試験に挑みなさい」との井出先生の言葉を思い出し、午後は落ち着いて択一式に挑みました。結果は、救済不要で選択34点、択一48点でした。択一はまさかのギリギリでした。もし1点でも落としていたら...今でもゾッとします。さて、私の二年目の具体的な勉強方法は、基本的にはideのご指導どおりですが、以下の通りです。

●新しい教材が届くと早速過去問チェック(一年目は手が回らずとてもできなかったのですが)。次にテキスト通読後、テープを聞いてから、過去問を解いてみる。1科目につきこの一連の作業を、科目にもよりますが、1~3週間かけて行います。それと平行して、受講済みの科目の復習(過去問や確認テスト、答案練習が始まっているのならその教材を利用)、あるいはまだ配本されていない科目で法改正の少ない年金などの復習を行いましたが、これには全く手付かずだった前年度の「年度別過去問」などをフルに利用しました。



●答案練習については、一切予習なしでとりかかった上でしっかり理由がかけて正解した問題はパスし、それ以外の問題のみ復習にあてました。



●復習として過去問を解く際は、回答用紙をつくり、必ず日付を記入、○×欄と理由記入欄を設けて必ず履歴を残します。できるだけ一日に複数の科目に手をつけます。例えば今日は労働の科目それぞれ30問ずつ、次の日は社会保険の科目...というように。全科目ひととおり解けば少し期間をおいてから、2回目、3回目とやっていきます。前から解いていくと飽きてくるし答えを覚えてしまうので、時々最後から解いたりしました。そして4回目で、これまでの履歴をみて、3回とも正解した問題以外の問題のみ解いていきます。間違ったところは面倒でも必ずテキストを開いて視覚でも印象づけておきます。右側の親切な回答解説のみに頼ると理解したものと錯覚してしまいます。3回も間違うところはさらにテープで聞きなおして確認し、「もう二度と間違うものか」と徹底的に理解に努めました。このように過去問を解いた履歴をみると、自分の本当に苦手とするところが明確になります。そこをあらゆる手段で克服していくのです。私は「その日」「翌日」のところや端数処理が頭の中でごちゃごちゃになっていましたので、紙に書いて整理し、試験会場に持っていって直前に見直しました。



●常に意識していたことは、私より長く学習されている受講生の方々の知識の定着度です。かなわない私はできるだけ彼らに追いつくことを目標に、人の何倍もテープを繰り返し聞くこと(きちんとテキストと板書ノートを添えて)を常にこころがけ、知識の蓄積をはかりました。試験直前までに聞いた回数は、一般常識は1回(派遣法や介護法など苦手なところや重要なところは2回)くらいですが、厚生年金については5回、それ以外の科目は最低でも3回。そのほか、家事の最中や移動中など常にBGMがわりに聞きました。



●学習計画ですが、私はおおざっぱな人間ですので長期でたてることはしませんでした。一週間ごとに、たとえば「社会保険の過去問全てつぶす」とか「厚生年金のテープを全巻聞く」とかいうように、何かひとつその週のテーマを決め、必ず実行するようにしました。次の週に持ち越すことは許されないとし、平日の朝3:30に起きてなんとかやり遂げたこともあります。



●選択対策ですが、ideの全ての教材の中で、選択式として与えられた問題だけを記述で確実に回答できるまで繰り返しやりました。答案練習、確認テスト、法改正のテキスト、白書・統計完全対策ゼミテキストなどに載せてある問題です。本試験直前に配布いただける「ここだけはおさえる」のチラシにも必ずきっちり目を通しました。あとは、これは私の感覚なのですが、本試験で選択式問題を解くとき、何度も聞いたテープの内容などが走馬灯のようにかけめぐり、選択肢を探し出すとき当たりがつくように思います。ですから、いろいろ手をのばすのではなく、テープを何度も聞くことで選択対策にもなるのではないかと私は信じています。



 勉強にはメリハリがとても大切だと思います。私は貪欲な人間ですから、勉強がそれほど犠牲にならない程度に趣味を続け、たまには旅行にも行きました。そのかわり、やるときはやる。短時間に集中して要領よく...難しいとは思いますが、合格への近道です。勉強時間と合格する確率は必ずしも比例しません。また要領よくやるには、先生方を信じて忠実に教えに従うこと。先生方が不要だとおっしゃるものは本当に不要なのです。手をひろげない、つっこまない。それから、一年目は電話でよく質問させていただきましたが、二年目はそのシステムを利用することはほとんどありませんでした。なぜかというと、二年目に入りわからない問題に遭遇すればテキストやテープが親切に解説してくれるからです。これ以上の解説を求める必要はないように思えたからです。
これは実務経験のない者の特権かもしれません。深く追求する意味がないのですから。


 余談になりますが、通学生だった私の、あくまでも個人的な見解ですが、何年も受験生活を送られている一部の通学生の方々の中にある共通の傾向があるように思えましたので、参考のため以下に挙げてさせていただきます。(不快に思われたらごめんなさい。)



①いつも「時間がない」と言って学習が進んでいない方。

 受験生は仕事、家事、子育て、介護等々いろいろな事情を抱えながら「努力して」時間をやりくりし勉強されている方が大半です。仕事が休みの日でも勉強時間が十分とれない方はたくさんおられます。時間は「ある」とか「ない」ではなく、捻出して「つくる」ものだと思うのです。私の学習の進度を知って「それだけ時間があってうらやましい。おれには時間がないから全然進まない。」とおっしゃった方がいました。それは違うでしょうと言いたかったです。



②答案練習をとっているのに他社の模試を受けまくり、しかもその復習をおろそかにされている方。

 ideの教材のボリュームについていっていますか。またこれだけ素晴らしい過去問、模試、確認テスト、答案練習等を本当に何度も繰り返しきちんとやっておられるのでしょうか。手元にあるものを十分活用せず単に「力試し」のつもりでしたら、他社の模試を受けまくるのに費やす時間とお金がもったいなく思うのですが(特に時間)。
井出先生はいつも「みなさんは合格できる知識を十分に備えています。あとはいかにして『とりこぼし』を無くすかです。」とおっしゃいます。これには全く同感です。本試験で間違ったところは、知らない問題を除けば、『とりこぼし』が原因ではなかったでしょうか。手を広げすぎて『とりこぼし』を無くすことができるのでしょうか。



③過去問の選択式問題をおろそかにされている方。

 過去に出題された選択式問題は択一式と同じ重要度だと思います。同じようなテーマで再出題される可能性がありますし、先生方が何度もおっしゃる通り、択一式にかたちを変えてまた出題される確率は非常に高いので、絶対に軽視してはならないと思います。


④とにかく頑固な方。

 私も頑固ですが、こと受験に関してはideの信者になりきり、教えに忠実に従いました。ideを信頼すればするほどむくわれるような気がしていますが...受験生活が長くなればなるほど疑心暗鬼にもなるだろうし、学習のしかたにもこだわりが出てくるかと思います。難しいですね。



 最後に、ideのスタッフの皆さま大変お世話になりました。特に井出先生、関口先生にはいろいろ勇気づけられるお言葉をたくさんいただき感謝しています。素晴らしい通学生の仲間にもたくさん励まされ助けられました。これからもよき仲間でいてください。通学のメリットはやはり大きかったです。それから、家族の協力が不可欠でした。ありがとう。




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