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合格体験記

2008年 合格体験記

『 最後は、選択対策で合格!』
選択花子さん


私は、2008年度の社労士試験に、科目別基準点をすべて満たして合格しました。
4回目の挑戦でしたが、自分の中では、早くから合格を確信していましたし、今は満足感で一杯です。私は、一年目~四年目まで全てIDEの通学クラスを受講しました。一年目は、全体的に理解不足と思いつつ択一40点の結果に満足していましたが、二年目と三年目は、結局選択で科目別基準点不足となりました。でもその当時を振り返りますと、午前中の動揺を午後にまで引きずってしまい、メンタルな面での自身の弱さも痛感しました。そして、2008年度は、特に後半から選択対策を意識して取り組むようにしました。

以下、合格した年の学習計画と内容を記します。それから、学習時間は、おおむね、平日2~3時間(直前期は4時間)位、土日が6時間(直前期は8~12時間)位でした。

 【 9月末 ~ 4月まで 】 インプット中心

(1) 講義をペースメーカーに学習
●  講義開始前までにテープで該当箇所を聞く
→ ウォークマンで通勤時や家事の合間にもテープを常に回し、一日一本は必ず聞くようにしました(直前期は、一日2本ペース)。テープ学習はとても有効ですので、とにかく繰り返し聞くことを目標に、わからなくても止めずに聞き続けるようにしたほうが良いと思います(→H20年選択労働一般の「建議」は、井出先生のテープのお蔭です!)

● 疑問はその日のうちに解消させる
→ 通常の勉強時にも、疑問点はすぐに付箋を貼り、なるべく早く質問するなどして解決させるようにしました。

● 板書ノートは手間を惜しまず、「その都度(辞書代わりに)引く」
→ 縮小コピーをするなどしてテキストに貼り付けるのは時間の無駄です。その時間を、直接頭にイメージ図が浮かぶようになるまで定着させる時間にあてるほうが絶対に効率的だと思います。

(2) 過去問の突き合わせに取り組む
●  誤りの理由が比較できるようにノート作りをする
→ ノートは、無印良品の、リング式のA5版のノートを使用し、各ページごとに半分に折り目をつけ、左半分のみ○×と誤りの理由を記入しました。こうして、二回転目には同じページの右半分に記入するようにすると、一回目との誤りの理由を比較できるようになります。この方法は、ノートをケチらず一教科ずつ用意したほうがいいと思います。その際、三回転目以降は、教科ごとのノートの続きに、また、左半分から記入してゆくといいと思います。

● テキストにはマーカーではなく、アンダーラインを引く
→ 最初からテキストにマーカーを引いてしまうと、本当に理解していないものが目立たなくなってしまうので、私はアンダーラインを引くようにしました。そして、直前期(7月以降)に本当に理解できていない部分のみマーカーを引きました。その部分は、最後まで集中的に見直しすることで、短い時間に弱点に触れる機会を増やしました。


 【 5月 ~ 7月まで 】 アウトプット中心の学習

(3) 答練を復習の目安にする
● 答練で「解答力」を身につける
→ 「自信が持てるまでは答練はやりたくない」と、思うかもしれませんが、「自信が持てるとき」は永遠にやってきません!また、本試験は、試験である以上は、形式的なこと=時間内に解くことや、一問に一つのみ該当箇所にマークする、など、いわば「解答力」が問われることになります。これらのアウトプットは、インプットと同様とても重要ですので、間違えることを恐れず、どんどん取り組むべきだと思います。

● 頻繁に間違えるところは、簡単にノートにまとめる
→ 科目ごと(ここがポイント。後で増減がありますので)に、ルーズリーフにまとめました。ただし、ポイントのみにとどめました。また、それらは隙間時間に見直しました。

● 答練で間違えたところのみ、テキストに突き合わせを行う
→ 答練の復習は、間違えたところから行い、テキストに残すようにしました。

(4) できるだけ、何度も十科目を「回す」
● 毎日必ず労働系科目と社会系科目をそれぞれやる
→ 試験当日は、30分ごとに10科目を解かなければなりません。日頃から、複数科目に慣れておくことはとても重要だと思いました。その際混乱したときは、必ずテキストで確認するようにしました。また、過去に一度だけ横断ゼミを受講しましたが、そのテキストは私には本当に役に立ちました。これは、各科目の違いを的確に捉えていたため、混乱する都度確認するようにしました。

● わからないところは、10分以上悩まない
→ わからない部分については、ある程度悩んだら、付箋を貼るなどして、後回しにするようにしました。試験は、「オールマイティに、ある程度の出来」が要求されます。わからない部分にこだわって学習が進まないことより、わからない一部分は飛ばして、残りをほぼ完成させるほうが効率的ですし、本試験は100点を要求するものではありません。どうか、自分の現在の理解度を、10教科トータルで見るようにして下さい。ジグソーパズルに例えると、本試験は、7割以上埋まれば合格できるのです!難しい部分のピースが一個埋まらなくても何も問題はありませんが、全体の7割が埋まらなくては合格できないと考え、割り切る努力をしたほうが、合格に直結すると思います。

(5) 中間テストについて
● 全ての肢について論点を再確認する
→ 終了後、全ての肢について論点を再確認しました。これには大変時間をかけました。

(6) 単発ゼミについて
● 学習の進捗に応じてこなせる範囲で受講する
→ 私は、7月の一般常識をテープで受講した以外は、受講しませんでした。ゴールデンウィーク時期のゼミや、年金ゼミ、総まとめゼミなど、受講すればきりが無いのですが、基本テキストと答練をじっくり理解しようと努めました。

また、この頃から、朝就業前に会社近くの喫茶店で勉強しました。朝は比較的集中
できますので、この方法はお勧めです。7月からは、昼食後も30分は過去問を解く
時間に充てました。

(7) 選択式対策について
● 選択式問題集を毎日やる
→ 実は私は4年間を通して、一度もテキストの通読をきちんとしたことがありませんでした。そこで、考えながら読むような方法で行おうと、重要条文がほぼ網羅されている、L社の選択式問題集を購入しました(5月頃)。これは、IDEのテキストで太字になっている部分などが空欄になっているのと、見開きで完結しているため、効率よくやることができました。ただ、全部で1000ページくらいあるため結局全ては終わりませんでした。結果として今年度の選択式には1題も出題されませんでしたが、私は、選択式試験の「勘」を養うのにある程度有効だったと思っています。

● 日ごろから、「論点」部分を丁寧に読む(=暗記ではない!)
→ 選択式対策としてではなく、択一にも共通するものとして、日ごろから、「論点」に関わる解説を丁寧に読んで理解するように努めました。「論点」に関わる言葉は、択一でも選択でも重要ですので、どちらから出題されても大丈夫なように日頃から意識していたほうがよいと思います。
2008年選択式で一点救済がされた健保の問題は、実は二点分は過去問の論点だと気づきましたし、一点は、どこかで読んだようなものだったのです(注。過去問の解説に書いてありました)。今改めて考えてみますと、「論点」を丁寧に読んで理解するようにしたため、その周辺の「用語」を「論点」に関連付けて記憶することが自然とできていたからだと思っています。よく、今年の選択式問題をズバリ的中させたのはどこの予備校か?などと追い求める人もいるようですが、膨大な条文の中から全てを的中させるのは、かなり困難だと言わざるを得ません。その中で、合格点を確保するためには、日頃からその問題の「論点」を把握しようと努め、また、解説もきちんと読むことではないかと思います。

(8) 法改正について
● テープを購入する
→ 法改正については、テープを購入し、一番多く聴き返したと思います(恐らく10回転以上)。法改正は、出題される確率が高く、範囲も絞られていますので、法改正テキストの巻末の問題については全て完璧になるように解きました(4回転くらいやりました)。

(9) 他社の模試について
私はあまり他社の模試は受けなかったのですが、この年は、L社の3回分の模試を申し込みました。実際に受けたのは、最終模試のみで、残りは選択式のみ解きました。色々と議論があるかと思いますが、選択式試験は、大手予備校の模試などで出題された問題については受験生の多くの目に触れているものですので、それを自分が知らないのは不利だと思ったからです。本当は他の予備校のものも手に入れればよかったのですが、私は(7)で述べたL社の問題集もやっていたので、それらの教材やIDEの教材を信じてそれ以上は手を出しませんでした。

(10) IDE最終模試について
最終模試は思った以上に点が取れました(選択32点位←忘れました、択一56点)。正直、全ての肢を理解していなくても点が取れることを実感しました。しかし、井出先生の教え通り、あいまいな肢については、全て一肢ずつ復習しました。あいまいなままにしていると、その部分を論点として聞かれた場合に決定的になると思ったからです。


 【 8月初旬 ~ 試験前日まで 】

(11) 年度別過去問題集について
お盆の週に集中して解きました。択一で62点~66点位で、板書ノートのイメージ図が頭に浮かぶようになっていましたので、択一の不安はほぼなくなっていました。ただ、実際の時間配分や、マーク用の下書きメモなども桝目を書いて転記できるよう、本試験と同じ状況を作って解きました。

(12) 一般常識対策について
テープ受講をしましたが、実は一回転のみしかやりませんでした。ボリュームが多すぎて、手に負えず、代わりに、年度別過去問に差し替えられた、新規の問題や、答練、中間・最終模試問題をすべて潰すようにしました。今まで目に触れていた問題を完璧にすることと、社会一般を完璧にすることで、一般常識は何とかなると思い、それ以上はやりませんでした(→結局、本試験でも択一で9点とれました)。

(13) 選択式対策~直前期
とにかく、直前の一週間は選択式対策を重点的にやりました。実際には、(7)の問題集の復習と、答練の選択式については全て潰すようにしました。また、解答するときは、必ず自分で手書きをするようにし、後から選択肢から探すことで、迷った問題を意識して解きました。

(14) 前日
→ 答練のテスト問題と添削問題の「選択」のみ再度見直しました。


 【 本試験当日・結果 】

<選択式>
→ 見たことも無い問題が沢山出てきましたが、不思議とあまり焦ることなく「皆も同じ気持ちだ」と、比較的冷静に問題を解くことができました。労働一般では、井出先生の「建議」の声が聞こえ、また、健保も、過去問で見たことがある問題でしたし、国年に至っては、直前のポイントチェックで見たことのある問題が的中し、厚年も、法改正で見た問題が的中したので、この時点でも比較的冷静に終えることができました。

<択一式>
→ ある程度落ち着いて臨むことができました。時間配分に気をつけて解きましたが、思った以上に簡単に感じられ、30分以上の余裕を持って解答を終えることができました。また、見直しも十分にできました。


<結 果>
帰宅途中の各団体の解答速報で、知らない言葉を見つけ、答えあわせをするまでが最も緊張しました。しかし、選択式・択一式とも31点・56点の科目別基準点不足なしで、答え合わせが終了したときには、本当に嬉しさがこみ上げてきました。また、各団体の予想で、健保を始めとして救済の可能性が高いことを知り、実は少し意外でした。そして、救済の可能性を考え合わせると、マークミスが多少あっても、まず合格できるであろうと確信し、この後合格発表までの二ヶ月間を次のステップへ向かって行動することができました。この時期は私にとってとても有意義に過ごすことができたと思っています。


 【 最後に 】

結局私は、4年目の一部の教材を除いてほぼIDEの教材のみで勉強してきました。私は、多くの受験生と同様に、会社員として勤務しながらの受験生活でしたので、モチベーションの維持や時間の確保など、非常に辛い時期もありました。しかし、家族の理解のもと、何とか合格までたどり着けることができました。モチベーションについては、つまづいた時には、「どうして自分はこの資格を目指すのか」という根本に立ち返ってみることで、克服することができましたし、家族については、自分に勉強時間を与えてくれていることに感謝の気持ちを持ち続けることで、自然と良い関係を保てると思っています。そして、先生を信じて、自分を信じて頑張れば、必ず合格できる試験だと確信しています。

また、選択式試験についても、きちんと論点を把握できれば、最低3点以上は取れるような問題を作成しているとも思えるようになりました。私は、あれこれ手を広げずに、自分の信じた教材を、ひたすら潰すような勉強で合格できたと思っています。

次に受験する皆さんも、どうか周りの意見に踊らされることなく、IDEの教材と、先生と、自分を信じていただきたいと思います。そして、2009年度の合格を是非勝ち取られることを祈念しております。





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