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合格体験記

2008年 合格体験記

『 企業に勤務する多忙な40代以上の方へ 』
辻川宗一郎さん


■ 受験動機
 私は民間生命保険会社に勤務する40代の社会人です。地方の支店で、約400名の職員の労務管理、労災、雇用、社会保険関係の責任者でありながら、あまりにも関係諸法令を知らないことに危機感を覚えたことから、社会保険労務士の学習を開始することにしました。


■ 学習初期 ~ 入塾後の進捗状況
 最初のうちは、周囲にまったく情報源がないためネットで販売数の多い、有名予備校のテキストを購入し独学を始めたものの、知識が体系だっておらず、なかなか頭に入りませんでした。そこで、教育訓練給付制度を活用して、予備校の通信教育を受講することを決意し、インターネット掲示板で予備校に関する情報を集め、「テキストがすぐれていて、近年短期合格者を多数輩出している。」という、I・D・E社労士塾の存在を初めて知ったのです。

 塾から送られてきた教材をみたときに、「これなら時間のない自分にもできるかもしれない。」と思いました。過去問で出題された部分にアンダーラインを引いていることなど、時間のない私には非常に効率がいいと感じたのです。

 しかし、いくらテープの講義やテキストがすぐれものであっても、学習を始めてみるとそれほど甘くありませんでした。立場上業務が多忙であるため、昼休みの30分を含めても1日2時間すら捻出できず、土日も合わせて10時間といったところでした。平日にまとまった時間がとれないため、なかなか知識が定着せず、計画を立てたものの学習の進捗が非常に遅れていました。加えて年齢のせいなのか、記憶力の低下にかなりの焦りを感じていました。


■ 20年4月 ~ 7月
 学習が難航しているなか、転機が訪れました。20年4月に人事異動で地方支店から神奈川県への転勤を命ぜられ、単身赴任することになったのです。3月は引っ越しもあり、ばたばたと過ぎて行き、4月になってからは、これまでと異なる業務に就いたこと、家事をすべて自分でこなさないといけないことから、気分的に勉強に集中できませんでした。
 ハッと気がついたら4月21日でした。「これでは、絶対に合格はありえない。」と感じた私は「絶対に守ろう」という不退転の計画を立てるとともに、学習のペースメーカーとして、遅まきながら答練を申し込みました。また、合格者から評判のいい「横断整理ゼミ」も申し込みました。

 それからは、往復2時間の通勤電車とバスの中では、ずっとテキストの読み込みをしたり、カセットテープを聞いたり、過去問を解いていたと思います。また、単身のマンションに帰ると緊張感がなくなり眠くなってしまうことから、電車を降りてからは、チェーン店の喫茶店で閉店まで勉強するという日々を送りました。資格試験の学習をしている人は数多く、勉強仲間がいない中であっても、何か勇気づけられるものがありモチベーションを維持することができました。これで1日平均3時間を捻出することができたのです。

 5月の中間模試はなんとか平均を上回る択一39点をマークしたので、受かる可能性がないわけではないと都合よく解釈して俄然やる気が出ました。7月の最終模試は択一49点をマークし、我ながら驚きました。そのため、自分の学習方法論に間違いがないことを確信し、本番にはある程度自信をもって臨むことができました。


■ 学習上留意したこと ~ 合格のポイント ~ 
(1)時間の有効活用
 通勤時間が長い方も多いと思いますが、決してハンデではないと思います。2時間かかれば自動的にそれだけの学習時間が確保できるわけですし、耳栓や音楽プレーヤーなどの工夫をすれば、騒がしい電車や喫茶店でも静かな図書館に劣らず集中することができます。通勤時間もスキマ時間もフルに活用したほうがよいと思います。

(2)正誤の理由の書き出し
 塾では、「単に正解であったことを喜ぶのではなく、すべての肢について正誤を判断し誤っている肢については理由を書き出すこと」を非常に重要視していると思います。私は、不退転の決意をした4月21日以降は、過去問にせよ、答練にせよ必ず正誤の判断と誤っている理由を書き出すことにしました。
 ここで気をつけたのは、書き出したものをバラバラになる紙に書いて捨ててしまうのではなく、正誤の履歴をノートに残すことでした。100枚の厚いB5ノートを買い、すべての問題について見開きで4回分の回答欄を設けました。そうすると、いつも理由が曖昧な項目・分野が明確になりますし、正解率が高くなっていることが一目でわかり、学習のモチベーションが上がりました。
 それまでは、時間がないために、間違っても曖昧にしたままだったのですが、この方法をとるようになってから、急速に力がついていったのは事実です。「急がば回れ」ということだと思います。

(3)答練の活用
 5月から答練1科目ないし2科目を土日に喫茶店で実施することとし、それに向けて、
『 ①主に電車でのテープ早聴き、②テキスト読み込み、③過去問正誤理由のチェック、④間違った問題についてテキストの該当箇所の端に をマーク 』というサイクルを必ず実践しました。2回間違えたら ★★ になるというわけです。これは後で、苦手なところを検索しやすいからです。

 私は、答練も模試も相当な時間をかけて復習をしました。答練や模試に出た部分には、突き合わせのうえテキストに緑のアンダーラインを引いていました。答練や模試に出るということは本番での出題可能性が高いわけですし、テキスト該当箇所を緑のアンダーラインで特定することにより、今後通読する際にポイントを絞って効率的に読むことができると考えました。

(4)苦手克服ノートの作成
 学習の最初のうちは、ノートを作成すると無駄になることが多いのでやめたほうがよいと思いますが、私は、ある程度学習が進んで苦手部分が明確になった段階でノートを作成しました。作成し始めたのは中間模試が終わった頃だったと思います。これも100枚のB5ノートに、科目別にシートを分けて書き込んでいきました。

 たとえば、過去問で何回も同じ間違いをしてしまうもの。重要だがどうしても覚えられない数字などを、書き込んでいくというわけです。答練解説についている重要事項のまとめ表なども、「決して、こういう資料をもらったことで満足してはいけない。」という塾長の教えのとおり、ノートに切り貼りして覚える対象としました。

 8月に入ってからはこのノートに重要情報、苦手情報を一元化することに注力しました。本番の試験に持参したのは、結局このノート1冊だけです。


■試験を終えて
 時間がない中で自分が合格できたのは、すべて塾の指導のおかげで、本当に正しい予備校の選択をしたと思います。
 本番では、選択の健保と労一の問題には「やられた。」と思い、「いままでやってきたことが無駄になったかもしれない。」と戦意を喪失しかけましたが、夏風邪で頭痛が酷くなるなか、なんとか択一の問題に食らいついていきました。
 終わってみれば、選択は全科目4点以上、択一は全科目5点以上の、完全合格でした。
  <選択> 基安4 ,災4 ,雇5 ,労5 ,社5 ,健4 ,厚4 , 国4  35点
  <択一> 基安9 ,災8 ,雇8 ,労社一8 , 健6 ,厚5 , 国9  53点

 私の勤務する会社では、自己啓発を奨励しており、社労士試験合格を指定社外資格試験の最上位グループに位置づけております。私は、合格した事実を社内では誰にも話しておりませんでしたが、2月になって、「社労士試験合格者」として氏名が社内報に掲載されたことから、多くの人から「おめでとう!」と言われ、合格したことを改めて実感し、本当にうれしく思いました。

 民間企業に勤務し、責任ある立場にあって、あまり学習時間がとれない40代以上の方にとって、私の体験談が参考になれば幸いです。




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