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合格体験記

2008年 合格体験記

『 「合格」という希望を離さない 』
座しきわらしさん


1. はじめに

 私は、17年、18年、19年、20年と4回目の受験で合格しました。受験勉強生活を振り返り、最も大きな後悔は、勉強期間が数カ月しかなかった17年の受験を、「今回は試験がどんなものかわかればいいや」と早々に諦めてしまったことです。こんな姿勢では、何一つ得るものはありません。知識が身に付かないのはもちろんのこと、学習方法を確立することの難しさ、勉強時間の捻出のしかた、直前期がどのくらい苦しいか等、本気で取り組んで初めてわかる事です。17年の受験は、不合格であっただけでなく、18年につながるものは何も掴めずに終わってしまいました。「本気でやること」、全てはここから始まります。

2. 私の受験勉強の環境

 私がIDEの塾生になったのは19年からです。18年は、他校に籍を置きながらIDEの短期ゼミを受けました。その18年においてもメール上でM先生の親身で的確なアドバイスを頂くことができたお陰で、18年は18年のベストを尽くすことができました。

 19年、20年は、時間はたっぷりありました。私は10数年来神経症で、その回復が順調になり「もう一度やりがいのある仕事をしたい」と思い始めた頃、不図した事から社会保険労務士という職業を知り、賭けてみることにしました。その頃は、普段の勉強に何の支障もないくらいに回復しておりましたが、多少の不安要因が残っており、19年、20年は、直前期は仕事をしませんでした。家族には全面的に支えてもらいました。そのような状況の下で精一杯勉強しました。

3. 私の受験勉強の進め方

 20年に受講した講座は、通信Pコース(基本+答練+法改正+中間・最終模試)、白書・統計ゼミ、合宿です。私は、基本講座は当然の当然(井出先生が注意を促すところはよく出る)、模試2つは必須(目標得点を定めて取り組みました。復習を徹底)、法改正と白書・統計は時間のセーブ・効率性の面で超有効(講義自体が大変おもしろい)、合宿はハードですが、それまでの勉強を充実させて仕上げをするような気持ちで臨めば効果抜群(国年の予想問として井出先生が提示された未出題項目が的中。苦手な労基、労災で手応えがあり、本試験で新記録達成-各7/7、6/7)、といった感触を持っています。

 恥を忍んで私の成績の軌跡を記します。17年)選択22・択一19、18年)30・30、19年)35・48、20年)33・53です。目標の56点に届かず残念ですが、IDEでの2年間においてかなり伸びたと思います。何故伸びたか、理由はシンプル。①勉強方法が分かり、実行したこと、②IDEという環境を最大限に活用したことです。その辺のポイントを述べてみたいと思います。

(1)過去問の徹底活用
 塾が勧める方法で突合せを行い、テキストと過去問のリンクを勉強の「核」としました。どの学校のどの指導者も「過去問をやりなさい」とは言うけれど、あのような効果的なやり方を教えてくれるところは他にあるでしょうか。テキストを読む時は、論点を強く意識しました。過去問を解く時は、必ず論点を書き出しました。間違った問題、あいまいな問題は必ず基本テキストに戻りました。この労力を惜しんではいけません。また、過去問の解説も精読しました。超直前期は、問題文そのものも、合宿等で指示された問題と自分でピンときた問題は、選択を意識してマークしながら音読をしました。音読はあらゆる教材で行いました。音読は記憶に残り易く、一瞬ドキッとする問題でも、なんとか思い出すことができ得点することがあります。

 1~2回転目はテキスト→過去問、3回転目以降は過去問→テキストとしました。一般常識以外は、4~5回転はしました。それでも残る間違いやあいまいな箇所は更に回せるだけ回し、本試験まで×で終わる問題を無くすことを目指しました。それでも×で終わった問題は10科目で5、6問あったでしょうか。

(2)質問・学習相談制度の活用
 私は、本当に塾に頼りました。気軽に質問したことはもちろん、勉強の進め方でわからなくなってしまった時も遠慮なく相談させてもらいました。「電話で質問なんてドキドキしちゃう」「なんて質問したらいいの」などと尻ごみする人がいますが、心配無用です。IDEの先生はどなたもとても優しいです。「この問題の論点は何でしょう?」「ここはどういう意味でしょう?」で十分だし、質問したい事がうまく言葉にならない時も、先生と話しているうちに整理されることもありました。

 この制度は実に有難いものです。一例を挙げます。初め、私にとって年金は、M先生の表現を借りると「宇宙の言葉」だったのですが、18年の「年金特訓ゼミ」のお陰で「やれるかも」と感じ始め、19年のライブ「年金特訓ゼミ」で年金アレルギーを克服し、興味を持ちました。20年は「年金特訓ゼミ」は受けませんでした。その代わり、不明な点はどんどん電話で質問をしました。随分ずれた質問も多かったと思います。しかし、S先生は私のその「興味」を十分に汲んで下さり、いつも、実に懇切なる「授業」をして下さいました。お陰様で、苦闘しながらも意欲を持続でき、20年の厚生年金の成績は選択・択一ともに満点でした。模試で択一0点だったこともあるのに、です。本試験で厚年に差し掛かった時、不思議と肝が据わった感覚がありました。最も集中できた科目だったかもしれません。

 学習相談でも大変お世話になりました。勉強方法、模試に対する心構え等で迷った時は、時間のロスが嫌だったので塾に電話しました。その都度冷静で的確なアドバイスと熱い励ましを頂きました。また、講義や「じゃあなる」などで発信されるものと一味違う、私にオリジナルなアドバイスを頂くこともありました。塾に相談することが、再び全力で勉強する気力を取り戻す一番の近道でした。

 IDEは、ただ待っているだけでも合格に必要なものは全て与えてくれます。しかし、IDEの最も特筆すべき校風は「求めよさらば与えられん」であり、皆様にもその校風の下合格に向かって邁進して頂きたいと思います。

(3)その他有効だった事
複数科目を並行して勉強する。
例)労災に進んだ頃、労基の過去問もやり直す。ガイダンスで説明されたとは思いますが、時折塾に相談するのも良いと思います。8月突入前後からは「毎日10科目」の死守。この2点の実行により、特定の科目に固執する癖を正し、再び基準点不足に遇わずに済みました。井出先生に深謝。

「弱点リスト」の作成。
科目毎に弱い項目と頁を記しておき、見直した日付を記入。出来るだけ見直すようにしました。10科目もあるので、モレ防止に有効。

4. 不安・緊張

 私の場合、上述の事情がありましたので、受験勉強中はかなり強い不安と緊張を覚えることがあり、その対処に苦心しました。しかし、これは大なり小なり全受験生の悩みでしょうから、参考に供すべく思うところを述べてみたいと思います。

 まず、不安な自分を受け入れましょう。今は人生を賭けた真剣勝負をしているのです。真剣を手にして恐れを抱かない人はいないでしょう。要は、不安・緊張に支配されないことです。支配されないとはどういうことか。不安・緊張のために勉強できないという状況に陥らないことです。いくら強い不安の中にあっても、勉強を続けることです。不安でフリーズしそうになっても、1問、2問、1頁、2頁と進んでゆくことです。心理と行動を分けるのです。多少能率は落ちますが、進み続けましょう。もし不安のために一日勉強を休んでしまったら、貴方のその不安は翌日間違いなく倍加します。逆に、不安・緊張の中にあっても勉強を続ける姿勢を貫けば、間違いなく貴方を強くします。8月になって、いよいよしんどくなってくるとき、「今までがんばってきた自分のためにここで負けるわけにはいかない」と内なる声を聞く貴方になっているでしょう。本試験でどんな問題が出ようとも、何が起ころうとも、その日の16:40までは、「合格」という希望にしがみついて離さない貴方になっているでしょう。

5. 最後に

 時間が有限であることを痛感する中、3年、4年と成し得るかどうかわからない事に賭けることは、時折無性につらかったです。しかし、合格に至るまでのその貴重な時間を、IDEにおいては最大限有意義に過ごせたと心より感謝しております。学ぶ楽しさ、やればできるという自信、井出先生の名講義によって膨らまされる社労士という職業に対する抱負と誇り(なってもいないのに)、数々の感動がありました。だから乗り切れました。私にとって、i.D.E.社労士塾はまさに母校。先生方は恩師。合格は卒業。母校IDEの益々のご繁栄をお祈り申し上げます。そして、塾生の皆様! IDEで学んでいること自体がアドバンテージです。その利を生かし、思う存分自分自身に納得のいく勉強をして下さい。そうすれば合格は至近距離です。どうぞご健闘を!!




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